小池知事の人気にかげりー目黒区長選挙5000票離して、現職が6選を果たす

小池知事の人気にかげりー目黒区長選挙5000票離して、現職が6選を果たす

目黒区長選挙では、現職の青木区長が25439票得票し、小池知事の推す新人の伊藤悠候補を5000票離して当選した。現職は強かったと言えばその通りだが、小池知事の異例の厚い支援も通じなかったことになる。

都民ファーストと国民民主推薦の伊藤悠候補の応援に小池知事は3回も入ったという(4/22読売朝刊)。そもそも、3回も特定候補の応援に入ること自体が異例である。知事や市長は、選挙で選ばれる政治家だが同時に執行権を直接行使するガバナーであり、メイヤーだ。知事は、自治法上、東京都を代表する地位にあり、全都民を包摂する役割でもある。

目黒区は基礎自治体であり、都と区は行政上連携協力する関係でもある。その現職相手の区長選挙に都民ファ推薦の新人に肩入れして3回も応援に入るなど、異様でもある。

小池知事は、焦っているのかな?