稀勢の里の節分豆まき-明日3日に大國魂神社で夕方5時。
稀勢の里関は、平幕時代から過去10回余り連続して府中市の大國魂神社節分祭に来会して、集まった人々に声援を受けていた。
「やがて横綱に」と決意を述べてきただけに、念願達成でさぞかし嬉しいことだろう。
明日の晴れ姿が楽しみだ。
稀勢の里関は、平幕時代から過去10回余り連続して府中市の大國魂神社節分祭に来会して、集まった人々に声援を受けていた。
「やがて横綱に」と決意を述べてきただけに、念願達成でさぞかし嬉しいことだろう。
明日の晴れ姿が楽しみだ。
久しぶりで自民党政調水産部会に出席した。
様々な議題のある中で、明るい報告も。
新規漁業就労者数が、
2007年 1081名 を底として
2008年 1784名
2009 2002名
2014 1875名 と上昇気味。
2007年までは、1,200名前後だったからみると明らかに上昇だ。
若者の気質が変りつつあるのが、何よりのことだ。
衆議院予算委員会で、平成29年度予算審議が始まった。
この審議に先立って、平成27年度国の財務書類が財務省から届けられた。
貸借対照表によれば、資産合計672兆円余、負債合計が1,193兆円、差引520兆円余の債務超過だ。
ちなみに、累積の国債残高は917兆円だ。
平成27年度単年度の費用、143兆円のうち、社会保障関係費は80兆円(内補助金32兆円)だ。
主たる財源は、租税収入60兆円余、社会保険料51兆円で、財源合計は121兆円余、差引21兆円余の超過費用になる。
財政的には、先進国中、最悪だ。
国債は円建てで内債だが、917兆円の債務がある。金利上昇があると相当きつくなる。
財政を考えると目がくらみそうになる。
中東の特定の国からの難民を入国させない大統領令を出した。
空港は大混乱。法治の国だから、大統領令には従わざるを得ないのだ。
司法長官代理が反対すると「お前はクビだ」。
人々は右往左往し、支持者は喜ぶ。自分に与えられた権限を楽しんでいるようだ。
落ち着き先は? そこそこ落ち着くのだろうか。
「日本は為替管理によって米国の富を奪っている」と日本の金融政策にも牽制球。
2月10日の安倍総理の訪米をひかえ高めの球か。
トランプ流交渉術にはまって、日本のマスコミが騒ぐと術中に陥る。
(野田氏)
「昨年11月に、安倍総理は当選して間もないトランプ氏と会談しましたが、まだ権限の持たない次期大統領との会談後、
総理は「私はトランプ次期大統領は、まさに信頼できる指導者であると確信しました」と述べました。
その言葉は、今も変わってないのでしょうか?」
野田幹事長は、民進党の良識を代表するひとりと理解していましたが、アメリカ大統領に就任したばかりのトランプ大統領を信頼しなくては同盟国の役割を果たせないことは明白だ。
トランプ大統領は4年間続くのである。
総理までやった野田さんは、「トランプ大統領は信頼出来ない」という答弁を期待していたのだろうか。
地域では、様々な市民に出会う。
武蔵野市の書初め展で出合った家族連れ。
「あら、市長さんだ」と女性。「今は代議士さんだよ」と男性。
仲良し夫婦だ。小学生を筆頭にお子さんが5人。
みな元気そう。お正月らしい明るいご家族に出会った。

本日午後1時から、風花の中、天皇陛下をお迎えして第193回国会の開会式が始まった。
午後2時からの安倍総理の施政方針演説は、「天皇陛下のご公務の負担軽減等について・・・静かな環境の中で・・・成案を得る考えであります」から始まった。
内容は、安全保障、経済、社会保障、農業改革など多岐にわたったが、沖縄の北部訓練場4,000ヘクタールの返還について述べるとともに、民主党政権の「最低でも」と言ったことにふれ、「現実は1ミリも変わりません」と皮肉った。
さらに、「ただ批判に明け暮れたり、言論の府である国会の中で、プラカードを掲げても何も生まれません」と牽制した。
旧知のイスティチョアイア大使夫妻から、私の誕生祝いをかねてランチのお誘いがあり、EU大使館を訪問した。
現在進行形のイギリスのEU離脱について意見交換した。
また天皇陛下の退位の法律改正についての質問があり、私からは明治以降150年ぶりになること、日本社会に与える影響についてなどを申し上げた。
イスティチョアイア大使は、元ルーマニア国駐日公使などを務め、その後EUの国際公務員となり大活躍している。
令夫人にも気品とやさしさに満ちた素敵な女性だ。
私の誕生日祝いということだったが、途中からEUや日本文化等の話に熱がはいり、ビジネスランチの様相だった。
20年来の友人だが、各々の立場を超えて友情が永続しているのは、ありがたいことだ。

福島第一原子力発電所の廃炉に向けて、合計8兆円の資金がかかると専門家による新しい試算が示された。
この資産に基づいて、東電は毎年3,000億円程度を積み立てる。
この資金は国の原子力損害賠償・廃炉等支援機構に基金として積み立て、事業の進捗状況において東電に支出する。
これから30~40年の長い時間のかかる行程である。
このために必要な法律改正を、明日からの今国会に提出する。
自民党経済産業部会に出席し、エネルギー庁からヒアリング。
東電を中心に長い長い手探りの廃炉作業を確実に進めていく強い国家意思が必要だ。
安倍外交が冴えている。
1/12~17 フィリピン・インドネシア・ベトナム・豪州を訪問。
1月20日のトランプ大統領就任と通常国会開会前に、アジア各国を訪問し連携を深めた。
力の膨張策をとり続ける中国への牽制になるとともに、アメリカの影響力をアジア地域に残すことの大切さを訴えた。
「地球儀を俯瞰する外交」と名付けているが、中国の故事に例えると「遠交近攻」だ。
外交の大原則でもある。
・総務省 地方交付税 レク
・法務省 通常国会提出予定法案 レク
・防衛省 装備概要 レク
・エネルギー庁 新エネルギーにも福島原発費用の負担について
・文科省 株式会社学校の改革 レク
等々、1月20日国会開会に向けて、準備スタート。
舞鶴市、福知山市を始め2市5町村は、日本海に面した海の京都と呼ばれる自然豊かな地域だ。撮った
全人口で30万人のこの地域は、特に中心市はないが連携して地域おこしを進めている。
多々見舞鶴市長は、牽引者のひとりだ。総務副大臣だった時に、連携中枢都市圏の指定は受けていないが、協同して地域おこしを進めたいと要請を受けた。
「百聞は一見にしかず」と総務省、国交省、内閣府などの幹部と共に、現地視察として7市町村をまわった。山あり海ありの素晴らしい地域だ。
地方制度調査会にも意見を求め、「連携中枢都市圏以外の広域連携」との答申を受け、総務省も全面的に応援することになった。
7市町村に連携して振興計画を立ててもらい、地方創生の交付金の活用も含め振興策が軌道に乗り出したとの報告。
谷垣前幹事長の故郷・選挙区でもある。引き続き応援しますと激励。

天皇陛下の退位のご意向は、国民の大多数は敬愛の念をもって受け止めた。
明治以来150年振りの譲位となるので、様々な影響と準備が必要となる。
内閣は静かに徐々に具体的プロセスを発表し、法改正が必要なものは、通常国会に閣法として提出するという。
天皇陛下は、国の象徴であり、国民統合の象徴であられると共に「日本国の歴史の連続」を体現されておられる存在だ。
日本と日本人とは何かを深く思いを馳せながら、私も厳粛に国会議員としての役割を果たしたい。
本日10時から、党本部で自民党新年仕事始めあり、安倍総理は酉年にちなんで、24年前に自分が初当選した時、自民党は野党だった。常在戦場で気持ちを引き締めて、国政にあたろうと訓示した。
また、天保8年飢饉による餓死者救済に立ち上がった大塩平八郎の乱も酉年だったとして、変化に対する心構えを求めるともに
「念のため、自民党内に大塩平八郎の乱が起こることを期待しているのではありません。」と一同の笑いを誘った。
安倍総理は、心身共に気力も充実している印象。

今年は、府中市にとって記念すべき年になる。30年前から着手した、京王線府中駅南口再開発事業の完成が7月に予定されている。
歴代の市長、都議会議員、市議会議員、地権者が一体となって進めた成果の賜物だ。永年の関係者のご努力に感謝。
公職選挙法の規定で、年賀状は返礼しか出せない。印刷した賀状なので、せめて宛名と自分の名前位は自筆でと思っているが、遅々として進まない。目がチラチラして腰が痛くなる。歩いて場所を移しながら書く。
800枚の返信である。一人一人の気持ちに出来る限りお答えしたい。
元旦11時から、皇居で天皇・皇后両陛下と皇族の方々に、衆議院議員の1人として謹んでお祝いを申し上げました。恒例通り、衆議院議長、参議院議長が代表して各々お祝いの言葉を申し上げました。
皇居の帰りに、府中市の大國魂神社、小金市の小金井神社と武蔵野市の杵築大社、関前八幡宮、西窪稲荷神社、武蔵野八幡宮に参拝。各々、旧境村、関前村、西窪村、吉祥寺村の氏神様である。
元旦に居ずまいを正して、1月4日からの公務に立ち向かうことになった。
12月31日、前日までの挨拶回りが終了し理髪店で整髪。元旦の宮中参賀に備え身だしなみを整える。
午後は、市内の児童養護施設で紅白歌合戦の審査委員長を務める。3歳から17歳までの子供たち50人が一緒に暮らす施設だ。親元に引き取られて正月を迎える子供たちがいて、残った子供は38人だ。
いつもは50人で助け合って一緒に生活しているので、今日は一番寂しい日になる。そこで、本番の紅白歌合戦が始まる前に15時から子供たちが主役の紅白歌合戦を毎年行っている。
歌あり寸劇あり、踊りあり、手作り紙芝居もある。熱演だ。
40数年前に始まったのだが、私はボランティアとして市職員、市議会議員、市長、衆議院議員と1回も欠かさず参加している。何せ審査委員長なのだから。
暮れに挨拶回りをしていたら、オバマ大統領とプーチン大統領の比較について聞かれた。土屋代議士の政治家としての評価を聞きたい、と迫られた。一言でいえばと前置きして、オバマ大統領は公言してもやらない。プーチン大統領は黙ってやる。これが違いですと答えた。
オバマ大統領は、シリアのアサド政権が反体制派に化学兵器を使って攻撃したら空爆すると公言したがやらなかった。さらに、ロシアの仲介にのってアメリカの権威と抑止力がゼロになった。
一方、プーチン大統領は一昨年のクリミア侵攻のように黙って実行する。お互いに恐ろしい話だが、世界最大級のパワーを持つ国の指導者の宿命である。
昨夜は、年末にもかかわらず270名の方々が、私の国政報告会兼忘年会にご参加いただき感激です。
プーチン大統領の訪日と北方領土問題、IR法案、オスプレイの事故、アベノミクスの現状、東南アジアのインフラ支援や自然体験教育の充実、健康長寿社会の実現ための年金プラス5万円の高齢者の職場創出など、多岐にわたりお話させていただきました。
1時間では、たくさん過ぎたかなと思いましたが、国政報告会後の懇親会の席上で「面白かった」、「見方が変った」などのお言葉をいただき手応えを感じました。
これからも国会議員として全力を尽くしますので、引き続きご支援下さいますようお願いいたします。
新年が良き年となりますことをお祈りし、御礼のご挨拶といたします。

民進、共産、社民、自由の野党四党は内閣不信任案を衆議院に提出するという。
間もなく22時を目途に本会議が立ち、まず会期延長をし、そののち内閣不信任案を審議する。
勿論、否決だが、安倍総理は釘づけだ。
その後、IR法の審議だ。IR法案は参議院で修正可決されたので、衆議院で修正部分を含めて再可決しなければ法案として成立しない。
何のための内閣不信任か理解不能だ。IR法案は民進党を含めた超党派の議員連盟で3年にわたって議論してきた。民進党の柿澤未途議員など議員連盟の役員にもなっている。
そのような経緯があるので参議院内閣委員会で修正案の採決を民進党は認めたのだ。法案そのものには反対したが円満に採決されたのだ。
議員立法なのに内閣不信任提出は理解不能だが、100歩譲っても、安倍・プーチン首脳会議が10数時間後に迫っている状況まで引っ張る必要はあるのか?
成熟した民主主義国では外交交渉は超党派で応援し送り出す。首脳会議の内容が悪ければ、その後に批判する。それが国益第一の政治のルールではないのか。まことに残念。
昨日、イイノホールで一日も早い拉致被害者救出に向けての、政府主催国際シンポジウムがあり出席。
最初に古屋圭司元国家公安委員長から、アメリカ下院で米国人デビットスネドン氏拉致の疑いの真相究明の決議があり、現在上院でも同様の決議が審議中であると報告があり、スネドン氏の兄弟が紹介され挨拶があった。
国際シンポジウムで注目したのは、ICC国際刑事機構の野口元郎被害者信託基金理事長が「北朝鮮は拉致事件が国際機関で話題となり取り上げられることを嫌がるだろう。日韓が共同で提訴したらどうか」という提案だ。
日本は様々な、北朝鮮に対する経済制裁行っているが、ICCに提訴するという方法もあるのだ。
会場には、拉致被害者のご家族を始め大勢の人々が詰めかけ満員の盛況だ。若い人や外国人も多いのが印象に残った。
「一日も早く」を実行に移す為にも、ICC提訴を学んだ意義深い集会だった。政府として取り組むべきだ。
スマホやPCが発達して若者が依存症にいないか真に創造的な学問や人と人との絆が希薄になっていないか。
バーチャルな世界ではなく自然や職場福祉部活動などのリアルな体験教育を充実すべきだ。英語教育やIT教育も大事だが、その前提に人間力が必要だ。
このような認識によって自民党政務調査会文部科学部会に「人間力向上プロジェクトチーム」が結成され、私が座長となって提言をとりまとめた。
12月に予定されている学習指導要領改訂にきちんと盛り込んでもらうよう、12月9日に松野文部科学大臣に申し入れした。


法務委員会で連日、民法債権編の改正が審議されて既に30時間近い。
大きな改正項目は1)債務の保証制度、2)消滅時効、3)法定利率、4)約款の、四点だ。
とりわけ議論が集中しているのは、第三者が金銭債務の保証人になる時、軽率に保証しないことと、情誼によって保証人となることによって多額の債務を背負うことに対する懸念だ。
新たな民法改正案によると、保証しようとする人が第三者の場合には、公証人役場に出向いて公証人の前で口述することによって軽率性は相当除去できる。しかし人間関係や取引関係などで情誼に基づいた保証は起こりうるだろう。
それは契約の自由の範疇だ。
そもそも第三者保証の本質は情誼にある。その原典ともいうべき物語が太宰治著「走れメロス」という作品だ。
暴君を殺そうと思ったメロスが捕えられ死刑が言い渡される。3日間の猶予を下さい、遠く離れた妹の結婚式に参列したいと。暴君が帰ってこないだろうと言うと、必ず帰ってくると約束し、友人が保証人となる。まさに第三者保証だ。メロスは様々な困難を乗り越えて走りに走り、保証人となった友人を助けるために、そして自分が死刑になるために帰ってくる。
教科書にも載っている皆さんご存知の有名な「走れメロス」の友情と信義の物語だ。
結論は暴君がメロスの死刑を停止するハッピーエンドの物語だ。金銭債務ではないが、この小説は情誼・友情にもとずく第三者保証のリスクと、人間の動機を描いている。
民法は日々の生活の映しで、様々な人間模様なので、どこまで厳しく基準をつくるのか、自由な人間の営為はどこまでなのかを問いかけている。
生活の実態をみて、法律をつくることが大切だ。
本日16時過ぎから自民党政務調査会・人間力向上プロジェクトチームに 19歳の登山家・南谷真鈴(みなみたに まりん)さんをお招きし講演頂いた。南谷さんは19歳で、日本人最年少で世界7大陸最高峰を登頂した、登山の世界では有名な大学2年生だ。
南谷さんは幼少の頃よりマレーシア、大連、上海、香港で教育を受け、高校より日本に帰国し現在は早稲田大学に通っている。韓国では海外の学校現場ではIT化が進み教科書やノートもタブレットを使っている話にも触れつつ、ご自身の経験のなかで数学の授業でも習得レベルに合わせてクラスを数段階に分けられていたことをなど、日本の高校で学んだとき黒板が現役だったりと随分アナログだなと驚いたという。
香港の学校は高層ビルの中にあることから、休み時間はいつも別々の階で休み時間を過ごす。そこで友人たちとはテレビ電話で会話するほかなく、人とのリアルなつながりが欲しく香港内にある山にクラスメイトと登り始めた体験談を語った。
その山登りが、自分はもっとできるんじゃないか、となりネパールやチベットの6000m級の山を登り始め、その後とある著名な登山家に「若い貴方には無理」と言われたことが逆に心に火をつけ世界7大陸最高峰の登頂に繋がったという。
南谷さんからはご自身の受けた教育のなかで、世の中にOpportunity(機会)は満ち溢れているということを教えてもらった、と繰り返し熱を込めて語って頂いた。
出席した外交官出身の城内実議員からも、ご自身が帰国子女であったことに触れつつ、もっと自分はもっと頑張れるんだと気持ちを小さい頃からもち、大学受験、就職、そして国会議員になった後も約4年間の浪人時代を頑張ってきたと発言。
いまの日本の教育では日本の社会に適用する人材育成になっており、大学でも無理をしないことばかり考える学生が多いと発言があった。
南谷さんの語った、人とのつながりを求めてクラスメイトと登山した経験がきっかけとなったように、壁を壁と思わない、このことを知る機会として子供に様々な体験を与えることが学校教育に必要ではないか。
最後に、世の中の役に立つにはどうすればよいか?との議員問いに、「自分とまわりの人を大切にすること」と南谷さんが答えたのが印象に残った。
<生い立ちの経験を語る小野田きみ議員>
