直言!土屋正忠のブログ

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松下玲子武蔵野市長は全国首長九条の会に加入。共同代表となって会費を公費で支払っているという

個人の信念として憲法九条を守れと主張するのは自由だが、武蔵野市長としてはいかがか?

武蔵野市民の中には憲法九条を守れという人と改正しろという人がいる。さらに九十六条では改正手続きが定まっており、国会では衆・参両議院で憲法調査会が設置されている。

地方公共団体の武蔵野市を代表する立場の現職市長が九条を守れと主張する団体に加入し、公費で会費を支払う。いかがなものか。

松下市長、武蔵野市長という公の立場にある限り“節度”が必要です。

日本が個別的及び集団的自衛権を有することは、サンフランシスコ平和条約と最高裁判決で確立している。それでも憲法違反の疑義があるのだから、第九条を改正しなければならない

憲法記念日にあたり、原点に立ち戻って、日本の存立と安全について考えます。

第一の論点
昭和26(1951)年9月8日、米・英・仏・中(蒋介石政権)等の連合国との間でサンフランシスコにおいて署名されたのが「日本国との平和条約」通称サンフランシスコ平和条約です。翌年の昭和27(1952)年4月28日にこの条約が発効し、戦勝国の占領は終了し、日本は再び独立することになりました。

このサンフランシスコ平和条約の第五条(C)項には、下記のように記されています。
「(C) 連合国としては、日本国が主権国として国際連合憲章第五十一条に掲げる個別的又は集団的自衛の固有の権利を有すること及び日本国が集団的安全保障取極を自発的に締結することができることを承認する。」

戦勝国である連合国と日本は、我が国が独立国として個別的自衛権と集団的自衛権を有することを確認したのです。

第二の論点
昭和34(1959)年12月16日の最高裁判決です。この事件の原審は、立川市砂川町にある米軍基地の拡張に反対したグループが実力行使をして、米軍基地内に乱入した事件(砂川事件)について争われました。争点は、日米安全保障条約第三条に基づく行政協定による米軍基地は、憲法違反か否かという点です。
最高裁大法廷は「憲法九条は、我が国が主権国として有する固有の自衛権を何ら否定していない」「憲法は(中略)我が国の平和と安全を維持するために相応しい方式または手段である限り、国際情勢の実情に則し、適当と認められる以上、他国に安全保障を求めることを何ら禁ずるものではない」と判示しました。

さらに、原告(基地拡張に反対したグループ)が日米安全保障条約は国会で可決されたが、条約に基づく日米行政協定は行政協定なので可決されておらず違法と主張したことについて、「日米安全保障条約第三条に基づく委任の範囲内のものである」と判示しました。

サンフランシスコ平和条約と最高裁大法廷判決により、日本の自衛権は個別的及び集団的の何れも現憲法下で認められていると、国際的・国内的に確定しています。

これら歴史的事実を正しく認識した上で我が国の安全保障政策を、より明確に異論のない形が必要だということになれば、憲法九条を改正すべきであります。

私は現憲法が日本の主権を制限された連合国の占領下に成立したことを考えて、憲法九条は改正すべきだと考えます。令和5年5月3日の憲法記念日にあたり、政治に携わって来た者として、改めて所感を申し上げました。

吉祥寺駐輪場売却の住民訴訟 次回口頭弁論は7月6日午前11時 東京地裁で開廷

4月27日に開かれた第5回口頭弁論は、被告側の弁明書が提出されました。次回は7月6日午前11時開廷と決まりました。

次回は松下玲子武蔵野市長が市に与えた損害額について、原告側が主張することになります。代理人の弁護士さんと十分打合せして、主張を述べたいと思います。

多くの市民の皆さまにご支援いただいた住民訴訟なので、裁判の妨げにならないよう配慮しながら、今までの論点を皆さまに逐次ご報告をいたしたいと思います。

武蔵野市民は隠し事のない政治を求め、市民の財産が特定の企業に売却されたことを怒っていたー市議会議員選挙で学んだこと

7日間の市議会議員選挙期間中、要請のあった市議候補4人の選挙カーに同乗して、応援演説をいたしました。至る所で感じたのは「私たち市民の財産が、特定の企業のために売却されるのでは?」という疑念と「なぜ、情報を隠すのか?」という怒りでした。

街角で「私は都内に勤務していて、市政のことはよく知りませんでした。市長や市議会議員にお任せしておけば、きちんとやってくれるだろうと思っていました。
しかし、この数年、外国人に日本人と同様の住民投票権を与えるとか、
吉祥寺駅北口の駐輪場が廃止、売却されたのを知り、おかしな話だと思いました。
これでは黙っていられないと、期日前投票に行ってきました」と。

同様な主旨の発言はニュアンスが多少異なるものの、たびたび聞きました。

政治に携わるものは有権者を信頼して、正しい情報を、正確に、迅速に伝える努力を続けていくことが大事だと改めて痛感しました。

現在訴訟中の吉祥寺駐輪場問題は別にして、武蔵野市主催で重要問題についてオープンな討論会を企画しませんか?

“市民参加”の実践です。

武蔵野市議会議員に当選された方々へー政策的違いはあるでしょうが、行政執行の不公正、不合理、不可解な処分については、市民代表として超党派で厳しいチェックをしてください

激戦を勝ち抜いて、見事に当選おめでとうございます。

5月1日から新任期が始まるので、新人の方は間もなく市議会議員としての活動が始まることでしょう。私も市議を2期務めましたが、市民の顔が直接見えて、市民との距離が近く、とてもやりがいがあったことを思い出しています。

市議会議員は各自が掲げた目標政策があるので、それぞれ力の入れる方向が異なってきます。しかし、共通していることは市長側への行政監督権の行使です。

武蔵野市議会基本条例では、前文で
「…市長と…市議会との二元代表制の下で運営されています。(中略)、それぞれ独立、対等な立場で、お互いに尊重し…」
「…市長等が執行する事務事業の監視及び評価…」
「…情報の公開、積極的な市民との対話、論点及び争点の明確化、意思決定の過程を明らかにすること…」
等の原則が宣明されています。

さらに第3条、第12条等で改めて「事務事業が適正に行われているかを監視し及び評価する」と記されています。

国会を中心とする議院内閣制と異なり、市長は住民から直接選挙で選ばれ、リコールでもない限り四年間の任期を全うします。大統領制の市長の権限は強大です。だからこそ、市議会の監視、評価が大切です。市政の運営が恣意的にならないよう、新しい市議会に期待しています。

市民常識から見て、不公正、不合理、不可解な行政処分があれば、超党派で厳しく行政監督権を発揮するようにお願いいたします。

松下市政擁護派が軒並み票を減らし、時には落選。厳しく批判した候補者が票をのばすー武蔵野市議会議員選挙

4月23日施行の武蔵野市議会議員選挙は、維新の躍進、投票率向上のほか、得票傾向にも際立った特徴がありました。

<松下市政 擁護派>
立憲民主・ネット 5名の票( )内は前回の票数
①くらの候補     2606票(2940票)
②深沢候補      1606票(1698票)
③川名候補      1464票(1977票)
④やぶはら候補    1346票(1434票)
⑤西園寺候補(ネット)1712票(2094票)
  合計 8,734票(10,143票) マイナス 1,409票
共産党 3名  
①三島候補      1562票 新人(しばみのる 1004票)
②本間候補      1530票(2226票)
③橋本候補      1299票(1295票)
  合計 4,391票(4,525票) マイナス 134 票

<松下市政 批判派>
自由民主・市民クラブ 7名 
①小林候補     3940票( 986票)
②オミノ候補    2875票(2217票)
③道場候補     2424票(1859票)
④東候補      2139票(2974票) 
⑤木﨑候補     1748票(1366票)
⑥きくち候補    1044票 新人(菊池太郎 1860票)
⑦与座候補     1468票(1654票)
       合計 15,638票(12,916票) プラス 2,722票
維新 2名
①深田候補   3945票(2124票)※前回は無所属
②東山候補   2338票 新人  
  合計  6,283票(2,124票)   プラス 4,159票

なお、松下市政擁護派の現職2名が落選。1名が立候補せず。
松下市政の落日が始まりました。

投票率50.89% 全東京でNO.1 市民が立ち上がった武蔵野市議会選挙。松下市政批判の現れ

市・区長選挙と同時選挙なら選挙民の関心が高まり投票率が上がるのだが、市・区議会の単独選挙だと投票率は下がります。

今回全都で投票率が50%を超えたのは、
文京区  52.16% 
北区   51.61% 
武蔵野市 50.89% 
狛江市  50.72%

このうち文京区と北区は首長選挙と同時施行だから、単独では武蔵野市がトップです。

武蔵野市民が松下市政について疑問を持っている証拠ではないでしょうか。前回が46.66%だから4ポイント以上で、5500票以上増えています。

私たちは市民を信じて市政情報を正確にお伝えする努力を続けます。

松下市政の不公正と戦ったグループ、上位当選

武蔵野市議会議員選挙
1位 維新
2位 自民
4位 自民
5位 無所属市長批判派
8位 自民
9位 維新
10位 自民

上位を占めたのは10人中7人が松下市政批判派です。市政改革の波がヒタヒタと押寄せています。

当選者の氏名票数は新聞ネットでご覧ください。

さらにうれしいことは、投票率が50.89%と50%を超えたことです。市民が関心を持って立ち上がり、市政に参加したことを政治に携わる者として感無量です。

吉祥寺駐輪場売却の住民訴訟。4月27日に第5回口頭弁論

・ 4月27日(木) 午前11時30分 
・ 東京地方裁判所 民事第2部 703号法廷 
・ 原告反論に対する被告の主張

傍聴の受付は定刻30分前頃から始まります。ご希望の方は11時に現地へ

今までの経過 

①第1回 令和4年8月25日 提訴
・原告 土屋正忠 外1名
・被告 松下玲子武蔵野市長
・被告は吉祥寺大通り東駐輪場を違法に隣地所有者に売却し、武蔵野市に損害を与えたので市に賠償することを求める住民訴訟
・求償額(損害額)は9億9870万円

②第2回 令和4年10月25日 
・原告の主張に対する被告の認否 

③第3回 令和4年12月15日 
・被告の弁明、反論 

④第4回 令和5年2月20日
・原告の反論。被告の弁明主張に対して。 

⑤第5回 令和5年4月27日(予定)
・被告の弁明・反論。原告の反論に対して。

武蔵野市政を市民の手に取り戻す、改革派市議候補

・オミノ安弘 吉祥寺東町在住

・与座 武 西久保在住

・木﨑 剛 八幡町在住

・東 まり子 境在住

・道場ひでのり 御殿山在住 

・小林まさよし 境南町在住

・きくちゆみこ(新人) 吉祥寺北町在住

・志おづ大樹(新人) 吉祥寺南町在住 

詳細は選挙公報をご覧ください。

隠し事だらけの松下市政にNO! 市民のために働く市役所をつくりましょう

吉祥寺駅北口1分、商業地、容積率600%の超一等地を競争入札なしで、随意契約で隣地所有企業に売却。こんな非常識な行政行為を市長が出来るのも、事実を隠し通しているからです。

市役所で具体の検討が始まって1年で、1回も市報や公式文書に「特定の企業に売却」の記述なし。事前に「市有地売却」を市民が知ったら、大反対運動が起こったでしょう。

隠し事だらけの松下市政に、NOと言える市議会議員を選びましょう!

特定企業の利益のためだけではなく、市民のために働く市役所をつくりましょう!

市民の担税力日本一に相応しい武蔵野市政を取り戻しましょう!

武蔵野市議会議員候補 獣医師 志おづ大樹さん、立候補の準備期間は短かったが追い上げている

市政初の獣医師さんの立候補。2か月前に立候補を決意して準備。期間が短かかったが、追い上げている。

獣医師さんの目から見た政策。
・しっぽのある家族と共に生きる
・災害時の区分型ペット同伴避難所の実現。福島市や熊本市に見習って、今から準備。動物アレルギーのある人とも共存。

それ以外にも
①わかりやすい市政を。吉祥寺駐輪場売却では不自然なほど説明が不足。市政の情報公開をもっとわかりやすく。
②人間ドックを保健センター以外で受診しても補助金対象になる制度を。
小中学校の給食費完全無償化。
等々

良識派保守の立ち位置で市政改革にも取り組むと決意を表明しています。

市民の皆様のご支援をお願い致します。

共産党の武蔵野市議候補3名、ポスターには推薦者として武蔵野市長 松下玲子と記してある。隠し事だらけの松下市政。特定企業に便宜を計った市有地売却に共産党は賛成なんだ

かつて共産党武蔵野市議団は野党の時代に次のような予算に反対した。
・ムーバス反対
・0123吉祥寺、はらっぱ反対
・セカンドスクール反対
・プレイスの土地購入反対
・保健センター反対
・中央図書館、吉祥寺図書館反対
・総合体育館は豪華すぎると反対
・大野田小学校、千川小学校新築反対
・武蔵境北口再開発予算反対
・中央線三鷹ー立川間高架事業予算反対

松下市政になったら手のひらを返したように何でも賛成。

吉祥寺駅北口1分の駐輪場を特定企業に売却することまで賛成なのか?

隠し事だらけの松下市政を評価し不公正から目をそらして、ごまかそうとしている。

「私達の会派は吉祥寺駅前駐輪場の“売却”に賛成です」と武蔵野市議会 立憲民主ネットのくらのえみこ議員

令和3年9月市議会の建設委員会の駐輪場売却反対陳情審査で、驚くべき発言。立憲民主ネットのくらのえみこ議員が高らかに「売却賛成」を宣言した。

“私達の会派”である市議会 立憲民主ネットに所属する議員は、くらのえみこ・川名ゆうじ・深沢達也・やぶはら太郎・西園寺みきこ(ネット)の各氏。とりわけ、くらの・深沢・やぶはら市議は吉祥寺在住なのに、市民が愛用していた吉祥寺駐輪場“売却”に賛成とは驚いた。

十分な調査もしないで、松下市長を無批判に追随する。そんな市議会議員は行政監督権を発揮しているとは言えない。

有権者の皆さんの審判を!

元内閣官房副長官 石原信雄さんのお別れ会(4/19)に参列し献花を捧げ、謹んで哀悼の意を表しました

石原信雄さんは、去る1月29日にご逝去されました。享年96歳でした。私が武蔵野市長に就任した昭和58(1983)年、石原信雄さんは自治省(当時)財務局長として全国の都道府県、市町村の地方財政に責任を持つ立場にありました。全国の地方自治体の行政改革や財政再建に腕を振るわれていました。

当時、武蔵野市は職員の退職金が4000万円(今の価値に置き換えると6000万円)でした。このことが報道されると、全国から批判が沸き起こりました。市長に就任したばかりの私は市職員の高額退職金是正のために連日、職員組合と交渉し、一カ月で1000万円の引き下げを実現しました。最後の一週間は組合がストを打ち、全国から左翼・右翼・国民の抗議と激励が殺到し、騒然たる雰囲気でした。その時、事務方を通じて様々なご支援をいただいたのが、自治省財政局長の石原信雄さんでした。以来、折にふれてご指導いただきました。

石原信雄さんは、その後、事務次官を経て内閣官房副長官に就任して、各省の事務次官を束ねて大活躍されました。竹下登総理に任命されたのですが、その後、宇野宗祐・海部俊樹・宮澤喜一・細川護熙・羽田孜・村山富市各総理の下、内閣の事務の要として国政の中枢で活躍されました。

温厚なお人柄で、昭和天皇の御崩御・大喪の礼、消費税3%導入、湾岸戦争、連立政権、小選挙区・比例代表制度成立そして阪神淡路大震災等の国難に立ち向かわれました。まことにご苦労の日々であったと拝察いたします。

当時を振り返り、感謝の誠をこめて献花を捧げました。

武蔵野市民の財産が危ない。吉祥寺駐輪場売却に続いて、三鷹駅北口駐輪場も売却かー松下市長の施政方針

令和3年10月28日松下市長は吉祥寺駅北口1分、商業地、容積率600%の超一等地の駐輪場を隣地所有者の㈱レーサムに売却した。市政始まって以来の暴挙で、現在住民訴訟中です。

ところが、令和5年度の松下市長の施政方針には三鷹駅北口でも自転車駐輪場の統廃合を進めるとの記述。

松下市長、駅前の一等地を「駐輪場の統廃合」との名目で、特定の民間企業にまた売却するのですか?

先人たちが苦労して取得した市民の財産を時の市長が恣意的に売却する。

市民の皆さん、立ち上がりましょう。

松下市長に無批判に追隋する市議会議員にNO!

松下市長、市報むさしのに勝手な解釈の記事を掲載してはフェイクになります-子どもの権利条例の解釈

4月15日付けの市報「子どもの権利条例」の特集記事は、あまりにひどすぎませんか?

条例に記述されている八つの権利の解釈は、国連の「児童の権利に関する条約」を基にしていると書いてありますが、何れも自分の都合のよいように解釈されています。

例えば「安心して生きる権利」「自分らしく生きる権利」を国連条約第6条に基づいていると珍解説。国連条約の日本語訳の正文は次のとおりです。
第6条  1  締結国は、すべての児童が生命に対する固有の権利を有することを認める。
   2  締結国は、児童の生存及び発達を可能な最大限の範囲において確保する。

この条項は「締結国(日本)が児童の権利を認め、生存と発達を保障する義務があるとの原則」を定めたと解釈されています。そして、以下に続く各条項で出産前後の母子保健・医療・福祉・教育・労働における休息・遊び・文化・芸術への参加、人身売買の禁止、性的搾取の禁止、犯罪に対する十分な保護など具体の諸権利の保障につながっていきます。

これを「安心して生きる権利」「自分らしく生きる権利」の根拠とするのは、解釈が恣意的過ぎないでしょうか。これではフェイク報道といわれます。

松下市長、市報は税金で編集される公器ですから、公正・公平な編集をしてください。

国連の「児童の権利に関する条約」、国会で定めた「子ども基本法」そして「武蔵野市子どもの権利条例」の三つを正しく知らせること、それが真の情報公開です。

武蔵野市は他市に先駆けて子どもの権利を保障するための具体的な施策を実現してきました。0123吉祥寺、はらっぱ・セカンドスクール・ジャンボリー・あそべえ・小中学校の吹奏楽活動・プレイス・土曜学校・プレーパーク・ブックファースト・母子健康事業・ジュニア大使などです。-松下市長、あなたは何をやりましたか?

●“0123吉祥寺”“0123はらっぱ”は、0・1・2・3歳の母と子、父と子等の子育て施設で平成4年から始まり、その後、国の施策になりました。温かい雰囲気に包まれて、親子はのびのびと一刻を過ごしています。
●セカンドスクールは、小学5年生と中学1年生が自然の中で農作業をしたりする宿泊体験教育です。平成7(1995)年に武蔵野市から始まり、現在では文科省の学習指導要領に採択され、全国で取り組んでいます。子どもたちは自然の中で生きることを実体験するかけがえのない時間を過ごします。
●プレーパークは、羽根木のプレーパークを参考に武蔵野風にアレンジしました。子どもたちがプレーリーダーのもと、のびのびと遊んでいます。

その他の事業のいくつかも武蔵野市が実施して、全国へ拡大された先駆的事業です。 子どもの権利を守り保障することは、実行不能な“権利条例”をつくることではなく、子どもの幸せを願って、父母・親権者・保育園・幼稚園や学校等の関係者や行政が力を合わせて具体的施策を実現することです。

松下市長、改めて問います。武蔵野市子どもの権利条例で規定する「安心して生きる権利」「自分らしく育つ権利」等の8つの権利は、実現できるのでしょうか?

武蔵野市の子どもの権利条例をたびたび問題にするのは、この条例が、甘い言葉を羅列して「市は子どもの権利を守っているのよ」というポーズを取りながら、実際には子どもの権利を守るべき父母・家族が記述されず、市民に幻想を与えているからです。

例えば第3条で8つの権利が規定されていますが、どのように実現するのでしょうか。
(1)安心して生きる権利
“安心”は気持ちの持ちようを示す言葉です。子どもが安心して生きてるかどうか誰が判定し、どう保障するのでしょうか。子ども自身が「安心して生きる権利が侵害されている」と主張したら、どう対処するのでしょうか。
(2)自分らしく育つ権利 
この規定も(1)と同様です。“自分らしく”は判定不能です。子ども自身でもわかっていないのでは。
(3)遊ぶ権利 
“遊び”もさまざまで、子どもの希望する遊びを市や保護者は総て保障するのでしょうか。保障できない場合はどうするのでしょうか。
(4)休息する権利 
国連の「児童の権利に関する条約」は、児童の長時間の重労働を想定して禁止しています。現在の日本では労働法制が整っていて、児童の休息は十分保護されています。さらに「学校を休む権利」等と主張するのは、間違いです。国連の条約は学校で“学ぶ権利”の実現を締結国に求めているのです。
(5)自分の意思で学ぶ権利 
6歳未満の未就学児や15歳未満の義務教育課程では、父母をはじめ親権者が子どもの将来を考えて進学相談にのります。学校の先生もその役を背負っています。当然のことです。0歳から18歳までのすべての年代の子どもに「自分の意思で学ぶこと」を求めるのは、実に空疎なスローガンに過ぎません。
(6)自分の気持ちを尊重される権利 
人格が発達過程の未成年にとって「自分の気持ち」は常に揺れ動いています。“権利”として特定することは不可能だし「私の気持ちが尊重されていない」と仮に子どもが主張したら、どう市は対応するのでしょうか。
(7)意見を表明し、参加する権利 
権利として取り立てて強調するほどの話ではありません。自由に意見を表明すれば良いし、多数の集団の中では自分の意見が通るとは限りません。スポーツや文化活動等の集団活動を考えればわかることです。日本国は子どもが意見を表明しても誰も弾圧を加えることはありません。
(8)差別されずに生きる権利 
差別禁止は、国連の条約の根本規範にあたります。国連の条約では第2条で規定していますが「人権・皮膚の色・性・言語・宗教・政治的意見・・・財産・心身障害・出生または他の地位に関わらず差別してはならない」としています。日本の法制では憲法第14条で平等取り扱いの原則が明示されていて、教育・福祉・社会保障・労働・芸術・研究・宗教・社会参加・政治的意思表明等々まったく差別をしておらず、すでに実現しています。

この条例は単なる理念条例ではないので、執行できないことや既に実現しているものについて屋上屋を重ねる必要はありません。さまざまな可能性を持つ子どもの未来について行政がチャンスを与えるとすれば、どういう具体的施策があるのか追求し実現することではないでしょうか。

武蔵野市政の立直しをめざして戦う同志ー武蔵野市議会議員選挙始まる

●オミノ安弘 当選5回、都議1期 

改革派市議のリーダー。松下市長が吉祥寺駐輪場を競争入札なしで売却したことを厳しく批判、追求を続けている。一級建築士の資格を活かし、市の建築行政にも具体的提言を。都議も経験して視野が広い。 

●与座 武 当選6回 

学校教育や青少年活動に指導者として幅広く参加。武蔵野市の独自事業のセカンドスクールに8回参加。その体験の中から、宿泊日数を6泊から5泊に減少したことを批判、日数の増加を主張。吉祥寺駐輪場売却反対でも中心になって運動をすすめている。

●木﨑 剛 当選3回 

吉祥寺駐輪場売却反対の改革派市議団のエンジン。千川地区の青少協活動に30年に渡って指導者を務める。都立武蔵野中央公園の地下に都が雨水の貯留槽を埋設する工事で、市や都に働きかけ、工事用道路を南側の幅11m道路から西側の幅25m道路に変更させ、生徒・児童の安全を計った実行力が光る。

●東 まり子 当選3回

境地区を中心に活動。12年前にPTA活動の実績を買われて立候補し当選。途中の挫折を乗り越えて前回はトップ当選を果たした。子どもの虐待防止に取り組み、都の児童相談所の機能強化も提言。市議会の中堅として成長することを期待。

●道場ひでのり 当選1回

4年前に民間会社のサラリーマンから初挑戦して当選。井之頭小学校の親父の会等の実績が当選につながった。サラリーマン生活が長かったが、私益追求の企業の役員から公益実現のため市議会議員に徐々に脱皮。学校教育にIT活用を提言。今後に期待。

●小林まさよし 当選1回 

1年半前の市議会議員補欠選挙で初当選。民間企業時代には会社の財務分析や市場調整のスペシャリストとして活躍。その経験を活かして市政の長期計画等に発言。不公正を許さない正義感があり、行動力も抜群。松下市長の吉祥寺駐輪場売却を厳しく批判し、現在進行中の住民訴訟の実務の担い手として活躍。

●きくちゆみこ(新人) 

まさに草の根を這うとは、この人のことでしょう。PTA・青少協等の青少年活動、児童や高齢者などの福祉活動でピカイチ。大活躍を期待。(4/14ブログ参照)

●志おづ大樹(新人) 

南町に住み、中町で動物病院を経営。自宅で飼っている犬や猫を“うちの子”と表現する心優しい人々の気持ちを代弁する。市政始まって以来初の獣医師の挑戦。(4/5ブログ参照)

吉祥寺駐輪場売却裁判 9億9870万円の損害賠償請求事件 次回は4月27日開廷

・原告  土屋正忠 外1名
・被告  松下玲子武蔵野市長 
・第4回   口頭弁論 
・令和5年4月27日(木)午前11時30分 
・東京地方裁判所 民事第二部703号法廷

傍聴ができます。先着順です。午前11時頃から受付が始まります。

「心をこめて、守りたい人がいる」をスローガンに、きくちゆみこさんが武蔵野市議会議員に初挑戦。

きくちゆみこさんは生活感あふれるユニークな新人です。

夫のきくち太郎市議を助け、お子さん3人を育て、またコンビニの副店長として活躍。さらに地域活動として大野田小PTA会長、青少協や日赤奉仕団の地区役員、NPO法人ひまわりママの協力会員など地域で大活躍してきました。

きくち太郎さんは市議会議員を5期務めましたが、会社の経営に専念しなければならないとのことで、今期限りで市議を引退します。これを受けて、一大奮起して立候補を決意しました。武蔵野市政始まって以来のケースです。

地域の生活経験が誰よりも豊富なので、期待して応援しています。

武蔵野市長 松下玲子様 地下階への駐輪場設置は予算上厳しいので、隔地駐輪を認めてください(武蔵野市の駐輪場を買収した事業者より)-市の方針と合致するので、結構です(松下市長の答え)

表記のような文書のやり取りの結果、この事業者は敷地から350m離れた場所に隔地駐輪が認められました。

武蔵野市の自転車条例には、新たに建物を建てる場合、自転車駐輪場を建物もしくは敷地内またはその“周辺”に設置することとされています。350m離れた場所は“周辺”とは到底読めません。

ユニクロ・ヤマダ電機など全て、武蔵野市の自転車条例に従って敷地内に駐輪場を設置してあるのに、なぜこの業者だけ350m離れた場所に隔地駐輪を認めるのですか?

条例で決まっていることを市長の一存で変えることになります。この業者に何か弱みでも握られているのですか。

松下市長、3000万円もの市民の税金が悪質な保育園業者に詐取されたのですから、知り得た事件の全貌を市民の前に明らかにすべきです

小金井市は市民代表の市議会に、この事業者が提出した報告書の全文を明らかにしています。

なぜ、武蔵野市では市議会に報告しないのですか?

現段階で知り得た各市区の被害額は以下です。
① 三鷹市   1300万円
② 武蔵野市  3000万円
③ 小平市   1200万円
④ 杉並区   2500万円
   合計   8000万円

松下市長、これが事実と異なるなら訂正しますので、武蔵野市が把握している被害額を公表願います。

武蔵野市に3000万円の補助金の水増し請求した保育園事業者は「市民運動新聞」というタブロイド紙を発行しているが、保育園建設を請負った業者に対して、広告費として500万円要求したという。

㈱コスモズ代表の佐野浩氏は20を超える保育園を経営するとともに、「市民運動新聞」というタブロイド判のミニコミ紙を定期発行している。小金井市政のことを中心に編集して、市政に睨みを効かしている。

コスモ保育園の建設を請負った建設業者に、このミニコミ紙に広告を掲載するよう要求したという(4/4付け朝日新聞)。これが真実なら、相当悪質だ。佐野浩氏は建築工事の発注者であり、「市民運動新聞」の編集者である。立場が違うといっても建設業者にとっては断れない。

この「市民運動新聞」は月3回発行でタブロイド表裏の2ページだ。半分が広告である。500万円の広告料といえば、朝日・毎日・讀賣の三大新聞並みだ。極めて過大な広告料だ。

優越的地位を利用した、公正取引法違反か、刑法犯の疑いがある。