「天皇陛下に岩手、東京、福井、愛知、熊本の各都県知事が地方事情を御説明 高市総務大臣に随行」
本日午前10時45分から天皇陛下、皇太子殿下に5都県の知事から各地の課題について御説明申し上げた。
取り次ぎ役の総務省からは高市早苗総務大臣、松下副大臣、事務次官と私の4人が出席した。
本日午前10時45分から天皇陛下、皇太子殿下に5都県の知事から各地の課題について御説明申し上げた。
取り次ぎ役の総務省からは高市早苗総務大臣、松下副大臣、事務次官と私の4人が出席した。
今朝開かれた自民党税制調査会 正副・顧問・幹事会議で平成28年度税制改正大綱が消費税軽減税率を除いて了承された。
消費税軽減税率は自・公両党の幹事長に任されたが、本日引き続き交渉が続いている。
「2015年12月10日(木)副大臣公務日誌」
(午前)
●自民党税制調査会 正副・顧問・幹事会議へ出席(@党本部)
●天皇陛下、皇太子殿下への5都県知事による地方事情のご説明の取り次ぎ役を務める高市大臣に随行(@皇居)
(午後)
以下副大臣室で
●佐原愛知県豊橋市長から広域連携への財政支援について要望を受ける
(根本幸典衆議院議員、太田房江参議院議員が同行)
●総務省の平成27年度補正予算について(レク)
●総務省の平成28年度当初予算について(レク)
●人事案件について(決裁)
●V-Lowマルチメディア放送の認定について(決裁)
朝7~8時、武蔵小金井駅北口で五十嵐京子市長候補の応援。稲葉市長、木村都議、市議も駆けつける。選挙開始3日目なので反応が出てきた。
8時04分武蔵小金井駅発の電車で自民党本部へ、党税調も大詰めだ。
ペンディングになっていた自動車取得税廃止にともなう措置、車体課税も自動車税環境性能割として新設。環境に与える負荷が少ない自動車及び軽自動車をグリーン税制として軽減することに。自動車取得税が総額1,100億円だったが、新税は900億円程度に。
経済産業省の自動車産業育成の立場と地方財源確保の総務省、COP21などで地球環境対策を進めたい環境省など、知恵の出し合いだ。
午後の税調小委員会で、本決まりになったのを見届け、夕方から小金井市長選挙へ。
<自民党税制調査会 小委員会>
「2015年12月9日(水)副大臣公務日誌」
(午前)
●自民党税制調査会 正副・顧問・幹事会議へ出席(@党本部)
(午後)
●地方税勉強会へ出席(@党本部)
●自民党税制調査会 小委員会へ出席(@党本部)
本日、朝の自民党税制調査会正副・幹事会議を経て、午後の小委員会で廃止が方向づけられた。
この制度は都が地方法人事業税として課税・徴収した税そのものの一部を国に移管し交付税として、全国の都道府県に人口等で譲与税として再配分するという制度だ。
企業の集積度合によって、都道府県間に税源が偏在しているので調整するといういわゆる”水平調整“だが、一旦課税・徴収したものを国に納付し、国が再分配することとなると税を負担する都民には説明がつかない。
課税権について、疑義があるとされていた。都は石原知事時代に国相手に訴訟をおこそうとした。訴訟費用が膨大であきらめた経緯がある。
3年間の暫定措置として始まったが、ようやっと7年目に解決のメドがついた。制度は廃止されるが、地方公共団体間の財源調整は必要との認識は税調全体では強く、この制度に代わる措置として法人住民税法人税割の一定割合を地方交付税の原資とする措置をとることになった。
<自民党税調小委員会へ出席>
「2015年12月8日(火)公務日誌」
(午 前)
●自民党税制調査会 正副・顧問・幹事会議へ出席
(午 後)
●地方税勉強会へ出席
●自民党税制調査会 小委員会へ出席
「2015年12月7日(月)副大臣公務日誌」
(午前)
●地元から国会見学へいらした皆さまをご案内
●12月10日予定の都道府県知事による天皇陛下への地方事情のご説明等について(レク)
●衛星放送等における4K、8K放送導入のスケジュールについて(レク)
(午後)
●消防大学校、消防研究センターを視察
●木幡校長、山田センター所長から業務概要の説明を受ける
●警防科98期生60名の学生を激励、企画訓練を視察
●大規模火災実験棟を視察
●水陸両用バギーへ試乗
●消防団長科第68期生26名の入校式で激励の挨拶、記念撮影
本日、小金井市長選挙が告示。13日投開票まで7日間の選挙戦が始まった。
本日12時過ぎより武蔵小金井駅前で出陣式。五十嵐京子市長候補の応援に舛添要一東京都知事をはじめ、西東京市長、東大和市長、武蔵村山市長、あきる野市長、日の出町長ら多摩地区の首長が駆け付けて五十嵐京子を激励。
ゴミ問題が典型だが、「三多摩は一つ也(なり)」で、お互いに協力してやってきた。信頼のできる人物が市長になって欲しいと訴えた。
知事は「東京オリンピック・パラリンピック、ラグビーワールドカップを迎え、市と都の協力は不可欠だ」と大勢集まった聴衆に演説。
市長は五十嵐京子、市議は吹春やすたか。13日投開票日まで訴えてゆく。
<信頼のできる政治家を!と訴える>
<五十嵐京子候補よりお訴え>
<舛添要一都知事から激励>
朝9時から自民党税制調査会の正副・顧問・幹事会議が開催され、総務副大臣として出席。
自民党税調の事務局は、国税が財務省主税局、地方税は総務省自治税務局である。原案の作成から税調審議を経て取りまとめまでを担当している。
総務副大臣は、事務方として出席なので発言できない。
今日、地方税での主たる議題は、地方法人課税の自治体間による偏在をどう是正するかが第一の議題だ。
法人住民税等は法人の所得などに課税するのたが、景気に左右されて大きく変動する。さらに法人の本社等が所在する大都市、とりわけ東京に集中している。これを一定程度ならして偏在性を緩和しようという論議だ。
これは東京から地方へ財源を移す話である。当然、東京は反発している。東京は首都であり、眼に見えない行政需要も多いという理屈だ。
東京対地方の対立の構造だ。
第二の議題は、COP21がパリで開催されている。CO2削減、地球温暖化対策は、石油、石炭等排出減の抑制対策だけでなく合わせて、吸収源である森林を積極的に育成することが大事。
森林保護育成のための費用を全国民に負担してもらおう。そのためには、住民税の中に付加して新しい税をつくったらどうかといえ議論だ。
この方向性には賛成するものの、具体案が難しくさらに検討することとなる。
【2015年12月5日(金)】副大臣公務日誌】
(午前)
●自民党税制調査会 正副・顧問・幹事会議へ出席(@自民党本部)
(午後)
●地方税勉強会へ出席(@自民党本部)
以降、総務副大臣室で
●長友調布市長から東京都市区長会の都市税制についての要望を受ける
●京都北部の市町間連携について(レク)
●個人番号カードの補正予算案について(レク)
●独立行政法人制度の新たな特例について(レク)
中央線が事故で不通との情報、総武線で行こうと早めに自宅を出る。
三鷹駅に着いたら、高円寺で人身事故により総武線が停まったとの放送。1~2番線には当分電車は着きませんとのアナウンス。
改札口を入ったスペースは通勤客で満員、中央線ホームへの入場制限が始まった。
タクシーで荻窪まで行って地下鉄でと考えてタクシー乗り場に。行列は12~3名だがタクシーが来ない。5~6分に1台がやっと。
そのうち総武線が運行再開の報に、また駅のホームに。通勤客であふれていたが、なんとか乗車。
車両はドアから5つある椅子を跳ね上げ式の車両だ。人間を貨物のように立錐の余地もなく詰め込める車両だ。つかまるところもなく、両手を合わせて五郎丸を決め込む。
ようやく動き出したが、吉祥寺、西荻窪とホームが満杯。車内はラッシュ。中野駅から東西線に乗り換える客が降り、やや込具合が緩和。中野駅、47分遅れとの車内アナウンス。
新宿が近づくと今度は、山手線渋谷方面行きがドア故障で停まっているという。思わず車内の何名かが舌打ち。
四谷は遠かったが、官邸での副大臣会議には間に合った。
<副大臣会議@官邸(奥から2番目)>
【2015年12月3日(木) 副大臣公務日誌】
(午前)
●副大臣会議へ出席(@総理官邸)
以下、総務省副大臣室で
●高野府中市長の訪問を受ける
●沖縄県与那国町の状況について(レク)
●地方税の税制改正について(レク)
●地方自治法施行令等の一部を改正する政令案について(決裁)
本日、沖縄県与那国町の外間(ほかま)町長が総務省を訪問された。与那国島は石垣島から117km、台湾から111kmの国境の島だ。
9月28日の台風は観測史上4番目の大きさで風速81m、10棟が全壊244世帯が一部損壊したとのこと。全島で町民1,500名、850家族だから相当な割合だ。
「81mは私も初めて体験しました。戸締りして家の中にいても、風圧でガラスが破れ屋根が飛ぶんです。家の中でも風呂場とかトイレとか壁のある所に避難するのです。」
「幸い昼間だったのですが、夜なら犠牲者が出ていたと思います。」
「被災した人は”結(ゆい)”があり、その”結”の皆さんがお世話するんです。」と町長さん
与那国島民の太い絆が生きる力だ。ご苦労がありますね。と再会を約して別れる。
与那国島には、来年からは自衛隊150名が駐屯し防人(さきもり)の島となる。
「2015年12月2日(水)副大臣公務日誌」
(午 前)
・自民党税制調査会正副・顧問・幹事会議へ出席(@自民党本部)
(午 後)
・地方税勉強会へ出席(@自民党本部)
・沖縄県与那国町長の訪問を受け、交流(@総務省副大臣室)
・平和祈念資料館を視察(@新宿)
・統計センターを視察(@新宿総務省第2庁舎)
・次期通常国会総務省提出予定法案の検討状況について(レク)
・総務大臣・地方6団体会合へ出席(@総務省)
男女共同参画会議に高市総務大臣の代理で出席。
本会議として、男女共同参画社会の形成の促進に関する施策の基本的な考え方について答申案が示され、審議が行われた。
私は、塩﨑厚労大臣、馳文科大臣、岩城法務大臣に次いで総務省の立場で発言。
「女性活躍推進法に基づき、全ての公共団体は来年の3月末までに、行動計画を策定する必要があります。
総務省は各地方公共団体に助言、協力する立場で推進します。
地方公共団体においては、子育て、介護、街づくりなど住民生活に密着した行政を担って、女性の視点で活躍をしています。
既に市町村では女性の採用が多いようですが、問題は管理職試験を受けないことであります。引き続き、地方公共団体の自主性を尊重しつつ、意欲的な取り組みを促進していきます。」
と述べた。
「2015年12月1日(火)副大臣公務日誌」
(午 前)
・男女共同参画会議へ高市大臣の代理出席(@総理官邸)
(午 後)
・「地方公共団体情報システム機構」を視察
全国住民の基本4情報(氏名、住所、生年月日、性別)を扱う住基ネットが極めて強固なセキュリティのもとに運用されている様子を確認。
西尾理事長ほか役員、幹部から業務説明を受ける。
以降、総務省の副大臣室で部局からのレク、決裁
・第4次地方分権一括法に伴う総務省関係政令案について(決裁)
・12月2日開催の総務大臣・地方六団体会合の内容について(レク)
・地方財政の健全化及び地方債制度の見直しに関する研究会報告書について(レク)
・公共施設最適化事業債の第1次同意等分の状況、今後の見通しについて(レク)
・公的年金支給開始年齢が平成28年4月から62歳へ引き上がる地方公務員の雇用と年金の接続について(レク)
・12月の副大臣会議の内容について(レク)
・次期通常国会における総務省提出予定法案等について(レク)
・地方税の税制改正の状況について(レク)
上野駅常磐線ホームは、昔ながらの終着駅の雰囲気が残る。懐かしい。
朝一番、いわき市の泉駅で降りて訪問した先は、泉玉露(いずみたまつゆ)にある応急仮設住宅。富岡町から避難されてこられた151世帯275名が入居している。
集会所に約30名の入居者の方々が集まってくださった。一緒にふるさとの歌「富岡わが町」も歌った。みんな元気そうだが、つらい話はしないという。
続いて、いわき市役所を訪問。いわき市は、被災当初から多くの被災者を受け入れ、福島県の復旧・復興へ大きく貢献している。
清水市長ほか市の幹部と意見交換し、市長から数々の実態に基づく要請を受けた。高市大臣に伝えることを約束。
午後には、楢葉町を訪問。楢葉町は今年9月5日に立入制限が解除された。福島第一原発事故以来4年以上に渡る避難生活を乗り越え、徐々に帰町が始まっている。現在、町民の5%が帰還しているとのこと。
松本町長ほか町の幹部と意見交換したあと、町役場に隣接する「ここなら商店街」を視察。昨年7月に立入制限区域内にオープンした仮設商店街で、付近にはコンビニが2軒開店している。お客さんは主に7,000人を超える作業員の方々だそう。
引き続き、町復興拠点(コンパクトタウン)の整備予定地を視察。新しい街のシンボルにしたいと張り切っている。
そして、モックアップ施設(楢葉遠隔技術開発センター)へ。ここは、福島第一原発の廃炉措置に向け、実寸大の格納容器を模擬した試験施設での実証実験や災害対応のロボット研究を行う施設だ。
ある意味では世界で最も進んだ、ここにしかない施設だ。バーチャルリアリティで炉内の状態を再現している。
最後は、大熊町の帰宅困難区域内にある中間貯蔵施設予定地を視察。福島県内の除染で生じた放射性物質を含む土壌等を30年間まで保管する施設だ。
高台に登ると、福島第一原発がすぐそこに見える。クレーンが林立しているが見える。まさにこれからだ。
視察を終え、いわき駅から特急ひたち24号で帰京。20時前に上野に戻った。
<泉玉露応急仮設住宅集会所で入居者の方々を激励>
<楢葉町で松本町長ほか幹部の方々と意見交換>
<楢葉町役場隣接地にある仮設商店街「ここなら商店街」を視察>
<楢葉町モックアップ施設を視察>
<大熊町の帰宅困難区域内の高台から中間貯蔵施設予定地を眺める>
本日三鷹市公会堂で三鷹市主催の認知症の理解を深める啓発イベント「第4回認知症にやさしいまち三鷹」が開かれた。
認知症サポーター養成講座や講演会に、100名を超える多くの住民が集まった。
私は14時20分頃、講演会が始まる前の時間を頂戴して、マイナンバー制度の広報や、最近懸念が広がっているマイナンバー制度に便乗した詐欺について注意喚起を行った。
「マイナンバー関係の手続きで、国や自治体の職員が皆さまの家族構成、資産や年金・保険の状況などを聞くことはありません。少しでも不審に思われたら、すぐに警察等へご相談を」
「2015年11月29日(土)副大臣公務日誌」
(午後)
三鷹市の認知症啓発イベントに参加して、マイナンバー制度の広報や便乗詐欺を注意喚起
<清原三鷹市長らとともに認知症啓発イベントに参加>
本日午後3時10分から6時30分まで総理官邸2階大ホールにおいて政府主催の全国知事会議が開催され、高市大臣、森屋政務官とともに出席した。総務省が主管官庁である。
閣僚との懇談会では16名の知事より内政全般にわたって意見が開陳され、関係閣僚が答弁した。
途中、経済財政諮問会議で総務大臣が席を外し、総務省に対する
① マイナンバーとセキュリティ対策
② 大都市における特別区制度の拡大
の2項目の要望については、私が大臣に代わって答弁した。
マイナンバーのセキュリティ対策は、専門家不足で市町村だけでは対処できないので、都道府県ごとに自治体情報セキュリティクラウドを作ってもらい、それを総務省が全面的にバックアップする仕組みを早急に立ち上げることを答弁した。
午後5時30分からは安倍総理を交え、総理、石破地方創生大臣、加藤一億総活躍大臣、高市総務大臣との間で対話が行われた。
冒頭、安倍総理より
① 企業は最高益、有効求人倍率も全都道府県で最高、高知県では統計を取り出してから一度も倍率が1を超えてなかったが、今回初めて超えた。
② さらにGDP600兆円、一億総活躍社会を目指して、本日午前の閣議で補正予算の編成を指示した。
③ 都道府県に地方創生仕事会議を設置する
④ ハローワークの地方移管を含めて前向きに検討し、地方創生につなげたいとの所感が述べられた。
今日は、朝9時10分から官邸で安倍総理出席のもと行政改革推進会議が開催され、高市大臣の代わりに出席した。
続いて午前中には議員会館で厚生労働省から民泊をめぐる状況、農林水産省から農山漁村で自然体験活動の予算の来年度の見通しをヒアリング。
官邸、議員会館、総務省副大臣室を行ったり来たりの一日だった。
「2015年11月27日(金) 副大臣公務日誌」
(午 前)
① 第20回行政改革推進会議へ出席(@総理官邸)
② 総務省新型インフルエンザ等対策本部会合(訓練)の実施
新型インフルエンザの国内発生を想定した訓練。内閣を挙げての訓練に併せ総務省で実施。本部長の大臣が総理官邸での訓練に詰めたことから、総務省の訓練は本部長代理の私が主宰
(午 後)
③ 例月の統計調査結果(消費者物価指数等)についてレク
④ 聴覚障害者向けインターネットTVについてレク
⑤ 平成27年度消防白書についてレク
⑥ 南海トラフ地震等の緊急防災対策への財政支援について高知、和歌山両県知事ほかから要望
⑦ 統計法施行令の一部改正についてレク
⑧ 税制改正(地方税)についてレク
⑨ 政府主催全国知事会議へ出席(@総理官邸)(15:10~18:30)
<首相官邸にて全国知事会議に出席>
地域の一般家庭や製造業で必要とされるエネルギーは、実は熱の需要が主だ。しかし、熱エネルギーは送配電する距離が長いと減衰しやすい。このような長距離送配電や発電に伴う利用効率、設備稼働率は、大きな課題とされてきた。
分散型エネルギーインフラプロジェクトは、自治体が主導してこのような課題に応えようとするものだ。
バイオマス等地域で発熱して地域に供給すると、熱効率が上がる。さらに化石エネルギー等と比較すると、地球温暖化対策としてCO2削減にもつながる。
主導的な役割を果たす市町村に対し、国は総務省中心に、資源エネルギー庁、林野庁、環境省等関係省庁が連携しながらバックアップする体制をとった。
本日、開催された「自治体主導の地域エネルギーシステム整備研究会」では、熊本県南関町をはじめ、青森県弘前市、長崎県対馬市の事例が紹介された。
まさにThink Globally, Act Locally!だ。
こういう一つ一つの積み重ねが大事だ。
「2015年11月26日(木)副大臣公務日誌」
<8:00~9:15>
●地方税勉強会(@自民党本部)
<10:20~12:15>
部局からのレク、決裁
●自治財政局財政課、公務員部給与能率推進室(特別交付税について)
●大臣官房企画課(総務省新型インフルエンザ等対策訓練について)
●自治財政局地方債課(緊急防災・減災事業債について)
●行政管理局管理官室(行政改革推進会議の開催について)
<13:00~13:45>
●自治体主導の地域エネルギーシステム整備研究会へ出席
<15:00~15:30>
●東京都議会自由民主党宇田川幹事長他幹部の皆さまから伊豆諸島5村(利島村、新島村、神津島村、御蔵島村、青ヶ島村)における超高速ブロードバンド早期整備に関する緊急要望を受ける
<15:30~17:00>
・部局からのレク、決裁
●自治財政局調整課(新国立競技場について)
●大臣官房個人番号企画室(三鷹市でのマイナンバー広報について)
●大臣官房企画課(男女共同参画会議の開催について)
●情報通信国際戦略局国際政策課、国際協力課(海外出張について)
シリアのIS攻撃をめぐって混乱の輪がさらに拡大している。
ロシアがシリア国内のISの根拠地を攻撃するため飛行中のスホイ24戦闘機をトルコ空軍F16が撃墜したとのニュース。大国同士が空中戦を行ったのは数10年振りだろう。
ときあたかもテロ攻撃されたフランスが空母を派遣、同調して英国も空母を派遣してISに対する共同作戦を行なう矢先のことである。
総ての始まりは2013年8月シリアのアサド政権が毒ガス攻撃した時世界のスーパーパワー米国のオバマ大統領は空爆をすると言明したがその後ロシアの仲介で中止した。
軍事力抜群の米国が名言したことを実行しない影響はとてつもなく大きかった。
以来いずれの国からもISからもオバマ大統領の足下を見透かされることになった。悲劇の始まりだ。
さらに今回は大国の正規軍同士の戦いだ。国際秩序の崩壊は予想もつかない結果をもたらす。エスカレーションしないことを期待する。
「2015年11月25日(水)副大臣公務日誌」
13:00~16:50
●部局からのレク、決裁
●郵政行政部郵便課・日本郵便株式会社(郵便物の遅配について)
●情報流通振興課(次期常会提出法案について)
●地域力創造グループ地域政策課(全国知事会議の開催について)
●総合通信基盤局電波政策課(特定秘密の指定について)
●消防庁予防課(住宅の一部を民泊に活用する場合の消防用設備等について)
14:30~15:00
●平成27年度自治会等地縁による団体功労者総務大臣表彰(@総務省地下2階講堂)へ出席
受賞された皆さまを前に、総務大臣の式辞を代読、表彰状・記念品を贈呈
16:35~16:50
●月例経済報告等に関する関係閣僚会議(@総理官邸)へ出席
内閣府政策統括官や日本銀行総裁から最近の経済指標や金融資本市場の動きについて報告を受ける
本日正午より、公明党の税制調査会が開かれ、山口代表、斎藤税制調査会長ほか幹部が出席され、総務副大臣として挨拶。
「地方住民税が所得に累進せず、一律10%にフラットになって以来、地方税は地域社会を維持するための会費という位置づけがはっきりしてまいりました。」
「今年度は、地方法人課税や車体課税の見直しなど様々な課題がありますが、固定資産税の減免とゴルフ場利用税の削減は実施しないで下さいとの声が上がっています。とりわけゴルフ場利用税は財政力の弱い町村から強く要請されております。地方財源の確保のためご理解を賜りますようよろしくご審議下さい。」
と発言した。
「2015年11月24日(火) 副大臣公務日誌」
12:00~12:15
●公明党税制調査会へ総務副大臣として、岡田財務副大臣とともに出席
13:00~16:00
●「秩父基幹道路建設促進議員連盟」及び「水と森林を守る秩父地域議員連盟」から地球温暖化対策のための税の使途として、森林吸収源対策等に使えるようにする税制改正要望を受ける
●秋田県東成瀬村 佐々木村長、村議会議長、副議長から地方税財源の充実に関する要望を受ける
●部局からのレク、決裁
地域力創造グループ地域情報政策室(自治体情報セキュリティ対策について)
公務員部福利課(地方議会議員年金について)
「2015年11月19日(木)副大臣公務日誌」
13:30~14:45
・さいたま市長から税制改正や地方交付税、地方債に関する要望を受ける
・東京都東久留米市長、武蔵村山市副市長、羽村市副市長から級地区分、地域手当の
見直しの要望を受ける
・東京都三鷹市長、奈良県三宅町長、高知県いの町長から国保制度改善強化全国大会
での決議を受けて国保の財政基盤強化への支援等の要望を受ける
15:00~15:50
・担当副大臣として、地方公共団体金融機構を視察、業務説明を受けるとともに、職
員を激励
「2015年11月18日(水)副大臣公務日誌」
13:00~14:30
・省幹部連絡会議へ出席
・部局からのレク
自治財政局調整課、自治行政局住民制度課、地域情報政策室
自治税務局企画課(地方税に係る税制改正について)
15:00~16:00
・東京都が主催する平成27年度統計功労者表彰伝達式、第63回統計グラフコンクール表彰式へ出席
来賓として出席し、受賞者に対し、大臣表彰を伝達、大臣祝辞を代読
<総務大臣表彰を伝達>
<統計グラフコンクール参加者の皆様>
今朝8時より、政調観光立国調査会が開かれ、日本ホテル協会、日本旅館協会よりインターネット民泊について意見を聞く。
ホテルと旅館協会の話
・旅館業法や消防法に基づいて、防災・防火、衛生管理、防犯等、全般にわたって施設設備を整備し利用客の安全を図ると共に、感染症対策やテロ対策の一環として宿泊名簿の保管や外国人のパスポートのコピー等を管理している。
・インターネットによる民泊が野放しになるなら、旅館業法の必要性はなくなる。イコールフィッティングにして欲しい等の意見が出された。
この会議は合計6回になったが、私は前回に引き続き次のように発言した。
「治安や秩序、安心、清潔感など目には見えない日本社会の価値を失ってはならない」
「フランスパリでテロ事件があったが、犯人はベルギー経由で入国したらしいが、フランスでは民泊を禁止する措置はあるのか、観光庁はよく調査して欲しい。」
「宿泊者が居住用マンションの一室で、感染症のパンデミックが起こったら、居住者全体を封鎖しなければならずパニックになる。」
「建築基準法や消防法など不特定多数の人を宿泊させる場合の規制と居住用マンションの規制は異なるのでは?」
~国交省より、住居系の用途では旅館は出来ないと答弁
「テロ対策は水際作戦が大事という意見は大事で、入国管理や税関を強化する法律改正を行った。しかしそれだけでは防げない。国内の旅行者の適正な把握が必要。」
~警視庁より、ホテル、旅館は把握出来るが、インターネット民泊は把握出来ないとの答弁
「前回の東京オリンピックでも同様の措置をとったと記憶しているが、オリンピックなど特定の時期の訪問客の急増は、期間を区切って市区町村を通じて、ホームステイを募集するなどの措置をとることになるのではないか。」
さらに引き続き具体的な規制を含め検討していくことになった。
「2015年11月17日(火)副大臣公務日誌」
13:30~16:00
・第3回政策評価審議会へ出席
副大臣就任後初の審議会。担当副大臣として古賀政務官とともに審議会委員の皆さまに対してご挨拶。
・第4回独立行政法人評価制度委員会へ出席
副大臣就任後初の委員会。担当副大臣として古賀政務官とともに委員会委員の皆さまに対してご挨拶。
・その他、部局からのレク、決裁
公務員部給与能率推進室(地方公務員給与について)、
政策統括官(統計基準担当)
本日15時から、総務省主催による地方議会活性化シンポジウム2015が開かれ、私は主催者の代表として出席した。
基調講演は、徳島県神山町でまちづくりを実践するNPO法人グリーンバレー理事長の大南信也氏から。全国に名を馳せる神山プロジェクトの取組に耳を傾けた。
会場には、人口831人、議員定数6人の奈良県黒滝村議会から、人口1,280万人、議員定数127人の東京都議会まで総勢341人が集まった。
規模に大きな差がある地方議会議員の皆さまが一同に介して、白熱した議論を交わすその光景は実に壮観で、まさに地方自治の多様性を現しているかのようだった。
<議会活性化シンポにて主催者を代表してご挨拶>
「2015年11月16日(月)副大臣公務日誌」
14:00~14:40
・第60回簡易水道整備促進全国大会へ出席
来賓として、とかしき厚生労働副大臣に続いてお祝いのご挨拶を述べる。
15:00~15:55、18:00~18:45
・地方議会活性化シンポジウム2015へ出席
冒頭、主催者を代表して歓迎のご挨拶とともに、基調講演を伺う。
夜の交流会でもご挨拶とともに、地方議会議員の皆さまと大いに懇談。
本日市原市で緊急消防援助隊全国合同訓練が行われ、総務副大臣として出席。各種訓練を巡視、激励し、終了式では主催者を代表して挨拶した。
参加規模は、県内応援を含む緊急消防援助隊約570隊約2,500人に、警察、自衛隊、海上保安庁等の実働部隊約300人を加えた相当大規模なものだ。
3.11で火災が発生したコスモ石油千葉製油所では、石油事故を想定した訓練が行われた。当時火災が発生したガスタンクは、ガスを入れ替えるため水を注入していて通常の2倍以上の重量があり、支柱が座屈してパイプから引火したという。
今回の訓練では、護岸では毎分3万リットルの放水ができる高圧放水車が海水を放水したり、海上保安庁のヘリが桟橋に取り残された人を空から救助するなど、立体的訓練を行った。
内陸のメイン会場となる市原スポレクパーク隣接地では、航空機火災、ビル倒壊、列車、地下街、トンネル、劇物毒物(NBC)対策、津波等、ありとあらゆる被害を想定して訓練が行われた。
土砂流や田んぼなど泥濘の中でも走れる、全国に1台しかない全地形対応型の「レッド・サラマンダー」等最新の消防車両も投入された。北海道や沖縄からはフェリーに消防車を乗せて2泊しながら参加した隊もあった。
3.11で大活躍した緊急消防援助隊は、各市の消防本部の精鋭で組織されているが、全国から一同に集まった際の役割分担、指揮命令系統がきちんと機能していなくてはならない。そのため、全国各地で数県単位のブロック毎の訓練を毎年行い、5年に1度全国規模の訓練を行う。
消防は市の仕事(東京は東京消防庁)だが、極めて大規模な災害が発生した場合に各市に応援要請するのは総務省消防庁長官である。
緊急消防援助隊は、20年前の阪神淡路大震災を契機に組織されたが、4年前の東日本大震災、今年の豪雨災害、鬼怒川堤防決壊でも大活躍して国民の信頼を得ている。
今日は、朝7時に自宅を出て、現地には9時~12時15分まで、森田健作千葉県知事、高橋淳全国消防長会会長(東京消防庁消防総監)らと共に巡視、激励した。
<森田健作知事、高橋淳消防総監らと巡視>
<3.11での火災を経て新設されたLPGタンク>
<高圧放水車による海水を使った放水訓練>
<航空機火災の消火活動訓練>
<全国に1台しかないレッド・サラマンダー>
「2015年11月14日(土)副大臣公務日誌」
9:00~10:00
・コスモ石油千葉製油所で石油コンビナート等災害対応訓練を巡視、参加隊を激励。
10:00~11:30
・市原スポレクパーク隣接地でメイン総合訓練を巡視、参加隊を激励。
11:30~12:15
・緊急消防援助隊全国合同訓練終了式で主催者を代表して挨拶。
今朝8時から自民党本部で、農林関係団体から平成28年度の税制改正についての要望を聞く会があった。
農業関係団体から3団体、林業が3団体、食品産業団体から3団体が意見陳述した。
全国農業協同組合が先頭きって、都市農業振興基本法制定を受けて都市農地にかかわる固定資産税の軽減を訴えた。
10年前に国会議員になった時は、自民党農林水産部会が中心で、都市農業などまったく問題にされてなかったが、今は全農の税制改正要求のトップに語られるのだ。
今までの努力の跡を振り返り、感慨深い。
「2015年11月13日(金)副大臣公務日誌」
10:00~11:30
・群馬県川場村外山村長が来訪
・部局からのレク、決裁
自治行政局、行政評価局、行政管理局、自治財政局
15:00~17:00
・インドネシア村落・後進地域開発・移住省 マルワン ジャファル(Marwan Jafar)大臣、アンワル サヌーシ(Anwar Sanusi)事務次官らの表敬訪問を受ける
・京都府舞鶴市長から京都府北部地域連携都市圏推進の要望を受ける
・全国過疎地域自立促進連盟(会長:溝口善兵衛島根県知事)から平成28年度過疎対策関係政府予算・施策に関する要望を受ける
・部局からのレク、決裁
自治財政局、総合通信基盤局
<インドネシア大臣、事務次官らと懇談中>
朝の中央線の混雑は半端ではない。つり革や握り棒にも手が届かないで揺られて行くときもある。
今朝も相当混んでいた。つり革が掴めない時は、手のひらを合わせて高くし、見えるようにしている。
誤解されないように用心、用心。
四谷駅で一緒に降りた地元の顔見知りが笑いながら「五郎丸をしているのね」
その通りですよ。
本日、高市大臣が参議院予算委員会に出席のため、代わって秋の叙勲伝達を行った。
全国で574名が受賞され、本日の伝達式には受賞者256名とその配偶者195名が出席した。受賞者はみな正装で、緊張感と誇らしさに溢れていた。とりわけ消防団は基本的にはボランティアだ。ご家族の支えがなければ、ここまで来られなかっただろう。
市長時代から数々の表彰をしてきたが、やはり叙勲伝達は別格だ。本人もご家族もこの日は人生最大の栄誉の日だ。
伝達者が体調を崩したり、遅刻したりして厳粛なムードに水を差すようなことがあってはならない。万が一の電車の遅延も考慮に入れて出勤し、早めに総務省へ入った。ここならニッショーホールまで歩いても行ける。
モーニングに着替えて余裕を持って会場に入った。伝達式では、受賞者の輝く顔を拝見して大いに感銘を受けた。
「2015年11月11日(水)副大臣公務日誌」
10:00~10:20
・全国市議会議長会指定都市協議会から地方税財源の充実等の要望を受ける。
11:00~11:30
・平成27年秋の叙勲伝達式へ出席
総務大臣の式辞を代読し、受賞者へ叙勲を伝達。
12:00~13:00
・第59回町村議会議長全国大会へ出席
内閣総理大臣、衆議院議長、参議院議長、地方創生担当大臣、全国町村会長とともに来賓として招かれ、総務大臣の祝辞を代読。
13:30~15:30
・岩手県道路整備促進期成同盟会から要望を受ける
・部局からのレク、決裁
自治税務局、郵政行政部、行政評価局、消防庁
<平成27年秋の叙勲伝達式にて>
本日正午よりJET(The Japan Exchange and Teaching Programme)で全国各地で活躍した交流員が日本に一時里帰りして総務省に表見訪問した。
高市大臣が予算委員会出席なので代わって表敬を受ける。出身はカナダ、イギリス、アメリカ、ニュージーランド、南アフリカ、韓国等10ヶ国11人だ。各々若い世代でかつ明るく勢いがある。
土屋「日本の滞在中は楽しかったですか?」
交流員「地域の方がやさしく親切で楽しかったです」
土屋「南アフリカと日本はラグビーW杯で戦い、思いもかけず世界の強豪スプリングボックスに勝ちました。貴方はどっちを応援しましたか?」
南ア出身交流員「半々です」と笑いながら・・・・。
土屋「百聞は一見にしかずという諺が日本にはあります。長期滞在を経験したことによって日本を肌で感じられたと思います」
若いアメリカ人通訳が「百聞は一見にしかず」が訳せない。そこで「シーイング イズ ビリービング」と発言したら伝わった。
JETプログラムは総務省が昭和62年から29年間にわたって世界中の若者を招待し全国の市町村へ送るプログラムだ。これまで計世界65ヶ国、約62、000人に上る。プログラム終了後各々母国へ帰り日本の親善大使の役割りを果してくれている。
東京オリンピックにはまた来てくださいねと再会を約束した。
2015年11月10日(火)副大臣公務日誌
11:00~11:20
・東京都特別区議会議長会から地方税に関する要望を受ける
11:50~12:15
・JETプログラム経験者里帰り事業を通じ、10か国11名から表敬訪問を受ける
12:30~12:45
・自民党本部で地方税勉強会へ出席
13:30~13:50
・第99回全国市議会議長会評議員会へ出席
石破地方創生担当大臣に続いて総務大臣挨拶を代読
<JETプログラム経験者の皆さんと>