「岡田民主党代表の外交感覚-独メルケル首相との会談で日韓慰安婦問題を持ち出す」

「岡田民主党代表の外交感覚-独メルケル首相との会談で日韓慰安婦問題を持ち出す」

メルケル首相が慰安婦問題についてどこまで理解しているか不明だが、現在日韓で国際的にギクシャクしている現状を考えれば、メルケル首相としては「事実と直面して和解を」という結論になる。

その事実が問題なのだが、これだけならまだしも、独はナチスのホロコーストについての見解を述べ、周辺国と和解の一歩となったという話につながることは明白だ。

ナチスのホロコーストはユダヤ人の人種絶滅を主張し、600万人のユダヤ人を虐殺した、ドイツ国家挙げての未曾有の犯罪行為だ。

慰安婦問題をナチスのホロコーストに関連付けられるような機会を与えてしまう、岡田民主党代表の外交感覚についてまったく疑問だ。

昔から言われる事がある。

「与野党は国内問題では対立するが国益がかかった外交では一致する。」

岡田代表の見解は?