直言!土屋正忠のブログ

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【2016年3月7日(月) 副大臣公務日誌】

(午後)

(副大臣室にて)

●平成28年2月18日の衆議院総務委員会で行われた高市総務大臣の所信におけるTPP協定発言に関する再質問主意書について(決裁)

●種々打合せ(日程、報告等)

(日本消防会館にて)

●日本消防協会役員等交流会に来賓として出席し挨拶

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「北朝鮮の人々が受けている深刻な苦難への深い懸念を表明~国連安保、中国ロシアを含む全会一致の決議」

本日4日朝9時から、政調北朝鮮核実験問題対策本部等の合同会議があり、外務省等から次のような報告があった。

北朝鮮による1月6日の核実験と2月7日の長期距離弾道ミサイル発射に対して、国連安全保障理事会が3月3日(日本時間)、全会一致で決議案(2270号)を可決した。

この決議は、カネ、ヒト、モノの輸出入、出入国、送金等ほぼ全面的に禁止する内容だ。

カネ、ヒト、モノの出入の90%は国境を接する中国または中国経由だが、今回はいつも距離を置く中国も決議に賛成し、ロシアも加わり全会一致となった。

この決議どおりの措置が実施されれば、北朝鮮は相当窮地に追い込まれるだろう。さらに海上、航空輸送の規制、貨物検査も決議案におり込まれた。

さっそく、今朝北朝鮮は最大級の批判の声明を出したという。

今回の決議が特徴的なのは、「北朝鮮の人々が受けている深刻な苦難への深い懸念」がおり込まれたことだ。

これに関連して、日本の吉川国連大使は日本人拉致問題について発言して国際社会にアピールした。

昨夜から今朝にかけてのテレビの報道では、北朝鮮の暴発のおそれを言及するコメンテーターもいたが、核ミサイルの完成配備の方がはるかに深刻だ。

北朝鮮は弾道ミサイルに搭載できるような原爆の小型化は完成していないというのが専門家の見方だが、完成してからでは遅いのだ。

そのような危機感を共有しているからこそ、中国も厳しい制裁決議に賛成したのだろう。

 

【2016年3月4日(金) 副大臣公務日誌】

 (午後)

(副大臣室にて)

●かんぽ生命の新規業務の認可について(決裁)

●郵政民営化法施行令の一部を改正する政令案の調整状況について(レク)

●種々打合せ(日程、報告等)

(都市センターホテルにて)

●第20回防災まちづくり大賞へ出席し、主催者を代表して挨拶とともに総務大臣賞を授与

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【2016年3月3日(木) 副大臣公務日誌】

(午前)

(総理官邸にて)

●副大臣会議に出席

復興庁長島副大臣による来年度からの東日本大震災復興基本方針案の説明に続いて、私から被災地で復興事業が本格化するなか、引き続き携わる人員不足が続いており、総務省としては被災地外の自治体へ応援職員の派遣要請を行っており、各省庁にもご理解、ご協力を賜りたい旨発言

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(午後)

(議員会館にて)

●行政機関個人情報保護法等改正法案について(レク)

●種々打合せ(日程、報告等)

 

 

 

 

 

 

【2016年3月2日(水) 副大臣公務日誌】

 (午後)

(東京国際フォーラムにて)

●第20回ふるさとイベント大賞最表彰式に、来賓として出席し挨拶とともに最優秀賞を授与

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(総務省副大臣室にて)

●統計局・統計センターの地方移転の検討状況について(レク)

●行政機関等の保有する個人情報の適正かつ効率的な活用による新たな産業の創出並びに活力ある経済社会及び豊かな国民生活の実現に資するための関係法律の整備に関する法律案の調整状況について(レク)

●年金積立金管理運用独立行政法人法等の一部改正について(レク)

●京都北部地域の大学連携について(レク)

●日本消防協会主催定例表彰式(3/8)について(レク)

●防災まちづくり大賞(3/4)について(レク)

●SMAP騒動と放送法に関する再質問主意書について(決裁)

●種々打合せ(日程、報告等)

【2016年3月1日(火) 副大臣公務日誌】

(午前)

(総務省副大臣室にて)

●1月分の労働力調査、家計調査、消費者物価指数について(レク)

●国際フォーラム「行政苦情救済&オンブズマン」及び国際研修の開催について(レク)

●第20回ふるさとイベント大賞表彰式(3/2)について(レク)

●すべての子どもの安心と希望の実現に向けた副大臣等会議(2/23開催)の事後対応について(レク)

●公共サービス基本法の運用に関する質問主意書について(決裁)

●種々打合せ(日程、報告等)

(午後)

(衆院内第17委員室にて)

●衆議院総務委員会へ総務副大臣として出席

(衆議院本会議場にて)

●衆議院本会議に出席

総務省提出、地方税法改正法案、地方交付税法改正法案が採決

●衆議院議院運営委員長、与野党国対委員長等、自民党幹事長に対して、高市大臣らと衆議院での地方税法改正法案、地方交付税法改正法案採決に伴う御礼の挨拶回り

「京都北部丹波・丹後5市2町を視察。連携して地方創生のモデルに」

2月27(土)、28日(日)、総務副大臣として、京都北部丹波・丹後地方の5市2町を視察した。

随行は、総務省市町村課長、国土交通省から国土政策局長、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局から参事官の混成チームだ。

新幹線京都駅から京都府副知事以下のメンバーが加わり、福知山市を皮切りに綾部市、舞鶴市、宮津市、京丹後市の5市と伊根町、与謝野町の2町を二日間で視察した。

7市町の総面積は2086k㎡。東京都全体に匹敵し、そこに30万人の人口だ。7人の市長、町長がリレー方式で現地を案内、現場で課題を聴取した。

●福知山市

明智光秀の福知山城が街のシンボル。由良川の洪水対策と公立大学設置について要望を聞いた。私立大学が経営難で撤退するのを市が肩代わりし、平成28年度から公立大学としてスタートさせるという。小規模な私立大学として毎年定員割れしていたのだが、公立大学にするという方針を決めたら、50名の定員に1500名もの応募者があったという。平成29年には、定員200名にしたいと張り切っている。

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●綾部市

グンゼ(群是)の発祥の地。工業集積がある。「国是、県是、郡是」、国や地域には是非があるという公共奉仕の信念に基づいた会社の創業だという。域内の中小企業のために、公設検査、技術支援センターを中心に産業の活性化を図っている。

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●舞鶴市

戦前から軍港として栄え、現在は海上自衛隊と海上保安庁の母港として発展。旧海軍の赤レンガ倉庫群を活用して街の活性化を図りたいと張り切っている。

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●宮津市

天橋立は有名。伊勢神宮のもとになった古い元伊勢籠神社があり、天橋立とはその参道のこと。天橋立は東洋のモンサンミッシェルということで世界遺産登録を目指す。毎年200万人以上が訪れる一大観光都市。

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●京丹後市

10年前に6町が合併してできた日本海に面した都市、農業が盛んでとりわけ絹織物を「かいこ」の生産から始めようと張り切っている。廃校となった小学校校舎を改修して、信州大学、京都工芸繊維大学と協力して「かいこ」の人工飼育センターをつくった。かいこのエサの桑の葉がしげる時期は、春から夏なので年中人工飼育するには、人工のエサが必要。世界で初めての試みと張り切っている。

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●伊根町

伊根町は若狭湾に突き出た2000名の小さな町だ。湾の入口が南に面していて、冬の北風を防いでくれる自然の良港だ。漁業が中心だが、現在は観光にも力を入れている。1階が船の格納庫で2階が住家の「舟屋」という独特な建物。そこを改造して観光客の宿泊やレストランに使っている。実に新鮮なアジの刺身の昼食だった。

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●与謝野町

与謝野町は農業と織物の街だ。養蚕と高級織物の「ちりめん」の産地として有名。現在でもちりめんの生産に携わっている家が450軒もあるという。京都に出荷すると「西陣織」として超高級ブランドになる。有機農業などの意欲的な農法を実践する農家も多く、なんと農家戸数が900軒を超えるという。

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途中、第三セクターの京都丹後鉄道を見学したり、実り多い視察だった。総務省は市町村を支える役割ですと言って別れた。これを政策にするのが我々の仕事だ。

 

【2016年2月29日(月) 副大臣公務日誌】

(午後)

(衆議院本会議場にて)

国会へエジプト・アラブ共和国エルシーシー大統領をお迎えしての演説を伺う

(東京グリーンパレスにて)

●第31次地方制度調査会第3回総会に総務副大臣として出席し、ご挨拶。

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(総務省副大臣室にて)

●行政機関個人情報保護法等改正法案の根回しの状況について(レク)

●衆議院選挙制度改革の一環として重複立候補制度及び議員定数の見直しに関する質問主意書について(決裁)

●職員の海外出張について(決裁)

●種々打合せ(日程、報告等)

【2016年2月26日(金) 副大臣公務日誌】

(午前)

(総務省副大臣室にて)

●7:30~ 衆議院総務委員会答弁について(レク)

(衆議院院内にて)

9:00~12:00 衆議院総務委員会に総務副大臣として出席

 (午後)

(衆議院院内にて)

●13:00~14:30 衆議院総務委員会に安倍内閣総理大臣を迎えての審議。総務副大臣として出席

●14:30~15:00 衆議院総務委員会に総務副大臣として出席

(議員会館にて)

● 職員の海外出張の決裁

●種々打合せ(日程、報告等)

<安倍首相、森屋政務官と答弁に臨む>

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「副大臣はリリーフ投手。万が一に備えて予算委員会の答弁レク。朝6時から総務省。」

本日、衆議院予算委員会分科会が8時から一斉に開会。

総務省幹部は昨夜から各党の質問取りに追われている。総務省所管の予算委員会第二分科会は朝8時から夜19時まで。1人30分、質問者20人合計10時間の長丁場だ。1人あたりの質問事項は平均7~10問、合計150問近い。質問取りと回答が整ったのは早朝2時30分。

高市大臣も早朝4時過ぎから大臣室に入り、答弁書を読みレクを受けている。

副大臣の私はリリーフ役だ。
朝4時30分に起床して5時18分の中央線に乗り四ッ谷駅で秘書官が出迎え、6時に副大臣室に入る。

直接、私を指名しての質問項目は原課の担当課長から直接レクを受けると共に、大臣の答弁書も読み込む万が一のリリーフ役だ。

午前8時の分科会には高市大臣が元気で出席。私は院内テレビを見ながら待機。「備えあれば憂いなし」だ。

 

【2016年2月25日(木) 副大臣公務日誌】

(午前)

(総務省副大臣室にて)

●6:00~ 衆・予算委員会第2分科会での答弁について(レク)

 (午後)

(総務省副大臣室にて)

●13:30~ 激甚災害の指定について(決裁)

京都府北部地域への出張について(レク)

●種々打合せ(日程、報告等)

(衆議院院内にて)

●16:00~19:00 衆議院予算委員会第2分科会(総務省案件)に総務副大臣として出席し、

16:00~16:30自民党 大西英男衆議院議員

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16:30~18:00公明党 角田秀穂衆議院議員

17:30~18:00おおさか維新の会 松浪健太郎衆議院議員

18:30~17:00自民党 今枝宗一郎衆議院議員

の質疑に対しそれぞれ答弁

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「首都を定める法律がない。制定すべきでは?~総務委員会でおおさか維新の会 足立康史議員の質問」

昨日、朝9時から午後5時まで、昼の休憩をはさんで7時間、衆議院総務委員会が開催され副大臣として出席。

ユニークだったのは、おおさか維新の会足立康史議員の質問。

「都道府県や市町村の県庁や市役所の位置を決めるには、2/3の特別議決が必要と法律で定めてある。中央官庁の場所を決める法律がない。首都法をつくり首都の定義をして、その中で決めたらどうか?」

首都を取り扱う官庁はないが、国家行政組織法の所管は総務省であり、内閣官房の内閣人事局の共管だ。

高市総務大臣は、「国家行政組織法は所管たが、官庁の位置や首都の定義は総務省の所管かどうかわからない。大きく立法府で議論すべきでは」と慎重な答弁。

萩生田内閣官房副長官は、「大変興味深く拝聴、地方自治体は合併を行っているので、役所の所在を条例で定め、2/3の特別議決としている。国は明治以来、政府が東京におかれている」と答弁。

私は50年行政にたずわってきた者としてと前置きして、次のように発言した。

「明治以来、江戸時代には藩が300、自然村が7万ありました。明治22年に市町村制度が法定された時は、47道府県と18000市町村でした。合併を重ね、現在では1741市区町村です。県名や県庁所在地を定める時など、様々な議論がありました。」

「福岡県は県名を福岡にするか博多にするか大論争があったと聞いています。近くでは、長野県を作ったときに、県庁を所在地を長野にするか松本にするか揉めました。また最近では、平成3年都庁を有楽町から新宿に移転する時、都議会で大議論があり2/3特別議決をとりました。」

「一方、国は法律の特別な定めがありませんが、明治2年(1869)天皇陛下が京都から東京に移られました。通説ではありませんが、天皇陛下のいらっしゃるところが首都という有力な考え方もあります。」

「首都について、明治以来の歴史的に明白な厳然たる事実があるので、法律として定める必要がないという考え方もあります。」と述べた。

 

【2016年2月24日(水) 副大臣公務日誌】

(午前)

(総務省副大臣室にて)

●8:00~ 衆議院総務委員会の答弁について(レク)

(衆議院院内にて)

●9:00~12:00 衆議院総務委員会に総務副大臣として出席し、自民党務台俊介衆議院議員、中村裕之衆議院議員の質疑に対しそれぞれ答弁

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(午後)

(衆議院院内にて)

●13:00~17:00 衆議院総務委員会に総務副大臣として出席し、おおさか維新の会足立康史衆議院議員の質疑に対し答弁

(総務省副大臣室にて)

17:00~

●平成27年国勢調査人口速報集計結果公表について

●統計局の地方移転について(レク)

●選挙制度について(レク)

●種々打合せ(日程、報告等)

【2016年2月23日(火)副大臣公務日誌】

(午前)

(総務省副大臣室にて)

●衆議院総務委員会の答弁について(レク)

(総理官邸にて)

●すべての子どもの安心と希望の実現に向けた副大臣等会議に出席

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(衆議院院内にて)

●衆議院総務委員会に総務副大臣として出席

 (午後)

(衆議院院内にて)

●衆議院総務委員会に総務副大臣として出席

(総務省副大臣室にて)

●愛知県議会議長、自民党団長、自民党幹事長から地方法人税の偏在是正について要請を受ける

●独立行政法人統計センターの平成28年度年度目標について(レク)

●平成28年2月18日の衆議院総務委員で行われた高市総務大臣の所信におけるTPP協定発言に関する質問主意書について(決裁)

●平成28年度版「地方財政の状況」(地方財政白書)について(決裁)

●放送法第4条に関する諸問題についての質問主意書について (決裁)

●種々打合せ(日程、報告等)

「西岡真一郎小金井市長のHPで小金井市政への実績の第一が中央線の高架事業推進とある。事情を知る市民から本当ですかとの問い合わせ。」

政治家は自分の実績を誇張するものだが、40年に亘って中央線高架化事業に携わってきた私の記憶には西岡氏の印象はまったくゼロだ。

改めて事実を明らかにするため経過を書きます。

●昭和44年 JR中央線荻窪~三鷹間、高架複々線事業完成。その後、三多摩各市は三鷹~立川間連続立体複々線推進協議会を結成し、東京都・国に働きかけるも特別区23区同様「地元自治体負担ゼロ」を主張していたため停滞を続けていた。(全国のルールでは都道府県5割、市町村5割負担。尚、特別区23区は固定資産税・都市計画税を都が課税しているため負担ゼロとなる)

●昭和54年 鈴木俊一・都知事当選、都の財政再建を果たす。

●昭和57年 鈴木俊一知事の下、マイタウン構想によって中央線高架化事業の具体化に向けた調査が始まる。

●昭和58年 土屋正忠・武蔵野市長が当選。同年秋、沿線6市の市長会議で地元負担やむなしと土屋市長が主張、沿線各市は地元負担を容認する方針に変更。当時の市長は小金井市・保立市長、三鷹市・坂本市長、国分寺市・本多市長、国立市・谷市長、立川市・岸中市長であった。翌年、東京都市長会にて正式に地元負担を決定し、負担割合は都7割、市3割に決定した。

●昭和61年11月 国鉄分割・民営化関連法の成立により、国鉄が全国6社とJR貨物の計7社に分割が決定。高架化事業は一旦凍結される。

●昭和62年4月 東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)が誕生。

●昭和63年 鈴木俊一東京都知事、水村一郎都議会自民党幹事長らが奔走し、JR中央線三鷹~立川間連続立体化事業の具体化に向けて取り組む。その年の12月に、土屋正忠・武蔵野市長がJR東日本本社を訪問し、細谷英二投資計画部長に都との協議再開を要請。

●平成元年1月 JR東日本の松田昌士常務が都知事を訪問し、具体化に向けて協議することに合意。

●平成元年 平成元年度予算に東京都が1億円の調査費を計上。都・JRで調査委員会発足、委員長は新谷洋二・東京大学教授が就任し、具体的調査が始まる。

●平成3年4月 鈴木俊一都知事が四選を果たし事業化を強力に推進

●平成6年 同年5月に都が都市計画決定。平成7年11月に国が事業認可。

●平成7年4月 青島幸男・東京都知事当選。

●平成11年3月 青島都知事のもと起工式。同年4月石原慎太郎氏が東京都知事となる。同月、稲葉孝彦・小金井市長就任。

●平成12年 武蔵小金井駅北口で、工事クレーンを生産緑地に建設するため、租税特別措置法の改正を小金井市・稲葉市長と武蔵野市・土屋市長が橋本龍太郎元総理大臣に陳情。

●平成13年 租税特別措置法の改正法が成立。生産緑地内への工事クレーン設置にともなう課税が免除となり、支障なく工事をすすめられることになった。

●平成22年 三鷹~立川間連続立体交差事業の工事完成。踏切が解決される。事業総額1700億円余りのうち、750億円が国庫負担金である。

●平成25年度 事業化の清算が行われ、JR東日本・国・都・地元沿線市の負担金が確定。

以上がJR中央線三鷹~立川間連続立体交差事業の重大な場面での出来事である。

私は武蔵野市議、武蔵野市長、衆議院議員として40年間、様々な係わり合いを持ったが、西岡真一郎氏がこの事業に貢献したことはまったく記憶にない。

市長職は世の中の基準となるべき重大な職務だ。これでは国・都・JR等関係者から信用されないだろう。

【2016年2月22日(月)副大臣公務日誌】

(午後)

(総務省副大臣室にて)

●福井県西川知事から特別交付税の要望を受ける

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●すべての子どもの安心と希望の実現に向けた副大臣等会議の開催について(レク)

●第6次地方分権一括法案について(レク)

●種々打合せ(日程、報告等)

【2016年2月19日(金)副大臣公務日誌】

(午前)

(総務省副大臣室にて)

●平成27年9月関東・東北豪雨災害で被災した茨城県の10市町の首長等(合田守谷市長、高杉常総市長、吉原坂東市長、大久保八千代町長、橋本境町長等)から特別交付税の要請を受ける。(岡田広参議院議員、永岡佳子衆議院議員、田所嘉徳衆議院議員同席)

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●第31次地方制度調査会への答申の概要について (レク)

●東京都特別区への児童相談所設置の義務付けの検討状況について(レク)

●東日本大震災被災地への職員派遣状況の紹介方策等について(レク)

●独立行政法人の職員宿舎見直し実施計画の取組状況について(レク)

●情報公開・個人情報保護審査会の国会同意人事について(レク)

●人事案件の任命について (決裁)

●種々打合せ(日程、報告等)

「3.11被災地に6年目の平成28年度も都区市合わせて200名の職員を送りますとたのもしい言葉~東京都総務局長来訪」

昨日、東京都の中西総務局長が総務省を来訪。

岩手、宮城、福島の三県の被災市町村に都から83名、区から99名、市から20名の合計200名超の職員を応援派遣いたしますとの報告。

ありがたい。さすが、東京都。

被災各市は、復興事業の真っただ中。普段の10倍以上の予算も応援職員がいなければまわっていかない。

一方送り出す側は、もう5年も経ったのだからという気持ちになっても不思議ではない。

そこで、高市早苗大臣名で全国の知事、市区町村宛てに職員派遣のお願い文を発出。今、集約中だ。

トップをきって東京都からの報告。区長会会長の西川太一郎荒川区長からも電話があり、「前年並みに出すぞ」「新たに渋谷区も派遣する」とのうれしい報告。

来月11日には、東日本大震災5周年追悼式が行われる。

 

【2016年2月18日(木) 副大臣公務日誌】

(午後)

(院内本会議場にて)

衆議院本会議へ出席し、ひな壇において平成28年度地方財政計画、地方税法改正法案、地方交付税法改正法案への質疑に対する高市総務大臣の答弁をチェック

(院内第17委員会室にて)

衆議院総務委員会へ出席

高市総務大臣から大臣所信を説明、松下副大臣から平成28年度総務省関係予算概要を説明

(議員会館にて)

●種々打合せ(日程、報告等)

「2016年2月17日(水)副大臣公務日誌」

(午前)

(副大臣室にて)

●東日本大震災被災地への職員派遣要請等に関し、東京都総務局長、行政部長、市町村課長と面談

●東京都武蔵村山市の特殊財政需要について(レク)

●地方分権改革に伴う地方独立行政法人法の一部改正について(レク)

 (午後)

(大臣室にて)

●省幹部連絡会議へ出席

(副大臣室にて)

●愛知県大村知事から地方法人課税の偏在是正について要望を受ける

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●栃木県馬場副知事から特別交付税の要望を受ける

●行政機関個人情報保護法等改正法案について(レク)

●独立行政法人評価制度委員会について(レク)

●行政不服審査会について(レク)

●マイキープラットフォームによる地域活性化方策検討会(第1回)について(レク)

●当面の国会日程について(レク)

(特別会議室にて)

●個人番号カード・公的個人認証サービス等の利活用推進の在り方に関する懇談会(第3回)へ出席

「石井国交大臣へ申入れ―東京都連パラリンピックトイレ問題WT」

本日11:30~自民党東京都連パラリンピックトイレ問題WTのメンバーで、稲田政調会長、遠藤オリパラ大臣に引き続き、同様の提言を石井国交大臣へ行なった。

<石井国交大臣へ説明>

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<国交大臣室でパラリンピックトイレ問題WTのメンバーと>

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【2016年2月16日(火) 副大臣公務日誌】

(午後)

(衆議院内にて)

●衆・本会議へ出席

(総務省副大臣室にて)

●FMラジオ放送局における政見放送の取扱いについて(レク)

●地方法人課税の偏在是正に伴う愛知県への影響について(レク)

●第3回個人番号カード・公的個人認証サービス等の利活用推進の在り方に関する懇談会について(レク)

●労働力調査、家計調査(2月公表分)について(レク)

●選挙権年齢の引下げと選挙運動の在り方の見直しに関する質問主意書について (決裁)

●放送法第4条第1項の政府見解に関する質問主意書について(決裁)

●選挙権年齢の引下げと選挙運動の在り方の見直しに関する質問主意書 について(決裁)

●若年就業者の実質所得に関する質問主意書について (決裁)

●種々打合せ(日程、報告等)

「大変なことが多い人を略して大人という。『ぐっすり』がいちばんの『くすり』。ずっと一緒にいられないから今はずっと一緒にいよう-小金井市第二中学校学校公開。」

学校公開があって小金井市立東小学校と小金井市立第二中学校、そして武蔵野市立関前南小学校に参観に行った。

小金井二中の壁に生徒の心に残る言葉が書いてあった。

「大変なことが多い人を略して『大人』」

なるほど心に残る言葉だ。

小金井市立東小学校では昔の生活の再現で、「糸車」で繭から糸を紡いでいた。二組合同の体験学習だが、じっと児童が注視している。小金井公園の東京江戸建物園から糸車を借りてきたという。

驚いたのは保護者の数の多さだ。どの教室にも入りきれなくて、廊下まで溢れている。

武蔵野市立関前南小学校は道徳学習だ。

二年生は食物連鎖の中で、キツネの言葉で「食べないと自分が死んでしまう」と語らせ、生命の大切さを教えている。二年生では相当難しいか?

四年生は家族の役割と大切さ。

五年生はイチロー選手の活躍と努力。

六年生は坂本龍馬「世界に目をむけんといかん」、新渡戸稲造「私は太平洋の架け橋になりたい」と世界に目をむける教育だ。

公立小中学校は日本の宝だ。

「土屋副大臣が武蔵野市長在任中、一番心がけたことは何ですか? 私も参考にしたいと野志松山市長」

総務省には日本各地から、知事、市長、町村長や各地の議員が面会を求めてやってくる。

個別の陳情には、主に副大臣、政務官が分かれて対応をする。年度末を控えて来客が数多い。

昨日陳情に、四国愛媛県松山市の野志市長さんが来られた。

松山市は四国最大都市で、人口は50万人を超える。夏目漱石の小説「坊っちゃん」の舞台となった道後温泉が名高い。年間88万人も訪れる人気温泉だ。

私が武蔵野市長を6期勤めたことを良く知っていて、話が弾み市長時代のモットーを聞きたいとの事。

そこで次のように答えた。「市長は大勢の部下を率いて、政策を決定していく立場で組織の基準です。職員以上に働かなければなりません。職員の2倍働き、3倍考える」「そのためには自分の足で歩く、自分の頭で考える、自分の財布を使うことをモットーにしていました」

「変化は必ず地域に現れます。国の施策を先導する先進的な地域政策は、市内を歩き、よく見ることから始めなければなりません。職員より良く地域を知ることです」と申し上げた。

野志市長さんは、2期5年目で民間出身の48歳若い市長さんだ。熱が入り15分の予定が30分に超過してしまった。

再会を期して別れる。知事、市長、町村長には、国を思い、地域を思う人材が多い。気持ちの良い一刻だ。

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「北朝鮮のミサイル発射でわかったことは、日本単独の抑止力などあり得ないことだ」

北朝鮮弾道ミサイルはテポドン2の派生型と呼ばれるが、発射訓練を繰り返すうちに段々精度が増してきたようだ。

一昨日開かれた自民党政調、北朝鮮核実験・ミサイル問題対策本部では軍事秘密もあり必ずしも詳細に明らかにされなかったが、それ以外の種々の情報を総合して考えると、核爆弾搭載弾道ミサイルへ一歩近づいたのではないか。

1日の核実験はブースト型と呼ばれる強化原爆であると分析された。強化原爆は核分裂型爆弾だが核融合の水爆につながり、同時に小型化も進むという。

小型化した原爆を搭載した弾道ミサイルシステムが完成したらと考えると慄然とする。大量に配備されたら日本にはそれを阻止する軍事的力は無い。

アメリカの核抑止力に頼るのだが誠に不安定な状態だ。

 北朝鮮が予測不能の指導者に率いられた国だけに、私達の万が一の備えをさらに整備しなければならない。

 

2016210() 副大臣公務日誌】

(午前)

(総務省副大臣室にて)

●岡山県伊原木知事から特別交付税の要望を受ける

●愛媛県松山市野志市長、西泉副市長から特別交付税の要望を受ける

●岩手県遠野市本田市長から特別交付税の要望を受ける

●京都北部地域の広域連携に係る視察行程案について(レク)

●消防機関と自衛隊内の消防隊との協定等の締結状況について(レク)

●特定国立研究開発法人による研究開発等の促進に関する特別措置法案について(決裁)

●衛星基幹放送による超高精細度テレビジョン放送の試験放送の業務の認定について(決裁)

●地方公務員の地域手当に係る特別交付税の減額措置に関する質問主意書について(決裁)

●種々打合せ(日程、報告等)

【2016年2月9日(火) 副大臣公務日誌】

(午後)

(衆議院内にて)

衆・本会議へ出席(北朝鮮によるミサイル発射に抗議する決議案を採択)

(総務省副大臣室にて)

●長崎県島原市古川市長から特別交付税の要望を受ける(加藤寛治衆議院議員同行)

●公的個人認証サービス民間活用に係る事業者認定について(レク)

●地方法人課税の偏在是正措置に伴う愛知県への影響について(レク)

●職員の海外出張について(決裁)

●種々打合せ(日程、報告等)

遠藤利明東京オリパラ担当大臣へ申入れ―東京都連パラリンピックトイレ問題WT

本日14:30~自民党東京都連パラリンピックトイレ問題WTのメンバーで

前回の稲田朋美自民党政調会長への申入れ同様の提言を、遠藤利明東京オリンピック・東京パラリンピック担当大臣へ行なった。

遠藤大臣は「提言の内容は十分理解しました。審議会など立ち上げて検討してまいりますので今後とも様々な提言をお願いします。」と

丁寧な応対をしていただいた。この問題は時間との戦いになる。

 

<遠藤大臣へ説明>

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【2016年2月8日(月) 副大臣公務日誌】

(午後)

(総務省副大臣室にて)

●兵庫県伊丹市の藤原市長から特別交付税の要望を受ける

●当面の国会日程について(レク)

●政策評価審議会の検討状況について(レク)

●SMAP騒動と放送法に関する質問主意書について(決裁)

●国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律案及び公職選挙法一部改正法案について(決裁)

●非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部改正令について(決裁)

●一般廃棄物処理施設の整備・維持管理に関する行政評価・監視の結果について(決裁)

●種々打合せ(日程、報告等)

ウドノス20周年に寄せて―「障害を持つ子が生き生きと合奏~音楽の力と指導者の皆さんの愛情と情熱に感謝!!ウノドス20周年おめでとう」

成田さんに誘われて、20年前に武蔵野市民文化会館にウノドスの練習風景を市長として見学した時、自閉傾向児が一生懸命練習していたのを見て驚きました。

昭和40年代の半ばに、わが子と幼稚園で同級となった友人のお子さんも自閉傾向児で、コミュニケーション障害があり多動で、お父さんお母さんが悩み苦労しながら子育てをしているのを見ていました。

また昭和50年代に武蔵野東学園が緑町二丁目で小学校を開設、混合教育を始めた時は、武蔵野市議会議員として教室を見学しました。

そのような経験があったので、ウノドスに通っている自閉傾向児が成田さんの指導で合奏しているのを見て驚いていたのです。

それからしばらくしてウノドスが第1回演奏を吉祥寺のライブハウス「赤いカラス」で行った時は、驚きを通り越して感動でした。

自閉傾向児が各々のパートで熱演し、見事にハーモナイズしているからです。まさに音楽の力と成田さんを始め指導者の情熱と力量を実感しました。

「共働」が出来るのだと。その時以来、ウノドスのファンになりました。

10年前に市長から国会議員となり現場を離れておりますが、今朝(1月28日)も自民党政務調査会教育再生実行本部で、インクルーシブ教育の充実について文科省、学者、実践家等と政策研究を行っております。

今はインクルーシブ教育の制度設計をする立場ですが、ウノドスを始め市長として体験したことが大きな力となっています。

2月7日のウノドスの演奏会を楽しみにしています。また皆様の益々のご活躍をお祈りいたします。

 

<武蔵野公会堂にて20周年記念演奏会>

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北方領土には終戦時3,124世帯、17,291人の日本人が住んでいました―平成28年北方領土返還要求全国大会

本日2月7日は「北方領土の日」であり、北方領土返還要求全国大会が安倍晋三内閣総理大臣の臨席の下、日比谷公会堂にて開催された。

私も毎年参加しているが、わが国固有の領土である歯舞群島、色丹島、国後島、択捉島の四島には終戦時3,124世帯、17,291人の日本人が住んでいた。

戦後70年経った今日に至ってもロシアによる法的根拠のない占拠が続いており、日露間ではいまだ平和条約が締結していない。

安倍総理は挨拶の中で、近々に私がロシアを訪問してプーチン大統領と会談を持ち、北方領土問題を前進させたいと力強く語っていた。

期待して待ちたい。

 

<日比谷公会堂にて>

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「野町和嘉写真展『天空の渚』-人間の撮影から存在そのものに行きついた。南米ボリビアの高地、荒涼たる地平。」

野町和嘉さんの最新の大型作品を展示した写真展が開かれている。

港区海岸の会場はコンクリートが打ちっぱなしの倉庫のような建物。エレベーターもギシギシ動く迫力もの。6階にあがると地球の反対側南米ボリビア高地の荒々しい自然が一挙に迫ってくる。

入口にある難破した船の残骸がわずかに人の痕跡を残している。悠久の自然が人の営為を笑っているようだ。

縦横数mの巨大作品が30数点。ガランとした空間を圧倒している。

アフリカ、中東イスラム圏、中国など世界各地で濃密な人間を描写してきた野町和嘉さんがたどり着いたのが、人間を生かしている地球そのものの描写だ。南米の高地ボリビアの荒涼たる風景、山群、塩湖、氷河、難破船の残骸、わずかに塩湖を渡る遠景の人影1人。

会場を去る時、野町さんが来訪し短い挨拶を交わした。

「5000万画素という最高のデジタルがあって表現できました」

「この倉庫のような大型の会場が空いている期間を確認して制作を始めたのです」

会場には若い世代が多く来て、野町芸術に何かを求めているのがわかる。

一見に値する展覧会だ。

 

場所 Galally 916
東京都港区海岸1丁目14−2 6階
期間 1月15日~2月14日(日)

http://www.nomachi.com/s-tenku.cfm