私のブログ(9/28)を読んだ市民から表題のような声が。
中国国内の不満を為政者が外に向けて解決しようとすれば、台湾危機もあり得ます。また、中国国内が本格的に乱れたら、1000万人の難民が日本列島にやって来る可能性も。
かつて、こんな経験をしました。1989年6月の天安門事件の翌年の1990年に、東京都内の区市町村長が10数人で団を組んで友好都市北京市を訪問しました。団長・大場世田谷区長、秘書長・土屋武蔵野市長。
陳希同北京市長(共産党序列3~4位・当時)が歓迎の挨拶で語りました。
「昨年の事件(天安門事件)でニューヨークのコッチ市長は、非友好的態度をとった(天安門事件を批判)。それに比べて鈴木俊一都知事は友好的態度だった(国政のこととして何も発言しなかった)。来年の北京市のアジア大会に鈴木俊一都知事を最大の友人として招待し歓迎する。コッチ市長は招待しない」
「中国は発展途上国だ。国内治安を第一と考える。中国の安定はアジアの安定。アジアの安定は世界の安定である」と。
表敬訪問したのに、陳希同市長のあまりの政治的本音にびっくりしました。その後、日本大使館を訪れたら「私たち大使館員には、もっとはっきりと“中国が本格的に乱れたら、数百万単位の中国人が日本に流出する。それを国内で抱えている。早くODAを再開して欲しい”」と言いました。
ベトナム戦争の時に日本に亡命してきたベトナム人は3万人。長崎県の大村収容所に収容していました。中国の国内が乱れたら難民数百万人も、あながち嘘ではないと実感しました。これを人口爆弾と呼びます。
永遠の隣国中国が理に合わないことを言えば、きちんと反論する。日本の領土に侵入すれば阻止する。同時に平和裏に事を進める。隣国は引越し出来ない。