東京都選挙区から立候補すると予想される主な顔ぶれについて、私の感想を述べます。
朝日健太郎(自民):スポーツの最高峰オリンピックで戦ったのは素晴らしい経歴。一流の世界を体験したことは、政治家として財産。菅内閣で国土交通大臣政務官になり、海上保安庁の尖閣の厳しい状況を実感したのも最高のキャリア。ウクライナ問題の厳しさもわかる。
いくいな晃子(自民):がんサイバーとして生命と直面した、他人の痛みをわかる政治家だ。人生は上り坂、下り坂と“まさか”という坂があるとは小泉純一郎元総理の言葉だが、若い時にスポットライトを浴び、がんでどん底、そして今は“まさか”の坂を登る。「強くなければ生きていけない。やさしくなければ生きていく意味がない」という言葉を贈ります。国民のために、生命と向き合った体験を生かしてください。
竹谷とし子(公明):知性あり、能力あり、人柄良し、公明党のホープ。浜四津さんの二代目に!
海老澤由紀(維新):東京では無名だが、大阪市議からの挑戦はストーリーになる。維新に勢いがあるのもプラス。保守でありながら、自民に言えないことを言う維新の存在が新鮮。
荒木千陽(ファースト):小池都知事の懐刀。知事がピッチャーでキャッチャーの役割を果たしてきた。知事の本気度がポイント。連合の応援はどこまでか。
蓮舫(立憲民主):昔の名前で出ています。「スーパーコンピュータは、なぜ世界ナンバーワンでなければいけないのですか?二番でもよいのでは」民主党時代の事業仕分けを有権者は忘れていない。スパコン「富岳」5年連続世界一。世界の人々が使っている。
山添拓(共産):今回は志位委員長の発言が最大の逆風に。「自衛隊は憲法違反」「外国から侵略されたら自衛隊を活用」「9条を守ることが平和」
松尾明弘(立憲民主):直前のビラで存在感をアピールしようとしたが、半分以上が顔写真で内容なし。弁護士ならば弁護士らしい主張をしなければ。自己紹介で身長や足の大きさをPR。芸能界にデビューと間違えているのでは。
山本太郎(れいわ):知名度を生かし、比例で当選して途中で辞め、新しく選挙に出馬。比例だから「れいわ」の次点くり上げ当選で収入は維持できるもんね。有権者はわかっているぞ。
乙武洋匡(無所属):運命の人。『五体不満足』本人の著書で、「わ~可愛い」というお母さんの最初の言葉が力になったという。健常者には見えない風景を見てきた。政治家としては未知数。