直言!土屋正忠のブログ

直言!土屋正忠のブログ

「『疎開保険』知っていますか?鳥取県智頭町が発案した大地震などいざという時の疎開保険-全国市町村長サミットに総務副大臣として出席」

「地域の元気創造」全国市町村長サミット2015 in 山形へ出席。

分科会では、地域が元気になるユニークな施策が事例発表されたが、鳥取県智頭町では「疎開保険」を発案。大地震などいざという時に都会の人に来てもらう主旨だが、通常は年会費1万円で1週間ホームステイできるという。都市と農山漁村の架け橋だ。

群馬県川場町は人口90万人の世田谷区と姉妹都市盟約を結び、小学5年生が毎年6,000人2泊3日で川場町の世田谷健康村へ来て農作業などを体験するという。

30年以上前に当時の世田谷区の大場区長によって始まったムラおこしマチおこしプランで、大都市と地方を結ぶWinWinの交流が続いている。自分はきこり出身だという若き外山村長は、バイオマスへも本格的に進出。

世界一住みやすい村を目指すと意気軒昂だ。

<分科会での事例発表に耳を傾ける>

20151019_141725

 

「2015年10月19日(月)副大臣公務日誌」
13:00~17:50

・「地域の元気創造」全国市町村長サミット2015 in 山形へ出席(山形テルサ@山形市)

全国各地から集まった市町村長44人を含む300人を超える参加者を前に、主催者を代表してご挨拶。その後、辻琢也一橋大学副学長による基調講演、市町村長が事例発表や意見交換を行う3つの分科会へそれぞれ参加。夕方には市町村長との交流会でもご挨拶、懇談。

「豪州・フランス・インド・韓国・米国ら5ヶ国が軍艦派遣-堂々の海上自衛隊観閲式」

朝8時から午後4時半まで相模湾で行われた自衛隊観艦式に参加した。旗艦「くらま」は昭和51年就航したヘリ搭載型護衛艦だ。

観閲を受ける艦艇30数隻。最新鋭のイージス艦から上陸用ホバークラフト、機雷掃海艇、潜水艦と多種にわたった。ヘリ5機を同時に運用できる「いずも」も。招待した祝賀航行の外国艦船は豪、仏、印、韓、米と5ヶ国。番外では最近就航した米海軍第七艦隊空母のロナルド・レーガンも近くを航行し華を添えた。

航空機も海自・陸自・空自の戦闘機やヘリ、P3Cなど哨戒機も。結びは空自の誇るブルーインパルスの演技。晴天のなか、堂々の観艦式となった。

旗艦「くらま」は昭和51年就航の船歴40年で、2年後に最新鋭艦と交代だ。

制服自衛官に、途上国で再活用できないのかと聞くと、政治の決めることですがと前置きして、「7000トンのこの船を運航するには修理や備品調達も含め、相当の国力が必要です」との答え。なるほどプロの意見だ。

貴重な深い体験をした。

 

<海自イージス艦と横付けされた韓国海軍艦>

DSCF4897

<観閲を受ける海自護衛艦と祝賀航行する外国軍艦>

DSCF4871

「府中市の製造物産出額8500億円で都内№1-その実力を発揮してテクノフェア開催」

府中テクノフェアが商工会議所などの主催でルミエール府中において開催。

環境・電気機器・情報関連・機械金属・ロボットなどの分野で、53ブースが出展。東京農工大学や電気通信大学など、教育研究機関も参加。

塩と水を電気分解して強酸水を発生させ、手指の消毒に使う機器。アルコールでは除去できないウイルスも殺菌すると言う。原料は塩と水なので無害だ。

「病院で使えるように法改正を」と陳情される。

実力派中小企業のテクノフェアだ。府中は東芝、NEC、サントリーなど製造業の街でもある。

 

<㈱イノフィス社のマッスルスーツで20kgのアレイを持ち上げる>

DSCF4794

 

 

「2015年10月16日 総務副大臣公務日誌」

10:30~11:30 部局からのレクチャー

○マイナンバーについて

○「地域の元気創造」全国市町村長サミット2015in山形の出席について

13:30~14:30

○平成27年度都道府県議会議員及び市町村議会議員

総務大臣感謝状贈呈式(ルポール麹町)の出席

地方議会議員として、35年以上の長きにわたり地方自治の発展に貢献された議員の皆様方に対し、総務大臣の式辞を代読、感謝状・記念品を贈呈。記念撮影

 

<感謝状贈呈式にて>

DSC07949

「2015年10月15日 総務副大臣公務日誌」

10:00~10:40
・平成27年さいたま一日合同行政相談所(浦和コルソ)へ出席
行政相談委員と記念撮影、開所式にて挨拶。その後、各相談ブースを回って各行政相談委員を激励、相談対応状況を視察。

13:30~15:30
・第22回全国女性消防操法大会(横浜市消防訓練センター)へ出席
操法視察。表彰式にて優勝消防隊へ賞状および内閣総理大臣杯。全参加消防隊へねぎらいのご挨拶。

「優勝した福岡県早良(さわら)女性消防隊の皆様おめでとうございます。全国2万5千人の女性消防団員と138万人女性防火クラブを代表して、全国からお集まりいただたき消防操法競技に参加していただいたことを御礼を申し上げます。安倍内閣は『女性の活躍』を掲げております。安倍総理も皆さんの活躍振りを喜んでいると思います。これを契機に益々のご活躍をお祈りをいたします。」

 

<行政相談委員を激励>

DSC07908

<優勝消防隊へ内閣総理大臣杯授与>

DSC07942

 

「2015年10月14日 総務副大臣公務日誌」

午前9時30分~ 部局からのレクチャー

・第22回全国女性消防操法大会の出席について

・平成27年度都道府県議会議員・市町村議会議員への総務大臣感謝状贈呈式の出席について

・さいたま一日合同行政相談所の出席について

・行政評価局調査、政策評価の点検結果について

10時30分から15時00分まで

・ 国会議員への挨拶回り
衆参総務委員会委員を中心に300名を超える超党派議員へ総務副大臣就任の挨拶回り

 

「総務副大臣として本格的な仕事始め-議員として席々発言してきましたが、これからは仕事してなんぼの行政職となりました。よろしくお願いします、と挨拶」

本日、午後1時半から新旧副大臣・大臣政務官交代式があり、事務次官以下、幹部職員が参集した。

新副大臣として抱負を短く次のように述べた。

「私は市長、市議会議員、市職員として地域社会の現場で長年過ごしてきました。8年前には総務大臣政務官としてお世話になりました。この2年半は国会や党の立場で発言を続けてきましたが、副大臣に就任しましたので、仕事してなんぼの世界ですので、経験を活かしたい」と述べた。

午後3時から、総務省記者クラブで記者会見。

(記者)「ふるさと納税や税の偏在是正についてどう考えるか。東京と地方の財源争いは?」

(土屋)「ふるさと納税は3.11以後大幅に増えて大変結構ですが、寄附額に応じて返礼品を出すなど、本来の主旨から外れた行き過ぎは是正してもらいたい。」

「地方税・財源の偏在については偏在性の少ない消費税のウェイトを増やすよう、全国知事会や市長会でも主張してきた。先日、東京都副知事が都の立場で財源是正が過度になることは反対という主旨の発言をされたようだが、都の立場としては理解できる。とりわけ地方法人特別税・譲与税のように一旦、都が課税した税を徴収したのち、それを再分配することは地方税そのものの主旨に反する。これは全国知事会でも是正すべきとの指摘だ。総務省として、これから総合的に検討したい。」と述べた。

<副大臣・政務官交代式にて総務省職員へ訓示>

DSC07882

<副大臣 記者会見にて>

IMG_3680

 

「微笑ましい日本とロシアの大学生との交流を国会にて―秋晴れの国会見学」

私が武蔵野市長時代から取り組んでいるロシアのハバロフスクとの交流事業で、特定非営利法人武蔵野・多摩ハバロフスク協会が日本の大学生5人とロシアの大学生11人との交流の一環で国会見学に来てくれた。

若さあふれるパワーを感じ気分も空も晴れやかだ。

 

<国会をバックにパチリ>

DSC03595

 

「ラクビ―日本代表W杯予選で3勝、その勝因が世界一の練習量と大和魂だ―第3次改造安倍政権に花を添えた」

今日の早朝、ラクビ―W杯で日本代表は28―18でアメリカを破り3勝を挙げた。得点差で決勝進出を逃したが、南アフリカ、スコットランドと三つ巴の戦いは凄い、過去W杯予選で3勝して決勝に出られなかったのは初めてだという。

 初戦で南アフリカを破ったのが単なるフロックではなかったことを証明した。この勝因が世界一の練習量と大和魂による団結心にある事が度々指摘されている。

 なにしろ、外国選手も一丸となって「君が代」を歌い、そのために何回も練習したという。五郎丸が予選の得点王か?日本人と外国人が一体となって最高のプレーをする。日本が明治維新、昭和20年の終戦以来、第三の開国を迎えている時にラクビ―の活躍は未来の形の一つを現している。

 安倍第三次改造内閣が先週発足し、私も総務副大臣として内閣の一員となった。新しい日本の歴史につなげていきたい

「総務副大臣を拝命。皇居で認証式。」

本日、第三次安倍改造内閣の総務副大臣を拝命した。私の担当は、地方自治および公務員の定員管理などの行政管理だ。

皇居にて16時45分から副大臣認証式にのぞみ、17時に認証を受けた。

18時から官邸で、第1回副大臣会議。その後、総務省で幹部の出迎えを受けた。

8年前に政務官の仕事をしたが、古巣に帰った気持ちだ。

マイナンバーの実施など国民的課題もあるので、しっかりとした仕事をしたい。DSC07835

「凄い人がいたもんだ。ノーベル医学生理学賞受賞 大村智先生 ~凄い男達が前進するラクビーW杯日本チーム」

明るいうれしい誇らしいニュースが続く。ノーベル賞にW杯ラクビーの活躍、明らかに日本が上潮にのっている。

木村先生は、週刊誌がノーベル賞間違いなしと先行して受章報道をしていたが、改めて本日の各紙の記事を読むと非凡さ偉大さに打たれる。

なんと言ってもアフリカの風土病の人々数億人を失明の危険から救ったというから凄い。毎日新聞の記事では3億人救うとある。

オンコセルカ症(河川盲目症)の治療薬は米大手製薬メルク社と共同研究の成果とのことだが、大村先生とWHOの共同提案でメルク社が無償で、アフリカ中部に配布して1,800万人を助けたという。素晴らしい。

報道された大村先生の評伝によれば、定時制高校教師、東京理科大学大学院生、山梨大学、渡米してウエスレーヤン大学、北里研究所という経歴も独自で多彩だ。

さらに産学共同の特許料で後輩のために研究施設や病院までつくったという。実に様々なことを考えさせられる大村先生のノーベル賞受賞だ。

ラクビーW杯も日本代表チームは予選の最終戦がアメリカに勝てるかな?早朝から夜まで1日3セット、4セットと凄い練習量。本物だ。

日本の一番よい面が出た上潮だ。

「『多摩川の生きもの』フリービデオカメラマン、『野川の生物』中学二年生の夏休みの自由課題-小金井市で青少年のための科学の祭典」

第10回目の「青少年のための科学の祭典」が小金井市の学芸大学キャンパスを使って公開された。例年1万人近い親子連れの入場で賑わう。

各教室を舞台に出展ブースが100ある。とうてい全部は見きれないのだが、2時間かけて数ブースを見る。

小金井市の小中学生の出品は夏休みの自由課題、自由研究だ。様々なテーマのレポートや作品が並んでいる。

2008年から数年掛けて市内を流れる野川流域に生息する生物を観察した作品。将来の生物学者か。

日野市在住のフリービデオカメラマンが撮った多摩川中流域の生き物の記録も凄い。夜中の1時過ぎに撮影したタヌキの映像も楽しい。タヌキの目玉が光っている。魚や昆虫、動物、鳥と多角的にビデオに収めている。

撮影者の井上氏は語る。「護岸工事によって樹木が切り倒され整備されると総てが消える。」「樹木や草地があって虫がいて、それを食する鳥類や小動物がいて、更に猛禽類や中型動物がいるのです。それがないと食物連鎖も起らない。」

夕焼けを背景に椋鳥の大群が乱舞する映像が美しい。その風景も林を切られて、既に今は無いという。「我々は後世にどういう風景を残すのか?」。井上氏の言葉が重い。

理数教育の充実が叫ばれて久しいが、学芸大、農工大、多摩六都科学館等が協力する「青少年のための科学の祭典」は日本一の展覧会だ。

<野川流域の生物を四季を通じて観察した中学生>

DSCF4759

多摩川中流域の生き物を撮影している井上氏>

DSCF4766

「肢体不自由児者父母の会が進めた武蔵野市の障害者福祉」

本日昼より、武蔵野市肢体不自由児者父母の会50周年記念式典に出席。

肢体不自由児者を持つお父さん、お母さんが立ち上げた会だが、父母の会の不断の努力が武蔵野市の障害者福祉を前進させた。

少し長くなりますが、創立50周年の記念誌に寄稿した原稿を以下のとおり記載いたします。

*****************************************************************************************************

「創立50周年おめでとうございます。伊藤雪子会長を始め、歴代の役員の皆様、それを支えた会員の皆様のご努力で今日の武蔵野市の障害者福祉政策が充実してきたものと、心から感謝と御礼を申し上げます。

武蔵野市の障害者福祉は、昭和30年代から40年代にかけて小中学校の各種の障害児学級から始まりました。

障害児の義務教育が軌道にのってくると、放課後対策や卒業後対策をどうするか全世代を念頭においた活動が始まりました。

昭和40年に障害児を持つお父さんお母さん達が立ち上がり肢体不自由児父母の会を作ったのは、このような時代背景でした。

私は、昭和41年に武蔵野市役所に入所し保険厚生課という部門に配属されたので、障害者福祉の黎明期の雰囲気を昨日のように思い出します。

昭和50年代は千川作業所を皮切りに民間有志による福祉作業所が活動を始めた時期でした。

昭和50年私は市議に当選、当時のいずみ作業所の運営委員になり、様々な身体障害者の皆さんと行動を共にしました。

元市長の後藤喜八郎さんの令夫人が先頭に立って「障害者も街へ出よう」と運動をなさっていたのを鮮やかに思い出します。

私は昭和58年に市長に就任しましたが、当時行政関係者の評価は「障害福祉の町田市 高齢者福祉の武蔵野市」でした。

民間の福祉作業所によるきめ細かいサービスは大事だが、基幹となるべき市の施設を作ろうと決意しました。

財政力日本一の武蔵野市は障害者福祉でもトップでなければ市民の期待に応えられない、就任二年後の昭和60年長期計画策定時に「市立の障害者施設の検討」を入れました。

長期計画の策定委員の皆様からは、都の行政との住み分けや、どこまでやるのか方針を固めないと後年度負担が大変との適格なアドバイスをいただき、その成果が平成5年の武蔵野市障害者総合センターに結実しました。

これらの施策をすすめるたびに、肢体不自由者父母の会から様々なアドバイスをいただきました。

皆様の要請の中で、強く心を動かされ実現したのが「桜はうす今泉」と「なごみの家」です。365日24時間の親の会関係者が運営する施設をつくるきっかけは

「普段はこども達を親が見ていますが、病気や慶事、弔事で施設に預かってもらいたい時があります。」「その時、日頃こども達を見ていない施設に預けるのは心配です。喉に物が詰まると救急で病院に運び、すぐに切開します。

でも背中をポンと叩くと出る子もいます。」「小さくても良いから、良く気心の知れた障害児の状況をわかっている仲間が運営する施設を作って下さい。

私達は責任を持ちます。」桜はうす今泉は、今泉さんという方からご寄付をいただいた平屋建ての小さな家ですが、そこを改造して、緊急ショートとして運営を皆さんの手に委ねることにいたしました。

私が感銘を受けたのは、皆さんの自立の精神です。「天から授かった大切な我が子を親としてしっかり支えます。でも力及ばないところは、行政が力を貸して下さい。」この精神こそ、行政を動かし施策を進める原動力だと思います。

その後、平成15年には国の支援費制度、平成17年には障害者自立支援法が成立し措置から契約に代わりました。

一見、権利が保障されたように思います。しかし小規模施設の中には団体補助がなくなり、運営が困難となり、取り残されている施設もあります。国や都の政策を補完して、市政はこのような施設にも目配りをして欲しいと思います。

50年にわたって市職員、市議、市長、衆議院議員と行政に関係してきて実感しています。役人は一生懸命やるけど定期的異動するし、当事者ほどの知見は持っていません。そこで皆さんの出番です。

50周年を機に、これからも親の立場で活動を続けられることを心から期待いたします。私は衆議院議員として制度をつくる立場になりましたが、地域社会を代弁して血の通った制度をつくるために努力することをお約束してご挨拶といたします。」

 

「マイナンバーカード(個人番号カード)導入のため総務省に推進本部が立ち上がる。」

明日10月1日、高市大臣を本部長に推進本部が立ち上がる。

10月から、全国各市区町村のマイナンバー(個人番号カード)の通知が始まる。

マイナンバーの発行は来年1月からだが、通知を出すと市民から様々な問い合わせが市町村役場に殺到するだろう。十分な体制を組まなければならない。

マイナンバーカード発行は国の事務だが、市町村に委託する。いわゆる「法定受託事務」だ。前面に出るのは市町村だが、総務省が全面的にバックアップしないと出来ない。

総務省の幹部にかねがね体制を強化することを求めてきたが、明日から総務省に「個人番号カード交付円滑化推進本部」が出来ることになった。

「共産党・志位委員長が民主と維新に連立を呼びかける?どんな政権構想が出来るのだろう。不思議だ」

共産党の売りは、「一枚岩」「確かな野党」「政党交付金は貰いません」だ。

国会にいて議論を聞いていると、民主や維新は相当肌合いが異なる。

維新の人達は憲法改正に賛成の人もいるし、民主党の中には国際情勢の変化を捉えて、きちんと防衛政策を語るべきという人も数少なくない。

仮に三党が政権合意したら、どういう政権構想が出来るのだろうか、不思議だ。

「無国籍企業の旅館業法のがれ―個人の家を外国人に民泊で解放」

激増する外国人旅行者に日本人の個人の家に料金をとって宿泊させる。その取引をWEB上で行なうことは是か非か。

 本日9/25の朝の政調で論議されたAirb&b:エアービーアンドビー社の担当者が来て現状を報告。

 WEB上で個人の家を登録し利用者に提供する。旅館業法の適用は受けていない。この方式を世界各地で展開している。

 基本的にはWEB上でのマッチング業なのだが、物やサービスの仲介と異なり相当なリスクも存在する。

  1. テロ対策の盲点とならないか。
  2. 感染症対策は出来るのか。
  3. 売春等の温床にならないか。

旅館やホテルの営業をする者は、旅館業法上のチェックを常時受けると共に、犯罪の疑いがあれば警察の捜査の対象になるが、個人の家では難しい。感染症のパンデミックや凶悪犯罪がおきてもただちに対応がとれるか問題だ。旅館業法逃れと思われてもやむを得ない。

 外国人観光客の増大が経済活性化をもたらすとか、地方創生につながるという見方もあるが、国家の秩序を冒してまで野放図に行なえば、気が付いた時には手が付けられなくなる。

 訪日外国人が1000万人を超えたのは2013年でわずか2年にも満たない、それが本年2015年には2000万人近いと見込まれる。

 日本社会に与える影響を総合的に検証せず、イケイケドンドンで良いのか。

 Airb&b社の説明資料もHPをプリントアウトしただけのものだ。情報を可能な限り知らせないという姿勢がありあり。無国籍企業に日本を荒らさせてはならない。

「オバマ大統領と習近平首席9月25日首脳会談、新大国関係を目指すという―かつて中国軍の首脳は米軍首脳に太平洋をハワイで東西分けようと語ったことを思い出す」

中国の言う米国との新大国関係とは何を指すのか軍事的なリバランスか?

 数年前に中国軍首脳が米軍首脳に対して「太平洋をハワイで東西に分けて、米軍が東側の軍事的秩序維持に責任を持ち西側は中国が担う」という主旨を語ったと米国連邦議会軍事委員会で証言したのを思い出した。

 日本は新しく平和安全保障法制を整備し、日米同盟の絆を強化する意思を明らかにした。

 新時代始まる。

「安倍総理は国連総会出席の折にバイデン副大統領と会談するという。なかなかだ。」

米中首脳会談が報じられる中、安倍総理は国連総会出席時にバイデン副大統領と会談するという。

日米両国の中国に対する牽制球だ。

民主党の大統領候補は、クリントン氏ではなくバイデン大統領が選ばれるのだとの観測。

共和党はドナルド・トランプ氏が今のところ優勢のようだが、選挙まで間があるのでトランプ氏の過激発言を楽しんでいるのだろう。

安倍総理の外交は壺にはまっている。

「1万円のメロンを買う人と100円のキュウリを買う人が同じで良いのか~消費税軽減税率を導入するなら上限額を決めるべき」

今朝、自民党税調が開催。軽減税率導入についての論議が交わされた。EU並の軽減税率を導入し、食料品全体に適用すればお金持ちがより大きく軽減されることになる。

10%時に1万円のメロンを買う人で8%の軽減を受ければ、200円の軽減を受ける。一方、100円のキュウリを買う人は2円だ。

これでは逆進性を補修することにはならない。低所得者の年間の食費(酒を除く)を推計し2%を掛け算して、それを上限にすべきだ。

生活必需品は軽減されるが、メロンを買う人はそれなりに負担してもらうというが、逆進性の解消にも繋がり公平だ。

EU方式の上限なしの食料品減税は反対だと述べた。

「フリースクールを義務教育の一環に位置づけ1人でも不登校児をなくすべきだ―議員立法で」

平和安保法制が参議院でヤマ場をむかえ、鴻池委員長の不信任決議を否決した。その後、ただちに「質疑打切り動議」を可決して法案の採決に入り、

16時30分に賛成多数で委員会で可決(自由民主党 公明党 次世代の党 日本を元気にする会 新党改革)が賛成した。

今後は、参議院本会議での採決となる。野党は採決を阻止しようと委員長席に殺到したが、与党議員が壁となり鴻池委員長を守り可決。

衆議院議員は、内閣不信任の提出に備えて、禁足待機である。深夜10時前後に延会の手続きか。

参議院の審議をテレビで注目しながらも、自民党は政権政党として台風18号対策など着々だ。

政調文部科学部会で集中審議しているのが「義務教育の段階に相当する普通教育の多様な機会の確保に関する法律」だ。

不登校児童対策のためのフリースクール支援の法案だが議員立法で法案提出成立を目指している。

この法案のPT座長の馳浩代議士は、教師の資格を持ちかつプロレスラーというユニークなキャリアである。

全国の小中学校に通っている子ども1000万人、不登校12万人、そのうちある程度、学校に通っている子ども10~11万人。

残り1万人が年間180日以上欠席の不登校児だ。

不登校の定義は、「年間30日以上欠席している」子どもだが、とりわけ180日以上欠席が深刻だ。

フリースクールの形態は多様だか、不登校児の居場所になっている。このフリースクールを各市町村の教育委員会の指導のもとに不登校児に合わせて、

個別学習計画を立てて、復学卒業、社会に旅立たせるための法案だ。

明治以来の学校教育に風穴が開くという指摘もある。今日は東京シューレなど実践活動している方々をお招きして実情をヒアリング。

私は「少しでも子どもにチャンスを与える施策には賛成だ、さらに前向きに問題点を煮つめよう」と発言。

「南海トラフ地震がおきたらどのような被害がおきるかスーパーコンピューター(京)でシュミレーション」

今朝の国土強靭化総合調査会のもう一つのテーマは南海トラフ巨大地震だ。

 名古屋大学の金田義行教授から、理化学研究所のスーパーコンピューター「京」を使っての被害想定がCGで再現されたリアルな映像だ。

 海底でおこる地殻変動から津波が和歌山、白浜、御坊市などに到達する映像など、極めて訴求力が強く人々に対する啓発となるだろう。

世界1、2の実力スパコン「京」の力を実感する。

 首都直下大地震はシュミレーションしましたかと言うと「まだです」との答え。火災の延焼状況が難しいという。今後の研究に期待。

「鬼怒川の水害、上流日光市で24時間551mm年間雨量の1/3が1日で降ったことになる―急ピッチで堤防の仮復旧」

本日(15日)朝、政調・国土強靭化総合調査会で台風18号と阿蘇山の噴火について国土交通省、気象庁から緊急報告

 国管理の利根川水系鬼怒川の堤防決壊を始め、都道府県管理河川の宮城県鳴瀬川水系渋井川等で18か所、合計19か所で堤防が決壊した。との報告

 アメダスの観測データによると24時間雨量は、上流の日光市五十里で551mmを始め軒並み250mm~300mmだ。

日光市では1年間の平均雨量の1/3が1日で降ったことになる。

 国交省は排水をポンプ車45台24時間体制ですすめている。

 常総市の浸水地域は最大41k㎡武蔵野市、三鷹市、小金井市を合わせた面積に達したが、9月13日の時点で約15k㎡に減少しているとの報告。

 国交省は各地からTEC-FORCE(土木工事の緊急展開チーム)を集めて決壊した堤防の仮復旧に向けて全力、今週末には荒締切が完了予定だという。

 行方不明者15名の捜索と共に一日も早い排水と堤防の仮復旧の完成を祈る。

 国交省のTEC-FORCEは阪神淡路大震災に学んで、各地方建設局単位で創設された土木工事のチームで、さらに国土地理院や土木研究所が加わっている。

災害がおこると全国動員して現場にかけつけるスペシャリストだ。

 今回は9月14日現在延べ574名、災害対策車輌174台が派遣、現地で救援に従事している。

 次の大雨が降る前に排水、復旧することを期待!

「阿蘇山噴火~天災と国防 日本よ、危機に備えよという啓示か」

阿蘇山が今朝、9時45分噴火爆発。黒煙と白煙がのぼっている。

昨年から木曽御嶽山、口永良部島、箱根、桜島と噴火爆発が続く。

さらに相次ぐ台風、9月上旬ですでに18号だ。

鬼怒川は越水、堤防は決壊し、25km2が浸水、9月12日早朝には首都直下を震源とするM5.3の地震。

一方この数年、中国の尖閣諸島への領海侵犯、小笠原周辺のサンゴ強奪等、緊張が高まっている。

日本よ、日本人よ、あわてず危機に備えよという天の啓示か。

「北朝鮮拉致被害者救済のための国民大集会―全国から2,000人日比谷公会堂に集まり決起」

本日午後2時―5時まで家族会・救う会・北朝鮮拉致救出議連共催の全国集会が開催され安倍総理、山谷拉致問題担当大臣を始め各党の代表が出席した。

席上拉致被害者のご家族を始め特定失踪者(疑いがあるものの拉致されたと認定されてない方々)のご家族の方々の切実な訴えが、胸に響くと共にご家族の高齢化が目立った。

昨年の北朝鮮とストックホルムで再調査の合意があってから、いっこうに調査が進展しないことに参加者の苛立ちが見える。

金正恩の指示で拉致の再調査が決まったのだが、金正恩が独裁者であるだけに逆に期待が高まったが実際はなんら進展していない。期待が高まっただけに落胆、徒労感が強いのだ。

むしろ拉致以外の日本人遺骨問題などが分離先行する恐れがあることを懸念している。

これらの関係者の気持ちを反映して決議案には

  1. 北朝鮮は全拉致被害者を一括帰国させよ
  2. 日本政府は全被害者の一括帰国を要求し続けよ、それ以外の「報告」や「死亡の証拠」を受け取るな
  3. 日本政府は期限を設定し、それが実現しなければ合意白紙と圧力の強化
  4. 立法府はテロ集団を支える活動を国内で行うことを阻止する新法を作れ(朝鮮総連のことを想定)

と決議した。

例年のことだが、共産党と社民党は欠席だ。

 

<国民大集会に2,000人の参加者>

DSC03371

 

 

 

 

 

「鬼怒川の堤防決壊被災地24k㎡、武蔵野市、小金井市の全域より広い。水が引かない、衛生維持と家の再建が大変だ」

被災地は広大、武蔵野・小金井両市が水につかったようなものだ。

排水に国交省の特別チームが堤防の築造と合わせて全力を挙げているが、まだ先が見通せないという。

住民の衛生状態が心配だ。自宅で生活することもままならない。自民党の災害対策委員会では衛生管理とならんで農地の被害・救済も議題に。

激甚災害の指定は被害状況を把握して1ヶ月ぐらいになる。

激甚災害の認定を受けると道路、橋梁、公共施設などは100%国費で補填するが私有物件はまた別だ。

住民にとってこれからが長い戦いになる。