安倍総理、初の出席-新憲法制定議員同盟総会。99歳中曽根康弘会長ご壮健。

安倍総理、初の出席-新憲法制定議員同盟総会。99歳中曽根康弘会長ご壮健。

5月3日の憲法記念日を控え、本日午後4時から新憲法制定議員同盟の総会が憲法記念館で開催された。

5時からの式典にはロシア、イギリス訪問から帰国したばかりの安倍総理も初の出席。

安倍総理は自民党総裁として出席したとして、次のように述べた。

1)憲法に指一本ふれてはならないという時代が長く続いたが、内外の情勢の変化でようやく機が熟してきた。今では憲法に指一本ふれてはいけないと考える人はごく少数。

2)改憲か護憲か、から脱皮して新しい時代に応じた憲法のあり方を考えるべき時。

3)政治家は学者でも評論家でもない。結果を出すことが大事。国会しか発議できないし、決めるのは国民だ。

4)自民党は谷垣総裁の時に改正憲法草案を作ったが、これにこだわらない。

5)野党の皆さんを含めて衆参で2/3の多数を持ち寄って議論を深めようと語った。

中曽根康弘会長は、明治憲法も現行憲法もよく役割を果たしてきた。しかし時代の変化と共に、国民の手で国民憲法を作るべきだ。

明治憲法は薩長が中心でつくったし、現憲法は占領下つくられた。今こそ国民の手による真の国民憲法を作るべきだと力強く挨拶した。

5月27日は99歳になるとのこと。脱帽した。

 

<憲政記念館にて>

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