小池知事、豊洲と築地と二か所で市場をつくると発表~地元中央区長も聞いてないという
昨日の記者会見で、小池知事は
①豊洲に中央卸売市場を移し、5年後にはITを活用した総合物流センターにする
②築地ブランドを大切に、5年後に再整備して戻りたい人は戻り、さらに食のテーマパークにする
両者に良い顔をした内容不明の発言だ。
現在の計画では、豊洲市場建設にかかった費用6000億円のうち、4000億円は築地の土地を売却して財源にすることになっている。
昨日の記者会見で、小池知事は
①豊洲に中央卸売市場を移し、5年後にはITを活用した総合物流センターにする
②築地ブランドを大切に、5年後に再整備して戻りたい人は戻り、さらに食のテーマパークにする
両者に良い顔をした内容不明の発言だ。
現在の計画では、豊洲市場建設にかかった費用6000億円のうち、4000億円は築地の土地を売却して財源にすることになっている。
今治市は大学誘致を40年来の悲願としてきた。
そのため加計学園設置の岡山理科大学獣医学部誘致を平成19年から、10年近くにわたって要請してきた。
文科省のガードが固いと「特区」制度を活用することを提案し、平成22年度に鳩山内閣は構造改革特区として認める方向を出した。
しかし鳩山内閣は短命に終わり、菅内閣も野田内閣もゴタゴタ続きで実現しなかった。
安倍内閣の誕生と国家戦略特区の活用で、ようやく実現のしたのだ。
1. 四国には獣医学部がひとつもなく、鳥インフルエンザ侵入を防ぐため、大変な努力をしたこと
2. 大学設置で、18歳人口を少しでも県内にとどめたいこと
3. 大学の学生、教職員1400名で様々な消費効果が期待できること
4. 設費、メンテナンス等、様々な分野の産業活性化が期待できること等々
5. 今治市、愛媛県は大学建設費192億円の半額96億円を補助金として支出し、議会の議決を得ている。さらに17haという広大な市有地を無償譲渡している。
以上のような切実な県や市の思いこもった大学誘致を民進党、共産党は否定するのだろうか。手続き論だけではなく、内容に対する評価をして欲しい。
総理のご意向があったのか否かが、くり返されたが本質的な話は、岡山理科大学獣医学部設置という政策を最終的に決めるのは、役人か国民代表の政治家なのかという点だ。
すべて役人が決めたなら、官僚主導と批判されるだろう。
かつて度々、政策決定が官僚主導と批判され、国民代表の政治家が重要な決定に責任を持つべきだと主張され、大きく方向転換された。
大学設置認可権限を持つ文科省の意思決定は、事務次官以下の役人が最終決定者ではない。
政治任用された文科大臣やそれを指揮する総理大臣が決定に影響を及ぼす、当然のことだ。
加計学園の本質は、特区制度の活用によって今治市が40年来の夢「大学誘致」を実現したことだ。
全国どこの地域でも18歳で高校を卒業すると、東京周辺や大阪・京都・名古屋等の大学に出て行ってしまい、地元に残らないことが最大の悩みの一つなのである。
何とかして若者をつなぎとめようとして、今治市という人口16万人の市が64億円寄付と17haという広大な市有地を提供し、必死になって18歳人口の地元定着と地域活性化のために努力しているのだ。
安倍総理と加計学園理事長が親しいとか、口利きがあったとかは本質ではなく枝葉のことだ。
今治市長は「40年来の夢の実現」語り、市議会も巨額な寄附を議決し、愛媛県議会も賛成議決した。
またこの20年来、各地で大学の設置が続いている。記憶に新しいものとして、成田市の国際医療福祉大学、別府市の立命館アジア太平洋大学、銚子市の千葉科学大学、秋田県立大学、京都の福知山では僅か10万人の市が撤退する民間大学を買い取って市立大学にするという。また新潟の三条市では、ものづくり大学構想がある。
こういう地域の必死な思いを理解しないと、加計学園問題の本質は正しく理解できない。
こういう地方の切実な努力を、チャンスに恵まれた豊な東京にいて批判し、地方努力を笑うのは東京のおごり、不正義ではないか。
1.学校法人加計学園は、岡山理科大学獣医学部を今治市に設置する。
・獣医学科(6年制、定員160名)
・獣医保健看護学科(4年制、定員40名)
・総定員1,120名
2.今治市の岡山理科大学誘致の理由は
①18歳人口の地元定着
②学生1,120名、教職員200名の経済効果
③建設業やメンテナンス業者等地元産業の活性化等を挙げている
3.具体的な経済波及効果(今治市試算)
・初期投資240億円
・毎年20億円と推計
4.今治市は平成19年から10年近くにわたって構造改革特区提案として、加計学園の誘致を進めてきた。
・平成22年鳩山政権で、構造改革特区として「22年度中を目途に速やかに検討」の方針が示された。
・その後、政権交代を経て安倍内閣で、平成27年6月国家戦略特区に提案され採択された。
5.「特区」制度は、各省庁による縦割りの既存の法律体系のなかではなかなか実施が難しいが、地域振興や地方活性化のためになるような政策を実現するために「特区」として認定。集中して改革を進める制度である。大田区の民泊・伊豆七島のどぶろく製造・品川駅周辺再開発の都市計画・各有名病院保険外併用診療・農家レストラン設置・道の駅などに多様な事業が展開されている。
今朝0時10分から衆議院本会議が再開された。
民進党、共産党、社民党、自由党、四党提出の内閣不信任案が上程され、午前2時に大差で否決された。
引き続き、参議院本会議が開催されて「テロ等準備罪処罰法」が自民・公明・維新の賛成で可決、成立した。
【事務所スタッフより】
平成24年から始まり、第6回目となる府中流鏑馬が開催されました。今年も府中マルシェと合同開催となり、大國魂神社境内からけやき並木は大変な賑わいでした。
午前11時から府中マルシェ会場横で、自由民主党府中総支部主催の街頭演説会が開催され、片山さつき参議院議員も応援に駆け付けていただきました。。府中総支部長の鈴木きんじ都議会議員からは、都政に対する熱い思いが語られ、多くの方に足を止めていただき耳を傾けていただきました。



昨日の憲法審査会で、第一章「天皇」について議論された。
各会派からは多様な意見が出ていたが、相当内容が濃かった。
私は以下のように主張した。
1.自民党改正草案では、天皇を元首としているが反対。
元首には、君主、大統領などがあるが、天皇陛下の存在は、さらに上位にある国と国民統合の象徴が良い。
2.国民の間に、ようやっと天皇に対する議論が出てきて喜ばしいが、多くの国民は女性天皇と女系天皇の違いを分別していない。
国体に関することなので、議論を深めるべき
5月の心に残る言葉は、自民党公認で小金井市選挙区から都議会議員に立候補を決意した広瀬まきさんの言葉。
三菱東京UFJ銀行の行員を辞めて、政治に参加することを決断したとのこと。
決断のきっかけは、
「東日本大震災で人や家が流され、2万人もの方が犠牲になりました。それを必死で助ける警察、消防、消防団、自衛隊、海上保安庁の職員の方々、ぼう然となると共に涙が出ました。」
「私は国民生活を豊かにするには、経済が大事だと思って社会人として頑張ってきましたが、被災者を助けるためには政治が必要だと痛感しました。」
「責任をもって仕事をするためには自民党だと思い、公募に応募しました。悔いはありません。挑戦します。」
若い世代の決断に拍手。
本日、衆議院法務委員会で、刑法の一部改正案が全会一致で可決した。
1.強姦罪の構成要件を見直し、行為者、性別を問わず、暴行又は脅迫を用いて肛門性交又は膣性交を現行の強姦と同様に処罰し、法定刑の下限を懲役3年から5年に引き上げ、強制性交等罪とする。
2.監護者わいせつ罪監護者性交等罪を新設
18歳未満の者に対して、監護者が影響力を行使して、わいせつな行為や性交等をした者を処罰する。
3.強姦等を親告罪としていた規定を削除し、非親告罪とする。(本人の被害届がなくても、客観的事実に基づいて処罰する)
被害者や被害者団体などから、長期にわたって強い要望が国会や法務省に出されていたことを受けての改正だ。
現行刑法が、明治40年に制定されて以来の110年ぶりの改正である。
朝9時から午後5時までの7時間の審議だが、各会派から重い内容の質疑が続いた。
附則で、3年以内に再検討し、必要があると認めた時は、所要の措置を講じるものとするとの規定を追加して可決した。
本日13時から、吉祥寺駅北口で武蔵野総支部街頭演説会が開催された。総支部長の島崎よしじ都議会議員より都議会自民党の政策について演説があり、応援弁士として武見敬三参議院議員・朝日けんたろう参議院議員が駆け付けてくれた。
その後、武蔵境のスイングホールに移動。都立武蔵高校の同窓会総会に出席し、同窓会長として挨拶をさせていただいた。中座をして武蔵小金井駅に移動。
武蔵小金井駅では、東京都議会議員選挙小金井選挙区候補予定者、広瀬まき氏が都政に対する思いを熱く語った。



昨日、小池知事は都民ファーストという地域政党の党首に就任することを期に自民党を離党した。これでスッキリ。
小池さんという政治家は、細川護熙、小沢一郎、小泉純一郎、安倍晋三と常に権力者に取り入り、権力者の強烈な個性を反射して、政治家として光ってきた。
これからは自ら光らなければならない。橋下徹元大阪市長のように、強烈な個性で発信し続けられるだろうか?
昨日、衆議院憲法審査会が開催され、プライバシー権や環境権等、「新しい人権」条項を憲法に書き込むべきか否かについて、大学教授、専門家等から参考人としてご意見を伺った。
続いて各党代表の質疑になったが、共産党の委員から「安倍総理が民間の集会にメッセージを送り、憲法9条の改正に言及したのは問題だ。憲法改正の発議は国会がするのだから、行政権の立法府への介入だ。どう思うか」との質問があった。
参考人の宍戸東京大学大学院法学政治学研究科教授は、「議院内閣制をとっているので、多数党が行政権を担い、党首が総理になるのが普通。国会議員の政党の党首が改憲について発言するのは、格別問題はない」
学者らしい、もっともな意見である。「新しい人権」をテーマに開かれた憲法審査会参考人質疑で、共産党委員が安倍首相の改憲発言問題を取り上げた時は、「テーマが違うぞ」、「失礼だ」などのヤジが飛んだが、参考人の明解な答弁に拍手がおきた。
先週、小池知事のブレーンの市場移転PTの会合で豊洲移転を止めて、現在地の築地で建替える案を発表した。
7年間500~800億円、市場を開場しながら立て替えることが可能だという、本当か?
かつて東京都市長会を代表して、東京都中央卸売市場審議会に参加した者として甚だ疑問だ。
当時の審議会委員は、23区代表が中央区の矢田区長で、築地のある中央区長として当然移転反対をした。
その中で、侃侃諤諤の議論をして一つ一つの問題点を総合的に検討して、豊洲移転を決めたのだ。
第一、2020オリンピック・パラリンピックにはオリンピック仕様の食材調達と販売が求められる。国際的基準に間に合うのか。
小池知事、政局より政策に舵を切ろう。
5月28日午後3時から、大國魂神社大鳥居前に於いて自由民主党府中総支部の街頭演説会が開催。
総支部長の鈴木錦治都議会議員より、都議会の現状と都議会自民党が進める政策についての演説。

私は、12年前に小泉純一郎首相にリクルートされて、武蔵野市長を辞職して総選挙に立候補、衆議院議員となり永田町生活が始まった。
その時、当選した新人議員の研修が、連日自民党本部で開催された。与謝野馨先生は税財政の第一人者で、2時間ほど講演を拝聴した。
席上、研修生のひとりが質問をした。「税で一番大事なことは何ですか?」与謝野先生は一瞬考えて「それはモラルです」と明快に言い切った。
市長として地方税のことは、多少知識はあったが国家全体の税制を考える機会がなかったので、この答えが唐突であると共に非常に新鮮に感じた。
その後10余年が経過し、毎年自民党の税制調査会に出席し発言していると、この言葉の重みが実感出来る。
税は国家運営の財源として、国民の所得や資産に課税し、強制的に負担してもらうのだから、人間生活に深い洞察を持つと同時に高い倫理観が要求される。
不公平でないか、不正義ではないか、負担能力は?等々。厳しい自制が要求される。時には業界等の圧力に押されることがあるが、不公正と思えばお断りしなければならない。結局、税制を担う人のモラルが大切なのだ。
与謝野先生がご逝去されたことが、5月24日に発表された。歴史に残る政治家与謝野馨先生のご冥福を慎んでお祈りいたします。
本日9時から、衆議院憲法審査会が開催されて出席。
今日のテーマは、憲法に環境権など新しい人権を加えるべきか否かだが、出席者からは(主として野党だが)、過日の自衛隊河野統合幕僚長の発言や安倍総裁の改憲発言について、意見が出された。
私は、「新しい人権が今回のテーマだが、人権は現憲法下で相当保障されているので・・・」と前置きして、次のように発言した。
1.現在の憲法の最大の矛盾は、憲法9条と自衛隊の存在だ。
我々の世代は、昭和20年、30年代に10代で精神形成時を過ごした。
18歳で60年安保も体験し、日本国の安全とは何かを考え続けた。吉田茂首相の「自衛隊は戦力なき軍隊」という言葉を鮮明に記憶している。
時代とともに憲法の解釈を変えてきたが、もう限界だ。世界有数の6~7位の実力組織である自衛隊を憲法に位置付けることには賛成だ。論議を深めるべきだ。
2. 地方自治条項について申し上げる。
日本国民は、どこに住んでいるか。抽象的な日本でなく、47都道府県のもと1741市区町村に住んでいる。地方自治体には、国民生活そのものがある。
国と地方の公的支出のうち、ダブりを除いた総額は、163兆円とされている。財務省の試算であるが、このうち6割は地方公共団体が使っている。
自衛隊のようなもっぱら国の事務であっても、駐屯しているのは市区町村だから、見方によってはもっと地方公共団体が使っている。
地方過疎、限界集落、東京一極集中などが問題になっているが、それは自治法等実体法の改正で済むのか、あるいは憲法改正に至るのか?あるいは、政策の問題なのか?
地方自治を論ずる時、知事、市区町村長、地方議員等、現場の意見を十分聴取し、この審査会の中に特別部会でも作って欲しい
【以下、平成29年5月19日(金) 衆議院法務委員会議事録つづき】
テロ等準備罪処罰法が成立を仮にしたとして、これだけでテロを未然に防ぐということができるかどうか。もちろん、テロは起こってはならないし、そのために全力を尽くすわけでありますが、しかし、これは相当思い切った覚悟が必要だろうと思います。とりわけ、二〇二〇に東京オリンピック・パラリンピックの開催を迎えているわけでありますから、これを狙ってさまざまな動きが出てくることは当然予想されるわけであります。また、予想しなければならないわけであります。
また、過去には、予想もできないような、思いがけない事態が幾つも起こってきているわけであります。我々は、過去に起こった思いがけない事態を参考にして、日本国民の安全と、そして生命を守っていかなければならないと改めて思うわけであります。
その一つは、一九七〇年代に続発した北朝鮮の日本人拉致事件であります。当時は、まさか隣国が、国家組織としてテロ行為をもって我が国の国民を拉致するなどとは全く考えが及ばなかったわけであります。しかし、たび重なる事象によって、そういった現象が、もしかしたらというところから、確信に変わっていったわけであります。恐らく、一九七〇年代では、今は北朝鮮の拉致事件というのは相手も認めたわけでありますが、しかし、当時としては、本当に予想もできない事態であったと思います。
また、二点目として、一九九四年から一九九五年にかけてのオウム真理教事件であります。宗教団体と称していたカルト集団が、いつの間にか組織的犯罪集団に変身をしていたわけであります。また、最近では、利便性を求めてインターネットが世界じゅうに普及しているわけでありますが、これに対するサイバー攻撃も、この十年、極めて深刻な事態になりつつあるわけであります。
今、誰も想定できない事態が起きたときどう国民の生命と財産を守るか、こういったことについては、このテロ等準備罪処罰法の制定だけではなくて、これから不断の努力をしていく必要があるんだろうと思います。
一つ、二十二年前に起こったオウム真理教事件について少し申し上げたいと思いますが、このときは、本当に地域社会も騒然とした空気でありました。
私は武蔵野市長を務めておりましたが、オウム真理教の犯人たちが浄水場に毒を入れるということが予想され、これに対して全国の水道管理者が、これは大変だ、とりわけ都会周辺の水道管理者は緊張が走ったわけであります。東京都水道局からも指示があり、私どもは、それまで必ずしも予想していなかった浄水場の警備を電光警備にしたり、あるいは夜間、警備会社に頼んでパトロールをしたり、宿直員に泊まり込みをさせたり、こういったことでもって対応をしたわけであります。このオウム真理教が示した事件というのは、国民に重大な心理的影響を与えたわけであります。
とりわけ一九九五年、平成七年の一月の十七日午前五時五十六分には阪神・淡路大震災が発災をして、あのしょうしゃな神戸の町が一瞬にして灰じんに帰したわけでありますから、そのことも含めて、あのときほど国民の心理的な動揺が走ったことはありません。
一九九四年の六月二十七日、松本サリン事件が発生以来、さまざまな積み重ねを経て、地下鉄サリン事件が、一九九五年三月の二十日、霞ケ関地下鉄駅を初めとする複数の駅で起こったわけであります。このときなどは、武蔵野から都心に通学をしている子供たちを休学させる、何があるかわからないから休学をさせる、こういうことも起こったわけであります。まことに深刻な事態でありました。さらに、これはオウムの事件かどうかわかりませんが、一九九五年三月三十日には、オウム警備の最高司令官であった国松警察庁長官の狙撃事件が起こり、国松長官は瀕死の重傷を負ったわけであります。麻原彰晃逮捕の一九九五年の五月の十六日までの間、日本じゅうが震撼をして、さまざまな機関がこの対策に取り組んだわけであります。
当時、自動車ナンバーの自動読み取り装置Nシステムは既にあったわけでありますが、鉄道の改札口にいわゆる監視カメラが設置をされたのはこのことがきっかけであります。それまでは、監視カメラをつけることについては、肖像権とかプライバシー権とかという議論があって、なかなかこれが進まなかったことがあります。
武蔵野市で吉祥寺の駅前にピンクサロンというのがわっとできたときに、このために監視カメラを入れたのは今から四十年前の昭和五十二年でありますが、そのときは、公道上に監視カメラをつくるのは、プライバシーあるいは行動の自由、肖像権の侵害じゃないかという議論もなされました。
その後、私は武蔵野市長になったわけでありますが、風俗環境から静穏な生活を守るためにといって日本弁護士連合会に調査を、いわゆる風俗営業から離れて静穏に暮らす権利というのはどういうことなんだろうかということを日弁連に調査研究を依頼いたしました。日弁連の人権小委員会がこれを受けていただいて、一定の報告を出されたわけでありますが、これなども行動の自由、肖像権などをめぐった議論でございました。しかし、それから十数年たった一九九五年には、今まで考えられないぐらいの監視カメラが鉄道駅の改札口に取りつけられたわけであります。
それは、一連の事件の中から、国民が、これはしようがないんだ、こういうことによって犯罪を防ぐんだ、テロを防ぐんだということに納得したからにほかならないわけであります。監視カメラの効用が広く知れ渡ったのは、IRAの爆弾テロに対する監視カメラの摘発が功を奏したからであります。でありますからして、私が言いたいのは、テロを未然に防ぐ、あるいはそのための対策をとる、あるいは刑事訴訟法のいろいろなことがあるかもわかりません、こういうことを含めて国民の理解と支援がなければならないし、そして、国民とともに歩む法制でなければならない、こんなふうに思っているわけであります。オウム事件の中でもいろいろなことがありました。
例えば、オウム事件の捜査をする検察、警察、一体となった捜査であったわけでありますが、当時は、警察官は二十二万人でありました。そして、それを支えたのが国民の目でありました。オウム犯人の幹部を捕らえるきっかけになったのは、石川県の貸し別荘に怪しげな男女が泊まった、それを住民が通報した、そのことがきっかけになったわけであります。警察は、ありとあらゆる手段を尽くしました。この幹部職員が放置自転車に乗って逃走しようとしたとき、これを職務質問したのが警察官でありますが、その容疑は、占有離脱物横領の容疑でありました。
つまり、国民の声があり、その声に応えた現場の警察官の動きがあり、普通は、自転車泥棒なんて、警察までしょっぴきませんよ。まず事情を聞いておしまいですよ。だけれども、そういうことがあったということが、やはり国民の危機管理、危機意識があったんではないでしょうか。テロの脅威を未然に防ぐために今やるべきことをやる、法制が必要なら法制をきちっとやる、人権や何かに配慮しながらも、やるべきことをきちっとやる、その法制に従って、検察、警察、また関係団体は全力を挙げて治安を守る、こういうことが必要なのではないかと思います。テロの脅威__を未然に防ぐために、TOC条約を締結して、外国の治安、司法当局と情報を速やかに共有していく、こういうことが非常に大事なことではなかろうかと存じます。
さまざまなことがありました。このオウム真理教で示した力というのは、検察、警察だけではなくて、自衛隊の化学防護隊も全面的にバックアップをしました。海上保安庁も、さっき言ったように、水道管理者も、鉄道管理者も、道路管理者も、みんな総力を挙げて、これ以上のテロの拡散を防いだわけであります。
そこで、大臣の決意をお尋ねしたいわけでありますが、法秩序の真ん中にあるのが法務省であり、そして、その法務省を統括し、組織管理し、他の官庁と十分連絡調整を図りながら、日本国民の安全と生命、財産を守っていく使命は法務大臣にあるわけであります。改めて、今までの個別的な、極めて専門的な議論を重ねた上で今日ここに至った、その時点でもって、改めて法務大臣の御決意を承りたいと存じます。
【大臣答弁(中略)】
ありがとうございました。最後に、重ねての要望といたします。
法務省を中心に、検察、警察が治安のかなめでありますが、同時に、水際作戦では海上保安庁、あるいは、ドローン等による仮に犯罪が予想される場合には国土交通省を初め関係局、また、入管と税関の役割も極めて大きいわけでありますから財務省、そしてまた、サイバーテロなどは、総務省のNICTを中心に、サイバー攻撃に対する専門的な知見を蓄積した、また民間の力もかりながら、どうぞひとつ、政府の中にあって総合的に対策をとることを要請し、また、その中心に金田法務大臣がいらっしゃることを大変うれしく思い、これからも引き続き職務を果たしていただきますようにお願いをして、私の質疑といたします。きょうは、どうもありがとうございました。



先週、5月19日(金)の衆議院法務委員会でテロ等準備罪処罰法が自公、日本維新の会の賛成で可決された。明日、5月23日衆議院本会議に上程される。
5月19日の法務委員会に、私は総括的な質問に立ち35分にわたって金田大臣に質問をした。
【以下、平成29年5月19日(金)衆議院法務委員会議事録】
○土屋(正)委員
長い議論をしてまいりましたが、議論が積み重ねられ、そして、相当論点が集約してきたと存じます。
その上で、私は、大臣に何点かお尋ねしたいと存じます。
第一の質問は、金田大臣の答弁すべき範囲と、刑事局長以下、政府参考人の答弁の範囲についてであります。
衆議院規則並びにこの各会派申し合わせ事項に基づいて、大臣が政策を語り、細目的、技術的なことは政府参考人が答弁をする、こういう配分になっております。
しかし、この衆議院規則の背景にあるのは、日本の民主的な行政執行にかかわる根本的な課題があるだろうと思います。
我が国においては、憲法、内閣法、国家行政組織法、法務省設置法並びに法務省設置令などなどの法体系によって、法務省の行政領域とまたそれぞれの役割が分任されているわけであります。
とりわけ、法務省組織令第五条は、「刑事局は、次に掲げる事務をつかさどる。」として、一に「刑事法制に関する企画及び立案に関すること。」となっているわけであります。
こういった中において、改めて、私は、大臣の職責とその答弁に対する心構えをお聞きしたいわけであります。
こういった、法務省、全体として五万人を超える職員が一体となって法務行政を執行しているにもかかわらず、大臣一人に質問を集中させて、そしてあたかもそれが政策的な事項からはるかに外れている、こういったようなことがたびたび行われたわけでありまして、このことについて、例えば、具体的に言えば、保安林に入ってキノコをとるのはテロ等の準備罪に当たるかなどという珍問、奇問が出されているわけであります。
そもそも、キノコといったって、いろいろ、マツタケもあるし、その辺の普通のキノコもあるわけですから、とりに入ったのが入会権を持っている里山の住人なのかどうかとか、こういうことがない限り、答えようがないわけであります。
でありますからして、そのことをもって答えられないかといって、大臣をあたかも窮地に立たせて一本とったなどと考えている者がいるとすれば、日本の民主的な行政執行、憲法を原点とする法の民主的な統制、こういったことに対する重大な誤認があると言わざるを得ないわけであります。
私は、改めて、金田大臣の基本的な姿勢について、締めくくりが近いわけでありますから、基本的なことをお尋ねしたいわけであります。
【大臣答弁(中略)】
巨大な組織の最高責任者であり、組織管理の立場からも、さらに頑張って、大局的な立場で使命を果たされることを期待いたしております。
先日、枝野先生が刑事局長と二時間にわたって大変濃密な議論をいたしました。私、さすがだなと思って感心して、その日のブログに枝野先生のことをお書きしたわけでありますが、こういう専門家同士のしっかりとした議論が積み重ねられてきたことも事実でありますし、それはそれ、プロフェッショナルとしての刑事局長の答弁だと思います。どうぞ、そういった意味で、我々は持ち場持ち場でしっかりとした仕事をしていくことを積み上げていく必要があるということを申し上げておきたいと存じます。
本日の衆議院法務委員会で「テロ等準備罪処罰法」が、自民・公明・日本維新の会の賛成多数で可決された。
反対は、民進・共産など。


本日、午後1時から本会議で、野党から出されていた金田法務大臣不信任案を否決した。
続いて、法務委員会理事懇談会を開催、明日5月19日午前9時から、法務委員会開催を与党から提案した。
民進、共産からは、「採決をしないと確約すれば賛成する」との申し入れがあったが、自民党筆頭理事の古川禎久代議士が「審議を盡したうえで判断すべきことで、採決するとかしないとか、この場で言うべきでない」と発言。
自民、公明、維新の三党も賛同した。民進、共産は約束出来なければ開催に反対との立場を主張したが、平行線のため鈴木委員長の職権で開催を決定した。
また民進党と共産党から安倍総理の出席を求められたが、昨日(17日)に、総理の日程を調整してもらっていたが、質疑が出来なかったので、明日は出席を要請していないと答えた。
本日午後4時より、自民党政調とNPO法人との意見交換会が行われた。東京シューレ等9団体が出席。
・5万を超えたNPO団体
1998年NPO法成立・施行以来、認証NPOは毎年増えて、2015年50868件、都道府県認定NPOは955件となった。
・財政規模が拡大1兆円
雇用規模が拡大、推定約25万人、給与総額7200億円。
・NPOの問題点-自己点検
①高齢化と後継者問題
②資金不足と人材不足
③税務、労務マイナイバー対応が負担増
④不正会計等の不祥事
等々、実態が語られた。
要望が、不登校・子供の貧困・社会参加教育・都道府県や市区町村との連携など多岐にわたったが、財政基盤の充実が共通課題。相続で不動産や株式を寄付したいと思っても、税制上の壁があるとの指摘。今後の課題である。
行政の手の届かないところで活動するNPOを支援します。
昨日、朝8時20分から始まった法務委員会の与党理事懇談会を8時55分に抜けて、その後、直ちに移動し総務委員会で自治法改正について質疑。
監査委員制度の充実強化に賛成
①知事や市区長町村長は、行政規律について自らガイドラインを定め、自己評価する仕組みには賛成
②現行法では議会選出の監査委員が必要となっているが、改正案では置かないことが出来ると改正されたが賛成だ。
議会の人事は第一会派が監査委員というように、議員の処遇の話になっているのが実情。
監査機能を強化することが大事だとなれば、議会選出の監査委員を必置する現行自治法を改正し弾力化して、その枠内で弁護士、公認会計士、税理士などの専門家の活用を積極的におこなったらどうか。
市長は予算編成権、議案提出権、行政内部の人事権など強大な権限を持っている。首長の牽制機能として専門職を充てるべきだ。

本日14時から、自民党本部において都議選必勝!!総決起大会が開催され、公認候補者60名が決意表明をし公認証を受け取った。
府中市選挙区から鈴木きんじ都議会議員、武蔵野選挙区から島崎よしじ都議会議員、小金井選挙区から広瀬まきさんが参加した。
【菅義偉内閣官房長官の激励】

昨日朝9時から午後5時10分まで衆議院法務委員会で、「テロ等準備罪」の法案審議。
自民・公明・民進・共産・維新の各会派から10人が質問に立った。答弁者は、金田法務大臣、岸外務副大臣、法務省刑事局長等政府参考人だ。
今まで、刑事局長を常時出席させるか否かで意見が分かれていて、多少のトラブルがあったが、昨日の審議は、全質疑者が刑事局長の出席を求め、各論、詳細にわたって充実した質疑。
民進党は4名の質疑者中、山尾、階、枝野とお三方が法曹資格を持った方々だ。とりわけ、枝野議員は一問一答、聞きごたえのある素晴らしい質疑だった。
来週火曜日、5月16日は学者、弁護士など識見の高い参考人の方々を招聘して、第2回目の参考人質疑が行われることとなった。