武蔵野市民の財産を守る会 決議
昨日、武蔵野市民の財産を守る会の市民集会が開催されて次のような決議がなされ、関係者に申入れすることが決まりました。
武蔵野市は令和3年10月28日吉祥寺駅北口1分の超一等地の市の駐輪場を隣地所有者に競争入札なしの随意契約で売却した。武蔵野市政75年の歴史で初めての暴挙であり到底見過ごすことが出来ない。これによって発生した市及び市民の損害は、現在住民訴訟が起こされているので司法の判断に委ねたい。
しかし市民参加の大原則とその前提である情報公開は何故行われなかったのか、さらにこの土地を購入した隣地所有者がビル建設をするにあたって発生する駐輪場設置義務をビル内に求めず、何故隔地駐輪を許可するのか。新しい不平等も発生している。
私たちは市長や一部の役人による法令違反の恣意的な市政運営の是正を求めるため、以下のように決議する。
記
1、 武蔵野市自治基本条例に基づいて市民にわかりやすい「伝える、伝わる」情報公開を実施し、真の市民参加を実現するよう松下市長に求める
2、 市有地であった吉祥寺大通り東自転車駐輪場を売却した相手方(株)レーサムは令和元年5月30日、旧青山外科跡地を取得した。その後1年3カ月後の令和2年9月に市は突然市の駐輪場との交換的売買の話を持ちかけた。極めて不合理・不可解・不自然な話である。この間にどのような接触が行われたのか真相を明らかにすること
3、 (株)レーサムが市の駐輪場を買収して一体地としてつくる新規ビルについて武蔵野市自転車条例で定められた駐輪場設置義務を誠実に守らせること。350m離れたところに隔地駐輪を認めることは概ね100m以内に設置との規定に明らかに違反し、憲法第14条 法の下の平等にも反するので取り消すこと
以上決議する
令和4年10月19日
武蔵野市民の財産を守る会
市民集会一同