本日、午後4時より自民党政調、国土強靭化総合調査会第100回目の会合が衆議院第一議員会館大会議室で盛大に開催された。
この会は自民党が野党時代の平成23年10月21日に第1回が開かれ、4年余りに亘って各界の有識者に講師になっていただき、今回100回目の記念すべき会合が開かれたのである。
講師には防災土木関係の専門家に止まらず、地球物理学やエネルギー、森林ゲノムや宇宙技術等多方面にわたった。
私は浪人時代の第1回目から参加し80回ぐらい参加した。
そのきっかけは平成23年3月11日の東日本大震災と大津波が襲う以前から、二階俊博議員が大震災の津波対策が大事だと着眼し、議員立法で「津波対策基本法」を提出していたのを知っていたからである。
故郷和歌山が度々津波に襲われていたのでライフワークとして取り組んでいたのだ。
自民党が野党に転落して政権復帰まで10年かかるだろうと言われた時期に、当時72歳の当選9回を超える老練な派閥の会長でもある二階先生が初志に帰り若手、中堅のような振舞いで「津波対策基本法」を立案提出したのに感銘を受けた。浪人中だった私も「是非」と思い参加し続けたのでる。
民主党は野党だった自民党が提出した「津波対策基本法」を棚ざらしにしていたが、3,11の大津波がきて、ようやく一部修正して可決・成立した。
国土強靭化総合調査会は最初マスコミから公共事業の族議員と揶揄されたが、その批判を乗り越えて国土強靭化基本法、首都直下型地震対策基本法、南海トラフ地震対策法の三本の法律を議員立法の法案として提案、可決成立した。その法案に従って逐次事業化されている。私は首都直下型地震対策基本法の提案者となった。
今日の午後5時からの記念パーティーには安倍総理、谷垣幹事長、大島衆議院議長も駆けつけて祝意を述べた。
安倍総理は「民主党のコンクリートから人へは国民に分かり易いスローガンだったが誤ったスローガンは国民の認識を誤らせ国民生活に打撃を与える」と自戒の言葉を述べ、二階会長の国土強靭化総合調査会が果たした前向きの仕事こそ政治だと評価した。
「2015年11月5日(木)副大臣公務日誌」
9:10~9:40
・総理官邸で第2回副大臣会議へ出席
9:45~10:10
・総理官邸にある危機管理センターを視察
10:25~11:30
・部局からのレク
消防庁総務課、地域力創造グループ地域政策課、自治行政局国際室、
大臣官房会計課、行政管理局管理官室(独立行政法人担当)、
自治税務局都道府県税課
11:30~12:00
・長崎県諫早市 宮本市長、市議会議長、市商工会議所会頭からの要望受け
14:30~15:00
・日本下水道協会、全国町村下水道推進協議会共催 下水道事業促進全国大会へ出席
総務大臣の祝辞を代読。奥山仙台市長(日本下水道協会会長)に10年ぶりにお目にかかる
<二階先生とパーティーにて>
<総務大臣の祝辞を代読>