「微笑ましい日本とロシアの大学生との交流を国会にて―秋晴れの国会見学」
私が武蔵野市長時代から取り組んでいるロシアのハバロフスクとの交流事業で、特定非営利法人武蔵野・多摩ハバロフスク協会が日本の大学生5人とロシアの大学生11人との交流の一環で国会見学に来てくれた。
若さあふれるパワーを感じ気分も空も晴れやかだ。
<国会をバックにパチリ>
私が武蔵野市長時代から取り組んでいるロシアのハバロフスクとの交流事業で、特定非営利法人武蔵野・多摩ハバロフスク協会が日本の大学生5人とロシアの大学生11人との交流の一環で国会見学に来てくれた。
若さあふれるパワーを感じ気分も空も晴れやかだ。
<国会をバックにパチリ>
今日の早朝、ラクビ―W杯で日本代表は28―18でアメリカを破り3勝を挙げた。得点差で決勝進出を逃したが、南アフリカ、スコットランドと三つ巴の戦いは凄い、過去W杯予選で3勝して決勝に出られなかったのは初めてだという。
初戦で南アフリカを破ったのが単なるフロックではなかったことを証明した。この勝因が世界一の練習量と大和魂による団結心にある事が度々指摘されている。
なにしろ、外国選手も一丸となって「君が代」を歌い、そのために何回も練習したという。五郎丸が予選の得点王か?日本人と外国人が一体となって最高のプレーをする。日本が明治維新、昭和20年の終戦以来、第三の開国を迎えている時にラクビ―の活躍は未来の形の一つを現している。
安倍第三次改造内閣が先週発足し、私も総務副大臣として内閣の一員となった。新しい日本の歴史につなげていきたい
本日、第三次安倍改造内閣の総務副大臣を拝命した。私の担当は、地方自治および公務員の定員管理などの行政管理だ。
皇居にて16時45分から副大臣認証式にのぞみ、17時に認証を受けた。
18時から官邸で、第1回副大臣会議。その後、総務省で幹部の出迎えを受けた。
8年前に政務官の仕事をしたが、古巣に帰った気持ちだ。
明るいうれしい誇らしいニュースが続く。ノーベル賞にW杯ラクビーの活躍、明らかに日本が上潮にのっている。
木村先生は、週刊誌がノーベル賞間違いなしと先行して受章報道をしていたが、改めて本日の各紙の記事を読むと非凡さ偉大さに打たれる。
なんと言ってもアフリカの風土病の人々数億人を失明の危険から救ったというから凄い。毎日新聞の記事では3億人救うとある。
オンコセルカ症(河川盲目症)の治療薬は米大手製薬メルク社と共同研究の成果とのことだが、大村先生とWHOの共同提案でメルク社が無償で、アフリカ中部に配布して1,800万人を助けたという。素晴らしい。
報道された大村先生の評伝によれば、定時制高校教師、東京理科大学大学院生、山梨大学、渡米してウエスレーヤン大学、北里研究所という経歴も独自で多彩だ。
さらに産学共同の特許料で後輩のために研究施設や病院までつくったという。実に様々なことを考えさせられる大村先生のノーベル賞受賞だ。
ラクビーW杯も日本代表チームは予選の最終戦がアメリカに勝てるかな?早朝から夜まで1日3セット、4セットと凄い練習量。本物だ。
日本の一番よい面が出た上潮だ。
第10回目の「青少年のための科学の祭典」が小金井市の学芸大学キャンパスを使って公開された。例年1万人近い親子連れの入場で賑わう。
各教室を舞台に出展ブースが100ある。とうてい全部は見きれないのだが、2時間かけて数ブースを見る。
小金井市の小中学生の出品は夏休みの自由課題、自由研究だ。様々なテーマのレポートや作品が並んでいる。
2008年から数年掛けて市内を流れる野川流域に生息する生物を観察した作品。将来の生物学者か。
日野市在住のフリービデオカメラマンが撮った多摩川中流域の生き物の記録も凄い。夜中の1時過ぎに撮影したタヌキの映像も楽しい。タヌキの目玉が光っている。魚や昆虫、動物、鳥と多角的にビデオに収めている。
撮影者の井上氏は語る。「護岸工事によって樹木が切り倒され整備されると総てが消える。」「樹木や草地があって虫がいて、それを食する鳥類や小動物がいて、更に猛禽類や中型動物がいるのです。それがないと食物連鎖も起らない。」
夕焼けを背景に椋鳥の大群が乱舞する映像が美しい。その風景も林を切られて、既に今は無いという。「我々は後世にどういう風景を残すのか?」。井上氏の言葉が重い。
理数教育の充実が叫ばれて久しいが、学芸大、農工大、多摩六都科学館等が協力する「青少年のための科学の祭典」は日本一の展覧会だ。
<野川流域の生物を四季を通じて観察した中学生>
<多摩川中流域の生き物を撮影している井上氏>
本日昼より、武蔵野市肢体不自由児者父母の会50周年記念式典に出席。
肢体不自由児者を持つお父さん、お母さんが立ち上げた会だが、父母の会の不断の努力が武蔵野市の障害者福祉を前進させた。
少し長くなりますが、創立50周年の記念誌に寄稿した原稿を以下のとおり記載いたします。
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「創立50周年おめでとうございます。伊藤雪子会長を始め、歴代の役員の皆様、それを支えた会員の皆様のご努力で今日の武蔵野市の障害者福祉政策が充実してきたものと、心から感謝と御礼を申し上げます。
武蔵野市の障害者福祉は、昭和30年代から40年代にかけて小中学校の各種の障害児学級から始まりました。
障害児の義務教育が軌道にのってくると、放課後対策や卒業後対策をどうするか全世代を念頭においた活動が始まりました。
昭和40年に障害児を持つお父さんお母さん達が立ち上がり肢体不自由児父母の会を作ったのは、このような時代背景でした。
私は、昭和41年に武蔵野市役所に入所し保険厚生課という部門に配属されたので、障害者福祉の黎明期の雰囲気を昨日のように思い出します。
昭和50年代は千川作業所を皮切りに民間有志による福祉作業所が活動を始めた時期でした。
昭和50年私は市議に当選、当時のいずみ作業所の運営委員になり、様々な身体障害者の皆さんと行動を共にしました。
元市長の後藤喜八郎さんの令夫人が先頭に立って「障害者も街へ出よう」と運動をなさっていたのを鮮やかに思い出します。
私は昭和58年に市長に就任しましたが、当時行政関係者の評価は「障害福祉の町田市 高齢者福祉の武蔵野市」でした。
民間の福祉作業所によるきめ細かいサービスは大事だが、基幹となるべき市の施設を作ろうと決意しました。
財政力日本一の武蔵野市は障害者福祉でもトップでなければ市民の期待に応えられない、就任二年後の昭和60年長期計画策定時に「市立の障害者施設の検討」を入れました。
長期計画の策定委員の皆様からは、都の行政との住み分けや、どこまでやるのか方針を固めないと後年度負担が大変との適格なアドバイスをいただき、その成果が平成5年の武蔵野市障害者総合センターに結実しました。
これらの施策をすすめるたびに、肢体不自由者父母の会から様々なアドバイスをいただきました。
皆様の要請の中で、強く心を動かされ実現したのが「桜はうす今泉」と「なごみの家」です。365日24時間の親の会関係者が運営する施設をつくるきっかけは
「普段はこども達を親が見ていますが、病気や慶事、弔事で施設に預かってもらいたい時があります。」「その時、日頃こども達を見ていない施設に預けるのは心配です。喉に物が詰まると救急で病院に運び、すぐに切開します。
でも背中をポンと叩くと出る子もいます。」「小さくても良いから、良く気心の知れた障害児の状況をわかっている仲間が運営する施設を作って下さい。
私達は責任を持ちます。」桜はうす今泉は、今泉さんという方からご寄付をいただいた平屋建ての小さな家ですが、そこを改造して、緊急ショートとして運営を皆さんの手に委ねることにいたしました。
私が感銘を受けたのは、皆さんの自立の精神です。「天から授かった大切な我が子を親としてしっかり支えます。でも力及ばないところは、行政が力を貸して下さい。」この精神こそ、行政を動かし施策を進める原動力だと思います。
その後、平成15年には国の支援費制度、平成17年には障害者自立支援法が成立し措置から契約に代わりました。
一見、権利が保障されたように思います。しかし小規模施設の中には団体補助がなくなり、運営が困難となり、取り残されている施設もあります。国や都の政策を補完して、市政はこのような施設にも目配りをして欲しいと思います。
50年にわたって市職員、市議、市長、衆議院議員と行政に関係してきて実感しています。役人は一生懸命やるけど定期的異動するし、当事者ほどの知見は持っていません。そこで皆さんの出番です。
50周年を機に、これからも親の立場で活動を続けられることを心から期待いたします。私は衆議院議員として制度をつくる立場になりましたが、地域社会を代弁して血の通った制度をつくるために努力することをお約束してご挨拶といたします。」
明日10月1日、高市大臣を本部長に推進本部が立ち上がる。
10月から、全国各市区町村のマイナンバー(個人番号カード)の通知が始まる。
マイナンバーの発行は来年1月からだが、通知を出すと市民から様々な問い合わせが市町村役場に殺到するだろう。十分な体制を組まなければならない。
マイナンバーカード発行は国の事務だが、市町村に委託する。いわゆる「法定受託事務」だ。前面に出るのは市町村だが、総務省が全面的にバックアップしないと出来ない。
総務省の幹部にかねがね体制を強化することを求めてきたが、明日から総務省に「個人番号カード交付円滑化推進本部」が出来ることになった。
共産党の売りは、「一枚岩」「確かな野党」「政党交付金は貰いません」だ。
国会にいて議論を聞いていると、民主や維新は相当肌合いが異なる。
維新の人達は憲法改正に賛成の人もいるし、民主党の中には国際情勢の変化を捉えて、きちんと防衛政策を語るべきという人も数少なくない。
仮に三党が政権合意したら、どういう政権構想が出来るのだろうか、不思議だ。
激増する外国人旅行者に日本人の個人の家に料金をとって宿泊させる。その取引をWEB上で行なうことは是か非か。
本日9/25の朝の政調で論議されたAirb&b:エアービーアンドビー社の担当者が来て現状を報告。
WEB上で個人の家を登録し利用者に提供する。旅館業法の適用は受けていない。この方式を世界各地で展開している。
基本的にはWEB上でのマッチング業なのだが、物やサービスの仲介と異なり相当なリスクも存在する。
旅館やホテルの営業をする者は、旅館業法上のチェックを常時受けると共に、犯罪の疑いがあれば警察の捜査の対象になるが、個人の家では難しい。感染症のパンデミックや凶悪犯罪がおきてもただちに対応がとれるか問題だ。旅館業法逃れと思われてもやむを得ない。
外国人観光客の増大が経済活性化をもたらすとか、地方創生につながるという見方もあるが、国家の秩序を冒してまで野放図に行なえば、気が付いた時には手が付けられなくなる。
訪日外国人が1000万人を超えたのは2013年でわずか2年にも満たない、それが本年2015年には2000万人近いと見込まれる。
日本社会に与える影響を総合的に検証せず、イケイケドンドンで良いのか。
Airb&b社の説明資料もHPをプリントアウトしただけのものだ。情報を可能な限り知らせないという姿勢がありあり。無国籍企業に日本を荒らさせてはならない。
中国の言う米国との新大国関係とは何を指すのか軍事的なリバランスか?
数年前に中国軍首脳が米軍首脳に対して「太平洋をハワイで東西に分けて、米軍が東側の軍事的秩序維持に責任を持ち西側は中国が担う」という主旨を語ったと米国連邦議会軍事委員会で証言したのを思い出した。
日本は新しく平和安全保障法制を整備し、日米同盟の絆を強化する意思を明らかにした。
新時代始まる。
米中首脳会談が報じられる中、安倍総理は国連総会出席時にバイデン副大統領と会談するという。
日米両国の中国に対する牽制球だ。
民主党の大統領候補は、クリントン氏ではなくバイデン大統領が選ばれるのだとの観測。
共和党はドナルド・トランプ氏が今のところ優勢のようだが、選挙まで間があるのでトランプ氏の過激発言を楽しんでいるのだろう。
安倍総理の外交は壺にはまっている。
今朝、自民党税調が開催。軽減税率導入についての論議が交わされた。EU並の軽減税率を導入し、食料品全体に適用すればお金持ちがより大きく軽減されることになる。
10%時に1万円のメロンを買う人で8%の軽減を受ければ、200円の軽減を受ける。一方、100円のキュウリを買う人は2円だ。
これでは逆進性を補修することにはならない。低所得者の年間の食費(酒を除く)を推計し2%を掛け算して、それを上限にすべきだ。
生活必需品は軽減されるが、メロンを買う人はそれなりに負担してもらうというが、逆進性の解消にも繋がり公平だ。
EU方式の上限なしの食料品減税は反対だと述べた。
平和安保法制が参議院でヤマ場をむかえ、鴻池委員長の不信任決議を否決した。その後、ただちに「質疑打切り動議」を可決して法案の採決に入り、
16時30分に賛成多数で委員会で可決(自由民主党 公明党 次世代の党 日本を元気にする会 新党改革)が賛成した。
今後は、参議院本会議での採決となる。野党は採決を阻止しようと委員長席に殺到したが、与党議員が壁となり鴻池委員長を守り可決。
衆議院議員は、内閣不信任の提出に備えて、禁足待機である。深夜10時前後に延会の手続きか。
参議院の審議をテレビで注目しながらも、自民党は政権政党として台風18号対策など着々だ。
政調文部科学部会で集中審議しているのが「義務教育の段階に相当する普通教育の多様な機会の確保に関する法律」だ。
不登校児童対策のためのフリースクール支援の法案だが議員立法で法案提出成立を目指している。
この法案のPT座長の馳浩代議士は、教師の資格を持ちかつプロレスラーというユニークなキャリアである。
全国の小中学校に通っている子ども1000万人、不登校12万人、そのうちある程度、学校に通っている子ども10~11万人。
残り1万人が年間180日以上欠席の不登校児だ。
不登校の定義は、「年間30日以上欠席している」子どもだが、とりわけ180日以上欠席が深刻だ。
フリースクールの形態は多様だか、不登校児の居場所になっている。このフリースクールを各市町村の教育委員会の指導のもとに不登校児に合わせて、
個別学習計画を立てて、復学卒業、社会に旅立たせるための法案だ。
明治以来の学校教育に風穴が開くという指摘もある。今日は東京シューレなど実践活動している方々をお招きして実情をヒアリング。
私は「少しでも子どもにチャンスを与える施策には賛成だ、さらに前向きに問題点を煮つめよう」と発言。
今朝の国土強靭化総合調査会のもう一つのテーマは南海トラフ巨大地震だ。
名古屋大学の金田義行教授から、理化学研究所のスーパーコンピューター「京」を使っての被害想定がCGで再現されたリアルな映像だ。
海底でおこる地殻変動から津波が和歌山、白浜、御坊市などに到達する映像など、極めて訴求力が強く人々に対する啓発となるだろう。
世界1、2の実力スパコン「京」の力を実感する。
首都直下大地震はシュミレーションしましたかと言うと「まだです」との答え。火災の延焼状況が難しいという。今後の研究に期待。
本日(15日)朝、政調・国土強靭化総合調査会で台風18号と阿蘇山の噴火について国土交通省、気象庁から緊急報告
国管理の利根川水系鬼怒川の堤防決壊を始め、都道府県管理河川の宮城県鳴瀬川水系渋井川等で18か所、合計19か所で堤防が決壊した。との報告
アメダスの観測データによると24時間雨量は、上流の日光市五十里で551mmを始め軒並み250mm~300mmだ。
日光市では1年間の平均雨量の1/3が1日で降ったことになる。
国交省は排水をポンプ車45台24時間体制ですすめている。
常総市の浸水地域は最大41k㎡武蔵野市、三鷹市、小金井市を合わせた面積に達したが、9月13日の時点で約15k㎡に減少しているとの報告。
国交省は各地からTEC-FORCE(土木工事の緊急展開チーム)を集めて決壊した堤防の仮復旧に向けて全力、今週末には荒締切が完了予定だという。
行方不明者15名の捜索と共に一日も早い排水と堤防の仮復旧の完成を祈る。
国交省のTEC-FORCEは阪神淡路大震災に学んで、各地方建設局単位で創設された土木工事のチームで、さらに国土地理院や土木研究所が加わっている。
災害がおこると全国動員して現場にかけつけるスペシャリストだ。
今回は9月14日現在延べ574名、災害対策車輌174台が派遣、現地で救援に従事している。
次の大雨が降る前に排水、復旧することを期待!
阿蘇山が今朝、9時45分噴火爆発。黒煙と白煙がのぼっている。
昨年から木曽御嶽山、口永良部島、箱根、桜島と噴火爆発が続く。
さらに相次ぐ台風、9月上旬ですでに18号だ。
鬼怒川は越水、堤防は決壊し、25km2が浸水、9月12日早朝には首都直下を震源とするM5.3の地震。
一方この数年、中国の尖閣諸島への領海侵犯、小笠原周辺のサンゴ強奪等、緊張が高まっている。
日本よ、日本人よ、あわてず危機に備えよという天の啓示か。
本日午後2時―5時まで家族会・救う会・北朝鮮拉致救出議連共催の全国集会が開催され安倍総理、山谷拉致問題担当大臣を始め各党の代表が出席した。
席上拉致被害者のご家族を始め特定失踪者(疑いがあるものの拉致されたと認定されてない方々)のご家族の方々の切実な訴えが、胸に響くと共にご家族の高齢化が目立った。
昨年の北朝鮮とストックホルムで再調査の合意があってから、いっこうに調査が進展しないことに参加者の苛立ちが見える。
金正恩の指示で拉致の再調査が決まったのだが、金正恩が独裁者であるだけに逆に期待が高まったが実際はなんら進展していない。期待が高まっただけに落胆、徒労感が強いのだ。
むしろ拉致以外の日本人遺骨問題などが分離先行する恐れがあることを懸念している。
これらの関係者の気持ちを反映して決議案には
と決議した。
例年のことだが、共産党と社民党は欠席だ。
<国民大集会に2,000人の参加者>
被災地は広大、武蔵野・小金井両市が水につかったようなものだ。
排水に国交省の特別チームが堤防の築造と合わせて全力を挙げているが、まだ先が見通せないという。
住民の衛生状態が心配だ。自宅で生活することもままならない。自民党の災害対策委員会では衛生管理とならんで農地の被害・救済も議題に。
激甚災害の指定は被害状況を把握して1ヶ月ぐらいになる。
激甚災害の認定を受けると道路、橋梁、公共施設などは100%国費で補填するが私有物件はまた別だ。
住民にとってこれからが長い戦いになる。
茨城、栃木、宮城で一夜明けて住民の救出が続く、自然災害に立ち向かうのは消防・警察・消防団・自衛隊等だが、今回のような河川氾濫で水害が広域にわたる時は、ヘリとゴムボートなどによる救出が中心となる。
消防・防災ヘリや県警ヘリは、多いところでも数機だが自衛隊には100機単位で運用出来る。さらにゴムボートも多数所有し、オペレーション要員も充実している。
昨日から今日にかけ、雨雲は北上して宮城にも被害が拡大している。記録的な大雨に、海上保安庁のヘリも投入された。
救出された人に避難所に対する支援は、各市町村の職員と消防団だ。健康面へのサポートは保健所、医師会の出番だ。
犠牲者が少ないことを祈る。
本日、昼過ぎ大雨により鬼怒川の堤防が決壊、NHKの実況を見ると住宅が濁流に呑まれた。
河川の堤防が整備されてなかった昭和30年代、40年代の映像のようだ。仕事の合間をぬってテレビに釘づけだ。
映像には建物の屋根で助けを待つ人、孤立した電柱で助けを待つ人、警察、消防、やがて自衛隊ヘリ、一刻も早く助けないと夕闇が迫る。後ろ髪をひかれながら3時からの自民党政調会、内閣部会・国土交通部会で自転車利用促進法、家族の絆を守る特命委員会では
相続制度改革、さらにIT戦略特命委員会・マイナンバー利活用推進小委員会に。
5時に議員会館に戻り、秘書に状況を聞く3時のNHK画面にいた電柱につかまっていた人、屋根にいた人は救助されたという。
ヘリの機数が多い迷彩をほどこした自衛隊機が大活躍だ。日没が迫る今日の残りの時間もあと1時間、それ以後は夜間だ。頼むぞ自衛隊、消防、警察。
明日緊急に自民党は災害対策本部会議が開らく
今朝、自民党政務調査会マイナンバー利活用委員会が開催され、内閣官房や総務省からマイナンバー導入状況について聞いた。
「行政手続における特定個人を認識するため番号利用等に関する法律(マイナンバー法)」の改正案が成立して、全国1740の区市町村は一斉に準備にはいった。
この制度は全住民に12桁の番号を付番して通知し、行政手続に利用する。さらに希望者には顔写真付きのマイナンバーカードを無料で発行して交付する。今年の10月から通知とカード発行の受付が始まる。
住民は交付されたマイナンバーカードを利用して、様々な行政サービスを受ける際の証明(個人認証)として活用する。本人確認の手続が省略、簡略化されることになる。
このカードはあくまでも希望者に交付するのだが、労働保険や社会保険の手続、税務署への電子申告(イータックス)など多方面にわたる利活用が想定されるので、企業単位でマイナンバーカードを申請したりの大作業となるだろう。
住民基本台帳制度は、住民の「居住関係」を「公証する」と共に選挙権をはじめ、公教育を受ける権利や国民健康保険等社会保障を受ける権利など、様々な権利義務関係の基本となるべき台帳だ。日本国のもっとも基本的な「公簿」といえる。
戦後70年、住民登録法、住民基本台帳法、IT時代になり住民基本台帳ネットワークというように変遷してきたが、マイナンバーとマイナンバーカードの二つのシステムによって、IT時代に対応した利活用の仕組みが出発することとなる。
私は政調の席上、区市町村がきちんと対応できるよう、総務大臣を本部長にするような体制をつくるよう要請した。
朝7時45分安倍総裁候補の出陣式、一方野田聖子さんは8時に撤退の記者会見
野田さんは総裁選立候補にあたって「義を見てなさざるは勇なきなり」と語った。年齢の高い人が使う言葉だが、まさにその通りなのだ。勇気を出す前提の「義」がなければ勇気は湧かないし誰もついて来ない。
国家運営の根本命題は経国済民の経済、国の存立と国民の安全の国防、次世代を育む教育の三本柱だ。さらに時宜の課題として人口減対策、地方創生、社会保障などがあるが、いずれも安倍内閣が取り組み成果をあげつつある課題だ。
立候補の大義がなかったのだ、野田さんは迷走したが撤退は賢明だ。
中韓両国は、どのような歴史的事実に基づいて対日戦争勝利というのか。
70年前の大東亜戦争の評価は様々あってやむを得ないが、歴史的事実ははっきりしている。日本は、太平洋や東南アジアにおいて米国を主敵として戦って負けたのだ。日本各地を空襲したのは米国、原爆を投下したのも沖縄上陸戦も相手国は米国だ。結果として、中国は米・英・仏・ソと戦勝国側になったが、その時戦勝国としての地位を代表したのは、蒋介石の国民党政権である。
韓国は日韓合併で日本領となり、むしろ日本側だった。自国にとって不都合な事実であろうとそこから対話が始まるのでは、自国民向けパフォーマンスといっても物には限度がある。
軍事パレードを報じた朝日新聞は、習近平主席の重要演説を載せなかった。中国は歴史の歪曲だと言うのを避けたのかな。安倍総理や中谷防衛相の一言一句は、上げ足をとるが、中国共産党政権にはダンマリか。読売系はきちんと指摘をしている。朝日新聞の衰えを感じる。
新聞を整理していたら、8月14日に出した安倍総理の70周年談話に対する世論調査の結果が記載されている資料が出てきた。
改めてよく読んだら、朝日新聞、読売新聞の世論調査の数字がピッタリと合っている項目に気がついた。
(朝日新聞)
「戦争には何ら関わりのない世代の子供たちに謝罪を続ける宿命を負わせてはならない」。この主張に共感しますか?
回答‐共感する63%、しない21%
(読売新聞)
「先の世代の子供たちに謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」。今後も日本は謝罪を続ける方が良いと思いますか?
回答-そうは思わない63%、謝罪を続ける方が良い27%
各紙の世論調査は問いかけなど少しづつニュアンスが異なり、答えも異なるのだが、この答えの数値は63%とピッタリ一致した。
国民の心理はいつまで謝罪を続けるつもりなのだというのが偽らざる心境だ。
武蔵小金井駅南口駅前広場に面した地区1,8haを再開発する計画が、30数年前から検討されてきたが、権利者の永年の努力と稲葉市長のネバリ強い行政手腕によって、ついにスタートした。
この地区は、駅前広場の南側に面した一等地だが、個人の住宅やアパートなどが密集すると共に敷地内は4m未満の細街路しか無く、災害時の危険性が指摘されてきた。土地の所有者と借地債権者等60人が権利者だが、この度、合意に至って再開発組合が正式に設立された。いよいよ事業が始まる。
1,8haの土地に地上27階建地下3階建、高さ97mの二棟のビルをつくり、地上3~4階が商業と公共施設それ以上が住戸となり、約690戸を予定している。地上1階部分は、オープンスペースを広く取り、賑わいとふれあいの空間となる。
国が30億円、都・市が各15億円の補助金を支出する。木造平屋細街路の地区が、堅固・不燃で8mの区画街路や敷地内オープンスペースも広く、快適・安全な街に一変して小金井市の公共空間として貴重な宝となるだろう。
小金井市は15億円の補助金だが、完成後は690戸の住戸や商業施設などの誘致により、住民税・固定資産税などの収入により数年で投下した資金を回収出来るだろう。
市議会でこの都市計画に賛成したのは、自民・公明・民主だが反対したその他の政党やグループは、何を考えているのか。50年近く行政に携わってきた私には、さっぱり理解出来ない。