直言!土屋正忠のブログ

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韓国は慰安婦の問題をユネスコの記憶遺産に登録しようとしている一方で、日本に通貨スワップ協定を申し入れてる。いかがなものか?

本日、自民党政調外交・経済連携本部が開催され、東シナ海における中国の油田開発と日韓通貨スワップ、慰安婦問題のユネスコの記録遺産へ登録が議題となった。

出席議員から質問が集中したのは、日韓通貨スワップについてだ。

経済・通貨危機に対して、貿易決済のための基軸通貨(ドルやユーロ、円など)の不足があった場合、お互いに融通するのが、通貨スワップ協定だ。

日韓ではかつて、700億ドル(7兆円)のスワップ協定が結ばれていた。

韓国のウォンはローカル通貨で、ドルは決済に使う基軸通貨だから、ドルとウォンの相互交換協定はどちらかといえば、日本による韓国への信用供与でもある。

一方、戦前の慰安婦問題は、朝日新聞が無責任に報道したような「済州島で、日本軍によって強制的に拉致された性奴隷」等という性格ではないことが明らかになり、朝日新聞も謝罪、取消したにもかかわらず、韓国は今でもユネスコの記録遺産として登録しようと働きかけている。

このような現状がありながら、日韓通貨スワップは政府の政策として適切なものと言えるのかという厳しい指摘がなされた。

リオオリンピックの日本の金メダル12、銀銅メダルを合わせて41のメダル獲得は、ナショナルトレーニングセンターの成果だと橋本聖子選手団長

本日、朝8時より自民党政調スポーツ立国調査会・2020オリンピック・パラリンピック東京大会実施本部の合同会議が開催された。

各国の金メダル獲得数は、

①  アメリカ 46(46)

②  イギリス 27(29)

③  中国   26(38)

④  ロシア  19(24)

⑤  ドイツ  17(11)

⑥  日本   12(7)

*( )内はロンドン

橋本聖子選手団長(参議院議員)は、8年前の北京大会の直前にナショナルトレーニングセンターが建設された。それまでは各競技団体ごとに合宿を行っていたが、今はセンターで共同生活が出来る。

宿舎、食堂が一緒で一体感が生まれ、他種目との交流が認識を新たにし、刺激し合い、全体のレベルアップにつながった。

これからは、各競技団体の活性化が必要。理事も名誉職的な存在から脱皮して、機能する役員になって欲しいと発言。

パラリンピック関係者からは強化が欲しい。社会全体で障害者スポーツを支援する空気をつくって欲しいとの発言。

スポーツ立国日本、これからだ。

 

 

ノーベル生理学・医学賞受章 大隈良典先生が強調したこと~研究者の知的好奇心に基づいて、自由に研究出来る環境を整えて欲しい

・私がオートファジー(自食作用:細胞内におけるリサイクリング機能)の研究に取り組むようになったのは、1976年米国で酵母のDNA複製細胞増殖制御の研究に携わったのがきっかけです。

・1988年酵母細胞のオートファジーを発見し、1997年オートファジーの分子機構を解明し、高等動植物への展開した。

・酵母を栄養飢餓にさらすと、細胞質の一部がオートファゴソームという膜等に包み込まれ、種々の分解酵母を含む液胞に運ばれて分解されることを発見した。

・生命は、タンパク質の合成と分解の平衡によって支えられる。

・飢餓は自然界で最も頻繁なストレスであり、自己のリサイクルは生存に必須の過程である。

・分解は受動的ではなく、能動的な過程である。

・オートファジーは異物を除去し、細胞の中をきれいにする役割を果たしている。様々な生命現象に重要な役割を果たし、多くの病気と深くかかわることが急速に明らかになっている。

・この分野は、日本が世界でリードする数少ない領域だ。

等々と研究の成果を簡明に語っていただいた。

そして、

①  自分は幸せな研究環境にいた。20年前は余裕があった。

②  基礎科学はすぐ役に立つのではない。研究者が知的好奇心で真理探究する。

③  競争的科学研究費が増えると成果を出すために、流行(はやり)の研究を追うようになる。大学の研究環境が劣化している。

④  誰もやらない分野でも挑戦して、流行(はやり)をつくるような研究をして欲しい。

と大学での研究の現状に警告を発し、若者へのメッセージとして、

・自分の興味、抱いた疑問を大切にしよう。

・論文やあふれる情報からではなく、自然、現象から出発しようと9項目の提言をされた。

20年後、30年後にノーベル賞受章者が出るかどうか、基礎研究の環境を整えることが重要だと改めて実感した。

大隅先生

出るか未来のノーベル賞。青少年のための科学の祭典in小金井-市民と大学と企業と共同で育てた日本一の科学教育イベントだ。

青少年のための科学の祭典in小金井が雨の中、東京学芸大学で開催された。

11年前に小金井市の旧公会堂を会場に開催された科学の祭典も、やがて旧都立小金井工業高校に舞台を移し、更に数年前から市内にある学芸大学のキャンパスを会場に移し、年々盛大な催しとなった。ブースの数も100を超えている。

主催団体は国際ソロプチミスト小金井を中心に、小金井市各種市民団体などが実行委員会を結成していて、企業も支援している。

児童、生徒の夏休みの自由研究もレベルが高い。中学生の自由研究「一本の茎から二色の花が咲くのは何故か?」に対し、同じく市内にある東京農工大学の先生が「普通は突然変異と片付けてしまうのですが、太陽光の当たる量と風、土壌など観察して推論しているのが素晴らしい」とコメント。

小学校6年生の自由研究「落下する的にモノを当てるにはどうしたら良いのか?」というテーマもある。凄い。

青少年のための科学の祭典in小金井がここまで充実発展したのは、市内に会場となった東京学芸大学をはじめ東京農工大学、法政大学工学部、都立多摩科学技術高等学校などの高等教育機関があることに起因しているのだろう。

小金井市の補助金はわずか50万円という。大学、企業を含めた市民の力が結集した成果だ。

 

<小学校6年生の自由研究>

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大都市はシステムだ。ダイナミック日本・地域の力フォーラムで、日本最古の近代的下水処理場~三河島水再生センター視察。

若手市議会議員の勉強会「ダイナミック日本・地域の力 フォーラム」を結成して、足かけ7年になる。武蔵野、府中、小金井、三鷹、西東京、国分寺、小平、東久留米等30数名が参加している。

今回の勉強会は、鈴木錦治都議(府中市選出)の紹介で、東京都の三河島水再生センターを視察した。

センターは荒川区三河島にあり、19万㎡の宏大な敷地で、日量70万㎥の下水を処理している。

運転開始は、大正11年(1922年)で、日本で最古の近代的下水処理場だ。

当時の施設は、明治・大正にかけて下水道の建設に心血を注いだ先駆者たちの汗の結晶として、平成11年(1999年)まで77年間、現役で活躍し、閉鎖後は国の重要文化財に指定されている。

鉄筋コンクリートの建物としては、日本で最も古い琵琶湖疏水(1890年)につぐ第二世代だ。

昔の写真を見ると、重機のない時代に人力で「もっこ」を担いで工事をしている姿が写っている。

この施設を計画し実現させたのは、明治時代に青春をおくった人たちが主力だが、力強くかつ精緻な建設物をみると、国を拓いた明治人の気迫がヒシヒシと伝わってくる。

今は全都に下水道が張りめぐらされ、1300万人が快適な生活をおくっているが、都市生活は、水道施設を含め巨大なシステムによって支えられているのを実感する。

ダイナミック

 

 

 

 

 

 

ダイナミック④

 

 

 

 

 

 

 

ダイナミック視察

ダイナミック視察

 

小池知事は経費節約のためボート会場を宮城県に移すという。オリンピック主催団体は都市であり、2020は宮城県ではなく東京都だ−IOCが認めるのか?

小池知事は大事なことを忘れていないか。

リオデジャネイロ、ロンドン、北京と総て都市がオリンピック・パラリンピックの主催団体なのだ。射撃のように適当な施設が都内にない場合は、やむなく隣接都市で解説が認められるが、開催可能なのに費用面だけで他の都市を選ぶことはあり得るのか??

2020オリンピック・パラリンピックは東京であって、宮城県登米市ではない。

都民ファーストというスローガンは政治家小池氏の信条としても、2020東京オリンピック・パラリンピックは東京という都市そのものが世界に約束したことなのだ。

※「仙台市」から「宮城県・登米市」に修正しました。

岩手県沿岸の各市町村を5年前の東日本大震災の復興と8月の10号台風で被災した岩泉町等を日帰り視察

昨日、朝7時36分東京発の東北新幹線で、盛岡に向かった。

岩手県庁では、千葉副知事、風早総務部長など幹部と意見交換。

宮古市では、山本市長以下、幹部の方々と意見交換し、それから三陸鉄道北リアス線に乗った。

今回の視察の目的は、5年前の3.11東日本大震災で被災した沿岸各市町村の復興を、南北150kmに縦断している三陸鉄道を軸にして出来ないかという問題意識を持って現地を見ることが目的だった。

三陸鉄道は、久慈~宮古間の北リアス線71km、釜石~盛岡間の南リアス線36km。その中間にJR東日本の山田線55kmがある。

山田線は、平成30年秋には、JR東日本が全線復旧し、三陸鉄道に移管され、青森の県境の久慈から宮城の県境の盛岡まで、150kmの大三陸鉄道が誕生することになる。

岩手県の3.11被災市町村は、すべて三陸鉄道で結ばれることになる。

これをバネにして復興計画を加速すべきと考え、いくつかの提案を行った。

宮古市から久慈市まで、71km、1時間半、三陸鉄道の中村社長と同乗し意見交換した。

途中、岩泉小本(いわいずみおもと)から島越(しまのつこし)の一駅、伊達岩泉町長も同乗し、19人の犠牲者が出た台風10号の被災状況の報告と国の復興協力依頼を受けた。

私からはお見舞いとともに総務省自治財政局参事官を来週早々に岩泉町に派遣する旨をお伝えし、激励した。

終点久慈で中村社長と再会を期し別れた。

その後、東北新幹線二戸駅から、はやぶさで帰京した。

岩手県をぐるりとひと廻りして、往復1400km。あわただしい視察だったが、現地に行ってわかることも多い。

安倍内閣の1丁目1番地は、東日本大震災の復興と地方創生だ。

総務副大臣の任期は8月で終了したが、引き続き被災地の復興のために全力を尽くしたい。

 

「宮古駅で三陸鉄道の社員全員が列車の見送り~左は中村社長」

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「伊達岩泉町長から、台風10号の被害状況報告を聞く」

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「3.11東日本大震災の被災地で唯一犠牲者ゼロだった普代村~20年前の村長が高さ15mの水門をつくった」

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共産党志位和夫委員長-『われわれはもう核を捨てる、だから貴方も捨てなさい』と迫ることが北朝鮮に対して最も強い立場に立つことになる、と。

本日午後3時からの共産党志位委員長の代表質問だが、驚くべき楽観、幻想主義だ。

核保有国による世界のパワーバランスに目をつぶると共に、既存の核保有国が悪いと聞こえる。金正恩政権を擁護しているのだろうか。

国会に議席を置く政党は単なる思想信条を述べる集団ではないはずだ。国権の最高機関の一員として、現実に立脚して国家国民の安全を政策立案するという、重大な使命が課せられているはずなのだ。

安倍総理が所信表明で言えなかったことで国民が一番知りたいこと―トランプ氏が大統領になっても米国の核抑止力は十分機能するのか。

昨日の臨時国会冒頭の安倍総理の所信表明演説は、災害復旧・復興・アベノミクスの加速・一億総活躍社会・地方創生・地球儀を俯瞰する外交など多岐にわたった。

その中で、安全保障・日米同盟にふれた部分は三行である。クリントン氏とトランプ氏が、次期大統領を争っている最中なので、日本の総理としては当然、内政干渉になるようなことは絶対に避けなければならない。言及できないのは当然だ。

しかし、同時に国民の中にある一抹の不安は、トランプ氏が当選しても米国の核抑止力を背景として日米同盟は十分役割を果たすのだろうかということだ。

クリントン氏もトランプ氏も幾多の試練を乗り越えてこられた方なので、十分信頼すべき人物と信じているが・・・

日本時間で、本日10時からクリントン氏とトランプ氏の大統領候補討論会。

以下、本日朝8時の外交部会の外務省資料

9月26日 ホフストラ大学(ニューヨーク州)

テーマ① 米国の方向性 ②繁栄の実現 ③米国を守る

10月9日 ワシントン大学(ミズーリ州) テーマ未定

10月19日 ネバダ大学(ラスベガス) テーマ未定

 

山本幸三地方創生大臣、今月25日に青森県津軽地方に日帰り視察。

青森県津軽地方は、たんぼアート(田舎館村)、鶴の舞橋(鶴田町)、立佞武多(五所川原市)など、街おこし、地方創生のモデルとなるような市町村がある。

(9月6日、7日ブログを参照)

いずれも風土の自然や、歴史伝統を生かしこの20年間にリニューアル復活したイベントだ。

私も9月上旬に訪問し、感激して、山本幸三・地方創生担当大臣に視察をお願い。大臣は、「地方創生は安倍内閣の一丁目一番地」と快諾した。

明日25日、大臣は幹部を連れて日帰り視察をする。強行軍だが、成果を期待しています。

小池知事は知事に選ばれガバナーになったのだから決断しなければならない。

豊洲移転問題は、情報公開のあり方・手続論と、安全の問題と分けて考えねばならない。

安全性とは土壌汚染と耐震だ。汚染された土壌は全量入れ替えたのではないのか。私は当時、武蔵野市長で都政について関心が高かったが、数100億円の巨費をかけて全量客土したと認識していた。

地下空間の耐震についても明確なメッセージを出すべきだ。この構造で耐震性がないとすれば都庁の優秀な土木、建築の技官たちは何をしていたのかということになる。

小池知事は都庁内の専門家の知恵を活用して、早急に評価し決断すべきではないのか。

都庁のトップの決断が遅れれば遅れるほど影響は大きくなる。

NHKで武蔵境が人気スポットと報道。中央線高架事業と駅前再開発-「市長時代の実績が実りましたね」と市民の声。

昨日夕方6時からのNHK地上波放送で武蔵境が人気上昇のスポットと取り上げられた、と何人もの市民から自宅に電話があった。

生駒さんという若い経営者が、「JR中央線武蔵境駅南北にグリーンゲートを市民参加で作った」と語り、北口駅前広場、中央線高架事業の完成、南口プレイスなど街づくりの成果を語ったという。

武蔵境の地元の人が街づくりを誇らしげに語り、それが効果を生んで武蔵境地域全体の評価につながったとすれば、33年に亘って市長そして代議士として街づくりに責任を持ってきた者として望外の喜びだ。

私は昭和58年に武蔵野市長に就任したが、武蔵境北口再開発事業および関連事業に着手したのは昭和59年のことである。

主要事業の概略は以下の通りだ。
1) 武蔵境駅北口再開発事業
・昭和61年 計画決定
・昭和63年 事業着手
・平成28年 完成
2) 中央線三鷹-立川間立体交差高架事業
・昭和60年~ 鈴木俊一都知事に度々陳情
・昭和63年末 JR東日本本社、細谷投資計画部長に陳情(後の副社長)
・平成元年 東京都が調査費1億円計上
・平成6年 東京都の都市計画事業として決定
・平成11年 事業着手
・平成22年 完成 事業総額1750億円
3) 武蔵野プレイス
・旧農水省食糧倉庫跡地5000㎡を活用
・平成3年 市から政府に対し利用計画を示し国有地払い下げ申請
・平成10年 国有地の払い下げを受ける
・平成15年 建物設計を公開プロポーザル。川原田康子氏が当選。
・平成23年 完成
4) 武蔵境駅グリーンゲート
・平成8年 市民中心で武蔵境駅舎・広場街づくり協議会が結成。グリーンゲートが提案される。
・平成22年 中央線高架事業完成後、南口に完成。
・平成28年 北口再開発事業の完成と共に、北口にも完成。

今まで33年を振り返ると、武蔵境駅南北の街づくりの重要な決定は22年間の市長時代に決定し、方向づけた。

衆議院議員になってからは、中心市街地活性化や街づくり交付金など、国交省関係の様々な街づくりに向けた補助金獲得のため働き、20数億円の補助金交付に漕ぎ着けることが出来た。

武蔵境駅南北の街づくりで具体の貢献が出来たこと、それを市民が評価してくれていることを大変うれしく思った。

北朝鮮の核・ミサイル問題と拉致問題は分けて考え、解決に向けて努力すべきだ−家族会の痛切な呼びかけ。

昨日、「最終決戦は続いている 制裁と国際連携で全員救出実現を!国民大集会」が拉致議連や家族会など5団体共催で開かれた。今年の4月以来、2回目の異例の開催だ。

安倍総理、加藤勝信拉致問題担当大臣、各党の代表者、国会議員、全国から多勢の地方議員が出席。

今年の最大の訴えは「拉致された家族の高齢化がすすみ、疲労困憊している。核・ミサイルの問題と切り離して拉致問題の解決を実行できないか」の切実な訴えだ。

北朝鮮は今年になって2回の核実験とミサイル発射という暴挙を繰り返している。全世界が核ミサイル問題を最大の関心を払っている。その中で、拉致が置き去りにされているのではという家族の切実な気持ちだ。

解決のプロセスが見通せず、出口が全く見えないトンネルの中にいるようだ。

私も欠かさず国民集会に参加しているが、ご家族の皆様に目に見える解決への道筋を何も示すことが出来ないことに、苦しさを感じる。

安倍総理は拉致問題解決は安倍内閣の最大の課題と述べ、ご家族を激励したが、珍しくも会場からヤジが飛んだ。いま置かれた状況を的確に現しているように思えた。

<安倍総理の挨拶>

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自民党東京都連の新会長に下村博文・元文科大臣が決定。

本日午後3時から、自由民主党東京都支部連合会の支部長・常任総務合同会議が開催され、新執行部案が深谷隆司・役員選考委員長から発表され、全会一致で承認された。

会長 下村博文
会長代行 菅原一秀
幹事長 高島直樹
総務会長 萩生田光一
政調会長 井上信治

日韓は安全保障で運命共同体だということが更に明らかになった−北朝鮮の核実験と小型化。

日本も韓国も自国の安全保障の根幹を米国の核抑止力に頼っている。

ロシアや中国は核大国だが、50年前に核武装し、様々な場面を通じて国際的な危機管理を経験し、それなりの信頼感がある。

しかし北朝鮮は別だ。金正恩という若き指導者が何を考え、何をやろうとしているのか、その権力は内部統制が行き届いているのか、明らかではない。まことに不安かつ不安定である。

その北朝鮮がミサイルに搭載可能な核開発に成功したらしい。韓国はもとより、日本もミサイルの射程範囲だ、日本も韓国も自力で核抑止力を持ってないのである。日韓は置かれた安全保障の地位は類似している。

オバマ大統領、『核の先制使用しない』との宣言を発しようとした-北朝鮮核実験へ。ミサイル搭載可能か?

オバマ大統領は歴史に残るレガシーにしようと、核の先制使用はしないと宣言しようとしたが、抑止力の低下を心配した同盟国の反対で取りやめた。

一方、北朝鮮は昨日核実験を強行。広島型に匹敵する10キロトン級だという。

北朝鮮国営テレビは「打撃力」の強化を強調。核の先制使用をほのめかす北朝鮮核ミサイルで一番脅威を受けるのは日本と韓国だ。

米、中、露は自前の核攻撃能力を有し抑止力は十分だ。

500年前の縄文時代の三内丸山の人口は?―50人~300人が自然と共生した持続可能な生活だった。

9月5日、青森県三内丸山遺跡を視察。岡田館長からお話しを聞く。遺跡は、20数年前に野球場を造るため、土地を造成していて偶然発見したという。

8畳ほどの広さの竪穴式住居が点在し、一角に長方形の大屋根の茅葺200平方メートルほどの建物―集会や祈りの場だったのか?

さらに周囲1m20cmの太い栗の柱6本を繋ぐ櫓のようなものがある。用途は判明していないが宗教的儀式に使ったのか、海を見るための見晴らし台だったのか?更に、海に向かって幅14m~15mの道路もあったという。

食物は栗が主食。海の魚や貝類も。土器をつかい煮炊きしていた。衣服も草木を利用して作り、着用していたようだ。

栗の木で家屋をつくり、栗の木を燃料に栗の実を食べる、栗文化だ。

自然の恵みと共に生きた縄文人。まさに自然との共生、地球に優しい生き方の実践だ。持続可能な文明といえる。

先日、米国と中国がパリ協定の批准に合意し、発効の見通しが立ったとの報道を思い出した。CO2二酸化炭素排出を抑制し、今世紀末までに産業革命以前と比較して気温上昇を2℃以下に収めるという内容だ。 

現代の豊かな文明は未来にわたっても持続可能か、三内丸山遺跡を見て改めて考えた。

 

<三内丸山遺跡の大屋敷にて>

三内丸山遺跡①

地方創生は青森から―五所川原市の立佞武多(たちねぷた)、鶴田町の鶴の舞橋、田舎館村の田んぼアート。

1泊2日で青森県を視察。津軽地方には元気な市町村が多くある。

五所川原市の立佞武多(たちねぷた)は23mの巨大なねぷたで、毎年8月4日~8日までの5日間、市内1.2kmを練り歩く。総重量19トン、60人の引手が曳く。

立佞武多は明治の頃から続く五所川原の伝統だが、市街地化がすすみ電線が張られるようになるとねぷたの通行が不可能になり、いつしか途絶えてしまったという。 

立佞武多が復活したきっかけは、大工の棟梁の家の遺品から、明治時代の墨で書いた設計図が見つかったことだという。ちょうどその頃、五所川原市が人口減少を迎え地域が元気を失っていた時だったという。

「地域おこしは、これしかない」と直感した有志が立ち上がって、数か月掛けて河原で作り上げたという。当時200万円を目標に市民に募金を呼び掛けたら500万円集まった。

数か月掛かり、巨大ねぷたが80年ぶりに完成した時は有志の思いが通じたと手を取って泣き崩れたとのこと。完成したねぷたは、季節が終わったら伝統に則って火が放たれた。

これ一回きりだと思っていた有志に「もう一回やってくれ」と言ったのが当時の市長だった。「電線が邪魔して街中には繰り出せないのだから・・・」と断ったら、市長が「そんな電線ヤッテマレ」と言ったという。

 「ヤッテマレ」は津軽地方の方言で「やっつけてしまえ」という意味で、戦いねぷたの掛け声そのものだった。それを聞いた有志達は奮い立って再び挑戦したという。平成10年のことだ。

 立佞武多館の菊池館長はその場に居合わせた中心人物だ。市長の「ヤッテマレ」の一言に身震いしたという。そして邪魔な電柱を移設、地下埋設してついに1.2kmの巡行コースをつくったという。

 立佞武多館には8階建てのビルに相当する23mの立佞武多が3基勢揃いしている。8月の祭りの時は巨大な建物の壁面が開き、街中に威容が現れるという。今日では5日間で100万人集める大祭になっている。

 鶴田町の鶴の舞橋は岩木山の裾野に広がる灌漑用ため池280haにかかる木造の橋で、鶴が翼を拡げて舞うように見える。

 江戸時代に当時の津軽藩主が作ったため池を活用し、20年前に作ったという。吉永小百合さんのディスカバリージャパンで有名になり、毎年数10万人が訪れるという。

 田舎館村の田んぼアートもユニークだ。色とりどりの稲を植えて人物や風景がをつくり、田んぼの傍から見るとなんとも無いが、10mの展望台から見下ろすと遠近法を使った絵柄がくっきりと見える。

 今年のテーマはNHK大河ドラマの真田丸だ。

 田んぼアートは20年前より考案して、少しずつ工夫しながら充実してきた。最初は1~2色だったが様々な色の稲を全世界から取り寄せ、現在は黒米を始め、4~5種類の色を作り出す。田植えをする時はすべて青い稲だというのだから驚きだ。7月が見頃とのことだが、9月に刈り入れ時を迎えても立派な姿だ。天皇陛下もご覧になったとのこと。

 三つの市町村に共通していることは、地域の伝統や風土を生かして、新しく創出したことだ。これこそ地方創生の手本ではないだろうか。

<五所川原市の立佞武多館で>

立佞武多館

 

 

 

 

 

 

 

<田舎館村の田んぼアート 鈴木村長と>

田んぼアート_第一会場

 

 

 

 

 

 

<鶴田町の鶴の舞橋 相川町長と>

 鶴の舞橋①

 

 

 

 

 

 

 

小池知事が築地市場の豊洲移転を延期するという。先の見通しのない決定。ガバナーとして大丈夫か。

仮に来年1月まで延期して、結論が変わることがあるのであろうか。

中央卸売市場の豊洲移転反対、現築地で行くと決定したら5000億円を超える都の無駄な投資と膨大な補償問題が発生し、大混乱になる。

仮に1月以降に移転にゴーサインを出すなら、今決めたほうがベストだ。

豊洲の土壌の安全性が確認されていないというが、今までも度々環境対策、土壌汚染のモニタリングをやってきたのではないのか。

今回の調査が初めてではないはずだ。

抵抗勢力をつくり、相手を攻撃して人気を保つ手法は知事に当選をしたのだから止めたほうが良い。

知事は最終決定権をもつ“ガバナー”なのだから。

北海道、岩手県等、台風10号で軒並み河川が氾濫、甚大な被害に~昨日、自民党災害対策本部が緊急会議。

昨日、午後5時から茂木政調会長のもと緊急災害対策本部が開催され、内閣防災、気象庁、警察庁、消防庁、海上保安庁、国土交通省、防衛省、厚労省等、関係省庁が集まり現状報告。

被害状況の全容がつかめてないので途中経過だが、政府は務台内閣府政務官をヘッドに、現地調査団を派遣とのこと。

務台代議士は、総務省出身で消防庁の幹部の経験もあり最適任だ。

各省の報告のあと、政府を督励すると共に、人命救助最優先を確認。状況に応じて、本部会議を開催することとした。

北海道や岩手県を海上から台風が直撃するのは始めてのことだ。現地では、さぞ混乱が続いているだろう。

北海道出身の代議士が、「北海道は雪の備えは万全だが、台風が4つも来るとは、激甚災害の対策を早く」と語っていたのが印象的。

さらに岩手県の三陸沿岸各地では、5年前の3.11の復興の最中に、前例のない台風直撃で、高潮と河川氾濫。まことに苦難の連続で心が痛む。

台風の中450名が激励にかけつけてくれる―第43回ビアパーティ。

土屋正忠後援会主催の恒例のビアパーティが昨日、吉祥寺の東急REIホテルで開催された。

都知事選挙があったので例年より1週間遅れ、月末ギリギリの開催で、又案内期間も3週間と短く、さてどうかと気になっていました。

さらに台風10号の接近で最悪の条件でした。しかし例年通り武蔵野、府中、小金井を中心に続々と来会者が集合。

中川雅治参議院議員を始め、高野律雄府中市長、佐藤一夫国立市長、鈴木錦治(府中)、木村基成(小金井)、島崎義司(武蔵野)、吉野利明(三鷹)、山田忠昭(西東京)の各都議会議員、地元三市を中心に自民、公明、保守系無所属の市議会議員、三市の商工会関係者、医師会長、JR等の鉄道関係者など、その他各関係の団体や友人達、おかげで450名の方々に激励していただきました。

とりわけ永年の支援者の中には「台風だから来たよ」とおっしゃってくれる人も、有難い。こういう方々のご期待に応えるためにも全力を尽くさなければと決意を新たにした。

 

<第43回ビアパーティにてご挨拶>

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2019年ラクビーワールドカップに項目をきちんと立てること~平成29年度国土交通省予算概算に注文。

昨日、自民党政調国土交通部会が開催され、平成29年度予算概算要求案が了承された。

国費の総額6兆6654億円、財政投融資3兆8524億円の積極予算だ。

予算概要は、国土交通省の全行政領域を網羅したものだが、

① 東京オリパラ関係予算の全額を早く確定し明示すること

②2019年ラクビーワールドカップ関係予算が項目立てされていない。

全国12の開催地は都立公園も多いと思われるので、必ず項目立てして下さいと注文をつけた。

陸上自衛隊富士総合火力演習

富士山の裾野、東富士演習場で陸上自衛隊平成28年富士総合火力演習が行われた。

前半は各種火砲の実弾発射訓練、総て的に命中。最新の10式戦車は走行しながら目標に集中砲火。

後半の演習は離島奪還のシナリオで陸・海・空が一体となった演習だ。

兵器の優秀さと隊員の練度が光った演習だ。頼もしい。

 

<富士総合火力演習にて>

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夏休みの宿題の追い込み参考になるかな!?―小金井の木工展。

27日(土)小金井市内の建築業タカキホームの主催で木工展が開かれた。「木のぬくもりと作る喜びを子どもたちに」と社長が語る。

 武蔵小金井駅前の宮地楽器ホールの一階が会場だ。雨にもかかわらず子どもたちが自由工作などに挑戦、楽しそう。夏休みの宿題はこれだ!

 私も檜の箸づくりに挑戦。

 

<子供たちの作品を鑑賞>

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<木材のアスレチック>

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<お箸づくりに挑戦>

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553戸大規模マンションのお祭り―是政リムザ

一棟で553戸の大規模マンションでどのようにコミュニティをつくり住民同士、また周辺の街の人達と絆を深めるのか。屋外のマンション内での共用スペースを使って夏祭り。

 のため開会式は軒下で、共用スペースをとり囲むようにしてマンション外の街中の商店が出店している。10年続く夏祭り、雨でも子どもが飛び回っている。

 

<リムザ夏祭りにて>

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