直言!土屋正忠のブログ

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枝野党首、まっとうな政治とは何ですか?~国家の安全保障も経済も語っていない立憲民主党のビラ

枝野党首の顔をでっかく使い、写真はそれだけ。残りは文字だけの立憲民主党の政党ビラが新聞折込みで入ったのは4日前だ。

あらためて読んで内容のなさに驚く。抽象的な理念、理屈の羅列だ。

原発ゼロだけはわかるが、いつまでに、どんな代替エネルギーをと言わなければ、単なる観念論だ。

「まっとうな政治」が主張だが、古来から政治の目的は外敵を防ぎ、国家の安全をはかることと飢えさせないことのこの2つだ。

生命を守り、生き延びる、これが政治の本質だが、このことに一言もふれてない。

近代国家になって、教育と社会保障が加わった。国防、経済、教育、社会保障の4つが国家の役割だ。

現在の情勢を考えれば、北朝鮮の核ミサイル開発が「まっとうな政治」の第一に掲げなければならない。

枝野党首のビラは、単なる作文でしかない。

政党といえるだろうか。

心の福祉 ネイルアート投票日までとらないぞ 府中市福祉まつりで

雨の土曜日に訪問した府中市福祉まつりでネイルアートのブースが出ていた。

「障害者の方もお化粧したいのです。どうですかやりませんか?」と女性ボランティア。

「心の福祉ですね、でも時間が掛かるのは・・・。」私が答えると

「5分でできます。指1本100円です。」とそこで左手の一本をしていただいた。

地色がジャパンブルーで、そこに日の丸シール。以来ずっとやっている。

一人一人を大切にする政治の記念に投票日までつけておこう。

nail

菅義偉官房長官が北朝鮮問題を戦後最大の危機と語る

IMG_2431  <菅義偉官房長官の応援演説>

15日の日曜日、府中市フォーリス前に応援演説に入った菅官房長官のスピーチは経済問題が中心だったが、言葉少なに北朝鮮問題を戦後最大の危機と語った。国家の外交・軍事の機密を知る立場なので、それ以上の言及はなかったが、容易ならざる事態が進行している事がうかがわれる。

 

昨日の遊説は12ヶ所、個人演説会3ヶ所で、これを踏まえてスピーチした。

 

 

安倍総裁から公認証を受けるー北朝鮮問題など国難に当れるのは自民党

本日、正午過ぎに臨時国会が召集され、憲法第7条により衆議院解散の詔書が議長より宣明され解散した。恒例の万歳三唱も!

午後、自民党本部で候補者全員に安倍総裁より公認証が手渡され激励を受けた。

 

武蔵野市長選挙と並行して、いよいよ決戦だ!

公認証交付

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

安倍総理28日解散を表明。新しい体制で国難に向かう。

北朝鮮問題が切迫している。この情勢は今年度末に向けてさらに深まるだろう。金正恩という予測しがたい指導者を日中・日露の外交交渉を含め、軟着陸させるのが至上命題だ。

またこの時期の解散は年末に向けて税制と予算編成に最少の影響で済む。潮時だ。

予測より早いが常在戦場、国家国民の為にもう一汗。

現在、武蔵野市長選挙と市議補選の真っ最中だが、高野恒一郎市長候補と東まり子市議候補も頑張っているので頼もしい。

2人を支援しつつの準備を進める。

民進党武蔵野支部レポートで武蔵境駅北口市有地問題の記事-市政センターが民間ビルにテナントで入るのに「4億4000万円の建設費用が不要になった」と意味不明の言い訳-市民に錯覚をおこさせる虚偽レポート。

本日、新聞折込みで民進党武蔵野支部レポートが入っていた。武蔵境駅北口市有地を民間に貸出すことについて言い訳めいた記事だが、内容は意味不明。市民に誤解を与える内容になっている。

民進党レポートでは、「(建設費の)4億4千万円が不要に」とあたかも市が得をしたような記述だが、市が所有になるビルならともかく、民間事業者が市有地を借りてビルを建て、その事業者が所有して賃貸して儲けるのだから、建設費を出すのは当然その民間事業者だ。

武蔵境駅北口市有地問題の本質は、特定業者に利益誘導しているのでは?ということだ。

武蔵野市と民間事業者の契約内容は、市が民間に駅前180坪の市有地を権利金も取らずに47万円/月で貸すという内容。坪単価にすると駅前の一等地の地代が4,000円/月という馬鹿安さだ。

民間事業者はその土地に延べ床300坪の2階建てビルを建てて、二階の一部60坪を市政センターとして市に貸し40万円/月の収入を得る。つまり、市に支払う47万円から市からの収入40万円差し引くと、実質7万円/月=84万円/年でビルを所有し続けることができる。

そこで一階の100坪、二階の市政センター以外の60坪、屋上バーベキュー場をテナント誘致して年間5000万円近い収入になる。

市有地を84万円/月で借りて、毎年5000万円の収入を得る。仮に建物の固定資産税を払っても、業者には美味しすぎる話なのだ。

自分が土地を駅前に180坪所有していたら、こんな馬鹿な活用をするのだろうか。そもそも建設費は4億4000万というが、延床300坪だから、坪単価135万円以上ということになる。これは民間がマンションを建てる単価だ。マンションは各戸を区割りしていて、各々にトイレ、洗面所、給排水など設備を付けてこの金額になる。

しかしこのビルは賃貸ビルなので、通常スケルトンで貸し、テナントが内装する。専門家によれば、100万円/坪が良いところだろうという。4億4千万円はどういう計算なのか。

ビラに名前を連ねた深沢議員、川名議員、蔵野議員、藪原議員らの民進党市議、不動産に対する基本知識を欠き、市民の貴重な財産だという真摯な気持ちが決定的に欠如していませんか。

北朝鮮による拉致被害者家族会が全員帰国まで圧力は緩めないぞ―今年中に全拉致被害者の救出を!国民大集会

本日、午後2時から5時まで砂防会館別館で国民大集会が開催され、家族会を始め、安倍総理、加藤勝信拉致問題担当大臣、自民党、民進党、公明党、日本維新の会、日本のこころの各政党代表も激励に参加した。相変わらず共産党、社民党、自由党は不参加だ。

歴史を見ると、北朝鮮は外貨がなくなったり、軍事圧力が強くなると妥協する。「圧力を加えすぎると暴発する」などの意見もあるが間違いだ。これからも経済的圧力と米国の軍事的圧力を緩めてはならない。この圧力で、拉致という絶対的優先事項があることを表明続け、被害者の救出につなげたいとの決議案を採択した。

15年前に救出、帰国した曽我ひとみさんが「母の曽我ミヨシは85歳、帰ってきてほしいと毎日念じているが夢にも出てきてくれない。先日、久し振りに夢を見た。隣で母が寝ているのです。ああ、お母さんと一緒なんだと思いましたが、これは夢なのです」と一緒に拉致された母を思う気持ちを語った。

国民大集会

松下玲子さん、よく勉強して事実に基づいて発言してください―邑上市長は財政を立て直した?そんな事実はありません。

9月15日の武蔵野青年会議所主催の市長選挙立候補予定者の公開討論会に出席した。

松下玲子さんが、邑上市長の評価すべき点とした「財政を立て直した」と発言したのには驚いた。財政を立て直すということは、それ以前が財政危機、財政破綻だったということになる。それ以前の市長は、私土屋正忠だったので名誉のために申し上げる。

23年間に渡る市長在任中に財政難や財政危機に陥ったことは一度もありません。武蔵野市の財政力は市民の担税力のおかげで、日本の市の中で常時トップクラスを占めています。

 

他市もがうらやむような財政力ですから、よほどの放漫経営でもしなければ、財政難や財政危機に陥ることはありません。

歳出についても、私は国に先がけていち早く地方行財政改革を進めると共に職員給与の引き下げ、定数の削減など率先して取り組んできました。全国のモデルだったのですよ。

同時に、吉祥寺駅北口広場に土地収用法を適用して完成。武蔵境北口再開発事業の計画決定、事業実施、北裏区画道路や亜細亜大学通りの全線開通、関前八幡の区画道路整備などの道路事業、都に働きかけ中央線の高架化事業など、街づくりの骨格を作り進めました。

 

したがって、投資的経費が増え、武蔵野市土地公社の借入金残高は一時300億円を超えたことがありました。一般会計の起債残高と合わせると600億円の時もありました。

一方、市の貯金である各種基金は、常時200~250億ありましたので、差し引き350~400億円が純負債でした。武蔵野市の税収は、350~400億円ですので税収の一年分にしかあたらないわけです。国の借金が税収の18倍ということを考えてみれば、いかに健全財政だかわかります。

当時、市議会で共産党市議が「使っても使っても減らない基金、貯め込み過ぎだ」と主張した程です。市議会の中で財政難という論議があったことは一度もありません。

 

先に述べた街づくり以外にも、公園、自転車駐輪場、福祉施設、文化会館、スイングホール、芸能劇場、プレイス、図書館ネットワーク、障害者総合センター、千川小、大野田小の建て替えなど、積極的に投資を続けたのも、日本一の財政力なら必ず借金の返済は出来るとの見通しがあったからです。

重ねて言いますが「邑上市政になって財政が立ち直った」ということではなく、もともと健全財政だったのです。逆に邑上市政になって土地公社や一般会計の借金が減っているのは、積極的投資をしないからであります。本来なら、市民の基幹施設である小中学校の全面建て替えを、この12年で2~3校やるべきではなかったのですか。建設以来50年超の学校が増えているのです。

 

松下玲子さん、12年前と比較して単純に数字を差し引きして「財政を立て直した」というのは小学生でもできる算数です。都議選に落選してから2か月のにわか勉強にしても、公開の場での発言として、財政論としてお粗末すぎませんか

職業生活の充実は、国民ひとりひとりの感じ方の問題で、法律で政府が保障すべきものか?

本日朝、自民党政調で臨時国会に提出する「働き方改革を推進するための関係法律の整備法の要綱」が厚労省から呈示され議論された。

 電通社員の過労死を受けた時間外労働の上限規制や、高度プロフェッショナル制度を含む多岐にわたる内容だ。

 その中に、「雇用対策法」の法律名を改正するとあった。

 「労働施策の総合的な推進並びに労働者の雇用の安定及び職業生活の充実等に関する法律」に改正するという。長い法律名だ。

 私は次のように発言した。

「法律名に職業生活の充実」と入っているが、職業生活の充実は働く人、各人が感じる話で、国が保障する話か?」と疑問を述べた。

 厚労省から、一通りの説明があったが、私自身が用事で中座したこともあり、議論が深まらなかったのは残念。

 国民受けを狙った甘っぽい名称は、国民に誤解を与える。

 職業生活の充実は、職業選択の自由という自由権の一角を成し、個々の生き方の問題だ。今後とも論議に参加したい。

菅官房長官へ要望-学校耐震化・施設整備等促進議員連盟

本日、自由民主党学校耐震化・施設整備等促進議員連盟のメンバーと共に、首相官邸で菅官房長官に学校施設整備の予算要望活動を行った。

学校耐震化議員連盟

学校耐震化議員連盟2

北朝鮮制裁国連決議、日米欧にプラスして、中国とロシアが揃った意味が大きい

北朝鮮が、平和的に核開発をやめる可能性は、中国、ロシアを含めて関係国が一致した包囲網をつくることがポイントだ。

 金正恩が正常な判断をする限り、全世界を相手に戦うことは出来ないからだ。

 今回の国連決議は、日米韓の外交努力の成果だ。

 兵糧攻めだが、北朝鮮が暴発しないことを念じる。

状況は階段の踊り場だが、北朝鮮の出方待ちが続く。

日本はどこの国も侵略せず、どこの国からも侵略させず、国是に法制と防衛力を整備する~自民党憲法改正推進本部で発言

本日、9月12日午後3時から、自民党憲法改正推進本部が高村副総裁、二階幹事長、竹下総務会長、岸田政調会長等、役員総出で開催された。

憲法9条をめぐって、制定過程や具体の字句、平成24年版自民党の憲法草案の位置づけなど、各々の立場で1時間半にわたって、熱い議論が繰り広げられた。

私は北朝鮮問題があり、最近、選挙区で日本の安全保障や自民党はどうするのかという意見が聞かれることが多いと述べて、次のように発言した。

「日本の国是は、いずれの国も侵略しないし、いずれの国からも侵略させず。そのために法整備と防衛力を整備するのが大方針だ。そのうえで必要な憲法改正を論議する。」と周囲に答えていると述べた。

 

北朝鮮核実験に有効な手が打てない日・米・韓。さらに中国・ロシアと連携して圧力を

9月3日、北朝鮮は再び核実験、水爆だという。

 本日4日、午後2時から自民党政調で、二階幹事長のもと対策会議が開かれたが、決め手がない。

 「強く非難、制裁強化」と言っても、北朝鮮はそれに応ずるのか。

 マスコミの一部では、「圧力を加え過ぎないで、北朝鮮を核保有国と認めたら」等と無責任な言動も。

 さらにミサイル発射準備との報道、金正恩は何をおびえているのだろうか?アメリカ、それとも北朝鮮内部の動きか。

 日米同盟と外交力が頼り、安倍総理のご苦労を思うと頭が下がる。

専守防衛の日本、自前の抑止力は韓国より低い

北朝鮮のミサイルが、日本列島を飛び越え、襟裳岬沖1100kmに落下して以来、日本の防衛についてテレビや新聞で毎日報道されている。

イージス艦の迎撃ミサイルシステムの陸上版、イージスアシュア導入の検討といえば、すぐ反応して「どこまで防衛費が膨張するのか」といった論調を掲げる新聞も。

専守防衛でさえダメなら、座して死を待のか、どうすればよいのか聞きたい。

日本が北朝鮮からミサイル攻撃を防御できても、相手に反撃する能力はゼロだ。

抑止力とは、もし攻撃したら直ちに反撃されると思うから、攻撃を躊躇することをいう。

日本が直接、北朝鮮を攻撃できるわけではなく、抑止力はもっぱら米国に頼っているわけだから、誠に心もとない。

隣国の韓国は、50数万人の部隊が直ちに反撃できる。

韓国は「ソウルを火の海に」と北朝鮮が言っても、「平壌が火の海になるぞ」と主張できる。

日本は「東京を火の海」と言われたら、兄貴分の「米国が反撃するぞ」としか言えない。

自国民の安全を、自らの力で守り抜く抑止力がない国でよいのか。

北朝鮮による今次ミサイル発射が、北アメリカに対する脅威となっていない~米国国防省報道官の声明

本日午後3時半より、政調北朝鮮核実験・ミサイル問題対策本部が党本部で開催された。

 すでに報道されていたが、今朝5時58分、北朝鮮は中距離ミサイルを東に向けて発射。日本上空を飛翔して、北海道の襟裳岬東方1180kmに落下したと官邸の資料。

 日米韓は、緊密に連絡をとって、そのうえで安倍総理とトランプ大統領は、日米同盟の絆の強化を確認したとある。

 一方、外務省資料によると、米国国防省報道官の記者向け声明で、「北アメリカ航空宇宙防衛司令部(NORAD)は、北朝鮮による今次ミサイル発射が北アメリカに対する脅威となっていないことを確認した」とのこと。

 この声明が、米国の本音か?日米同盟を強化して、日本に万一の場合、米国が必ず報復し、それが日本の脅威に対する抑止力になっているという論理構成だが・・・。

 日本は、戦後72年にわたって、自国の存立と国民の安全を他国に委ねてきたことの是非、根本命題が露わになった。

武蔵野市のことをあまりにも知らなすぎる松下玲子氏のレポート―新聞折込みで本日配布

何気なく目を通して、あまりにも市政を知らないので思わず苦笑した。

私のことを23年間続いたワンマン市政と批判しているが、私が武蔵野市長に就任したのは、昭和58年(1983年)ですよ。

松下さん、貴方はわずか13歳どこにいたのですか?私が、市長を辞めて衆議員議員になったのは2005年、貴方が武蔵野市に転入してわずか2~3ヶ月でしょ。それでよく市政のことを評価出来ますね。

市長は1人しかいないのだからワンマンと言われてもやむを得ないが、仕事をやるワンマン市長と仕事をやらないワンマン市長がいるという分類が正しい分類ですね。

私は市長として22年4ヶ月の間、市民の力を借りて様々な仕事をやりました。吉祥寺駅前広場の完成、中央線の高架事業、武蔵境駅北口再開発事業、ムーバス、0123、セカンドスクール、文化会館、図書館、総合体育館等市民施設のネットワーク、クリーンセンターや日の出町のゴミ処分場の建設、大野田小・千川小の建替、今人気のプレイスもゼロから立ち上げ構想を練り、国有地を取得、設計者選定、プレイスという名前も私が付けました。一番大事な国有地払下げの段階を市議会と共に構想をまとめたのです。

さらに、貴方は三鷹駅北口駅前のタワーマンションに住んでいますが、その土地は生産緑地としてかつて梅林だったのです。生産緑地指定の見直しの時、商業地域で500%の容積率などから、生産緑地として不適切と唯一再指定を認めなかったのです。都内でも極めて珍しいことでした。その結果、タワーマンションが建ち貴方が住むようになったのです。

さらに、9月下旬貴方が集会を予定している武蔵野スイングホールも再開発事業の一環として、私が市長時代に市民参加で計画完成したビルなのです。

松下さん、他県から武蔵野に転入して12年、市政を知らな過ぎませんか?知らないことを誰かに聞いて検証もしないで主張する、これを観念論というのです。

邑上市政が問題なのは、武蔵境駅北口市有財地を特定業者に不当に安い価格で貸付ける不正義、保育園を認可しても一部の反対で実現出来ない実行力のなさ、邑上市長は市民から信頼を失って、四選断念に追い込まれたのではないですか?

北朝鮮の先軍記念日の今日、国連の資産凍結決議に従って、6団体2個人を資産凍結の対象に閣議決定

本日、北朝鮮と取引のある6団体と2個人を資産凍結の対象とすることが閣議決定された。

8月4日の国連安保理決議2371号は、北朝鮮のICBM級ミサイル発射に対抗して、さらに経済制裁を強化することを加盟国に求めている。

とりわけ経済制裁を厳しくして、北朝鮮と核関連物質や石炭、鉄鉱石、鉛、海産物の取り引き禁止と決めた。

さらにこの決議を受けて、日本の措置として、本日6団体2個人を資産凍結することを閣議決定した。

①核・ミサイル計画等に関与する2団体

②石炭を含む鉱物貿易に関与する2団体1個人

③北朝鮮籍労働者の海外派遣(いわゆる海外出稼ぎ)に関与する2団体1個人

本日8月25日は、北朝鮮が軍事と軍隊を最優先する「先軍記念日」だ。

どのような反応があるのか。

8月下旬となり、まだ夏休みモードだが、重苦しい空気も流れる晩夏だ。

 

地方創生本部会議~新任の梶山弘志担当大臣も出席

本日、正午から党本部で、地方創生本部会議が開催され、来年度の予算概要要求と当面の経済情勢について論議がかわされた。

 私は、次の3点について意見を述べた。

 ①地方に人が行かなければ地方創生にならない。

先日、激流下りの広告が新聞に載っていて注目したが、スマホゲームの宣伝だった。

 現代の小・中・高校生は、情報機器に埋もれている。自然の中でのリアル体験が必要だ。

子供たちを農山漁村に派遣し、リアル体験を行うことが大事。

これは主として、文部科学省中心の教育プログラムだが、一学年100万人が5泊、地方に行けば、延べ500万人だ。

地方創生の面からも注目し、力を注いで欲しい。

 ②東京一極集中を是正するとの発言があったが、是正ではなく東京の活力の地方還流という視点が大事。

半径100kmの東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県に3500万人が居住し、しかも中所得者ばかりだ。

このパワーを地方に還流すべきだ。 

③地方の中小建設、土木業の確実な振興だ。

予算が急増したり、民主党政権のように対前年比マイナス15%等の飛び跳ねでは、地方の中小建築、土木会社が息子に事業を継承出来ない。

経営計画を立てられるよう10年単位の見通しを国策として立てるべきだ。

雇用の確保だけではなく、次々と自然災害に襲われる日本国土強靭化のためにも、地方中小建設、土木業の育成を計るべきだ。

トランプ大統領の白人至上主義容認のような発言に米軍、陸、海、空、海兵隊の首脳部が警鐘との報道

米国内の分裂が相当深刻になってきた。白人至上主義が最も否定されるフラットな組織が軍隊だ。米軍は、白人、黒人、ヒスパニック系、アジア系人種等、総てのアメリカ国民によって成り立つアメリカそのものだ。軍人が政治に意見表明するのは、シビリアンコントロールの点から異例の事だ。

しかし、トランプ大統領は軍の最高司令官であるので、白人至上主義と誤解される発言を放置すれば、軍が内部から崩れると軍の首脳部は実感したに違いない。

トランプ大統領は、企業経営者や政治家から大統領に脱皮して欲しい。

北朝鮮問題など日本の安全保障に関する重大な出来事だ。

「雨の全国戦没者追悼式・靖国神社・千鳥ヶ淵墓苑」

72回目の終戦記念日がめぐってきた。例年は猛暑なのだが、今年は小雨の中挙行。

11時から靖国神社に参拝した。雨のせいか普段より落ち着いた感じ。境内は参拝客で一杯だ。自民・民進・維新・日本のこころ等、超党派の議員が参拝した。

 

政府主催の全国戦没者追悼式は、天皇・皇后両陛下ご臨席の下、例年通り厳かに執り行われた。天皇陛下のお言葉の中に「過去を顧み、深い反省と共に」のお言葉があった。

 

安倍総理は、現実の政治を担っている立場からの追悼だが「戦争を憎しみ、平和を重んじる国として」という一節があった。言葉のアヤだが「戦争を憎む」という表現の中に、北朝鮮ミサイル問題を抱えて、打つ手が限られていると安倍総理の心中を垣間見た思いだ。

 

国立千鳥ヶ淵墓苑は、日本が独立した直後の昭和28年に建設され、海外の戦場で倒れた戦士と軍属や戦没者で身元の分からない「無名戦没者」が葬られている。年々収集するご遺骨が少なくなってきたが、一昨年、超党派の議員立法で「遺骨収集促進法」が制定されて以来、厚生労働省社会援護局の担当課の人員と予算も倍増した。

 

昨年は海外で2000柱以上を収集、墓苑に収めることが出来た。無宗教で祭壇には安倍総理の一対の花と関係各団体の花が供られていた。拝礼

2017靖国神社   2017全国戦没者追悼式

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日本の危機、北朝鮮がミサイル4発をグアムに発射すると発表。国会は南スーダンの日報問題

北朝鮮が、米国領のグアム島に向けてミサイルを4発発射準備と発表した。もし、発射されれば日本の島根や鳥取、高知等の上空を通過する。

日本は、同盟国アメリカのためにイージス艦等で迎撃するのか?迎撃すれば日本自体が北朝鮮から反撃されるし、迎撃しなければ米国の信頼を失うことになりかねない。

極めて重大な危機が目前に迫っているというのに、国会は南スーダン派遣の自衛隊日報の話ばかりだ。過去の内部問題に終始して、目前の危機に目を背ける。

国会は、国権の最高機関と言えるのだろうか?国会に議席を得るものとして、国民の皆様に申し訳ない気持ちで一杯だ。

戦後72年、長年に亘って「自ら国を守る」という事態に直面することを避けてきた。自分達は平和を愛する。危ないことは誰かがやってくれる。真の日本危機はここにある。

我が国が他国から急迫不正の侵害を受けた時、総理の命を受けて、防衛大臣は排除することを自衛隊に命ずる立場だ~現場の制服組に命ずる以上、普段から厳しい自己抑制が求められる。小野寺五典新防衛大臣に期待

本日、安倍改造内閣が発足し、小野寺新防衛大臣が任命された。想定されたこととはいえ適任だ。

我が国に対する武力攻撃が発生した時、出動命令は国会承認を得て、内閣総理大臣が行う。

命令伝達は、防衛大臣を通じて行われる。自衛隊の最高司令官は内閣総理大臣だが、それ以外の出動待機以下の命令は、防衛大臣が行う。

そして急迫不正の侵害を、実力をもって排除するのは制服組の仕事だ。

平たく表現すると、敵と戦闘を行うのは現場の自衛隊員であり、結果として殺したり殺されたりする。これが国を守る実力組織の宿命だ。

南スーダンPKO派遣部隊の活動は、戦闘を行ったわけでなく、PKO法による国連の平和維持活動なのだが、まさに危険と背中合わせの活動た。

だからこそ、現場からの日報を「政治的思惑」で取り扱い、「あるものをない」等にすれば制服組の暗黙の反発をかうのは当然だ。

「存在するが非開示」とすればよかったのだ。

軍事組織を統べる人は、軍事の重みをガッチリ背負い、ストイックでなければならない。

事態に「正対」しなければならない。小野寺防衛大臣に期待する。

米国のカウンターパートは、歴戦の強者マティス国防長官だ。

マティス国防長官の米国議会上院での承認は98対1、長官がNATOの指令部に就任挨拶で訪問した時は、各国司令官から「おかえりなさい」と信頼の賛辞を受けたという。

6月完全失業率は2.8%、女性の就業者数は過去最多。正規の職員・従業員は対前年比68万人増~総務省統計局長からレク

総務省、統計局長から7月中旬に公表された労働力調査等の詳しい説明を受けた。

労働力調査では、女性の就業者数が2891万人と過去最多になるなど景気の好調が裏付けられた。

とりわけ失業率の2.8%超は、完全雇用の状態であり、正規従業員数も対前年比68万人増

関連して、厚生労働省の調査で有効求人倍率が、1.5を超えたことが報告された。

正規雇用の有効求人倍率が1.0を超えたことは、画期的なことで確実に景気は上昇している。

合わせて、平成28年経済センサス活動調査の速報集計の報告を受けた。

この調査は、4~5年に1回ほど実施されるが、国内すべての事業所・企業を対象として売上金額など、同一の時点で網羅的に把握する調査で「経済の国政調査」と呼ばれている。

平成27年の我が国の売上は、1603兆5千億円、付加価値額294兆8千億円。平成23年と比較すると売上は20%増加、付加価値額(売上-仕入) 20%増加である。

企業数は368万社、事業所数562万社、従業員数は5744万人。平成24年度と比較すると、企業数▲6.3%、事業者数▲2.5%、従業員数2.9%増だ。

分野別等、詳細によむと様々なことがわかり、面白い統計だ。

南スーダン日報問題について、防衛省、防衛監察本部より報告

自民党政調国防部会が、本日午後4時から開催され、北朝鮮によるミサイル発射と南スーダンPKO派遣部隊の日報問題の特別監察本部の報告書についての説明があった。

私は、

①部隊の危機管理上、公表できない情報はあるだろうから秘匿することは大事だ。

国民が疑念に思うのは、「あるものをない」と言う体質だ。

②報告書の内容が組織的に共用された行政文書であるとの説明は了承するが、「意思形成中のもの」や「公表すると影響が出る情報」には非開示とする規定がある。

何年経って、歴史的評価を加えるための資料のための公文書の取り扱いとは、当然異なる。

③制服組が生身をさらして、PKO任務に就いている。

現場の情報がなかったことにされたら、戦前の大本営発表と同じだ。制服組は背広組に不信を持つ。情報の正確な取り扱いが重要。

最前線で危険と隣り合わせの制服組から、信頼を勝ち得てシビリアンコントロールの観点から「事実と正対」することが大事だ

と意見を述べた。

 

 

2020年もうひとつのオリンピック、国連犯罪防止刑事司法会議(通称コングレス)~各国の司法大臣や検事総長等、4000名の会議

本日、法務省と外務省の幹部がレクに来て、2020年のコングレスについて、8月中に閣議決定すると報告があった。

 国連犯罪防止刑事司法会議(通称コングレス)は5年ごとに開催される。

 犯罪防止、刑事司法の分野の対策や国際協力のあり方について検討し、政治宣言を採択する。

出席者は、司法大臣や検事総長などハイレベルな参加者で構成される。

 前回は2015年カタールのドーハで開催され、149か国から4000名が参加したという。

日本からは、検事総長ほか、法務、警察、外務の各省庁からなる政府代表団が出席した。

このドーハでの会議で、5年後の2020年に日本での開催が決まり、政府は候補地を募集して場所の選考が最終段階にはいったという。

 2020年4月開催は方針として決まっているので、もうひとつのオリンピックだ。

しかも国際間の刑事、司法の方向を決める相当重要に会議だ。