中国のロゴマークの入った資料を内閣府の規制改革の有識者会議に提出した自然エネルギー財団-経済安全保障セキュリティ・クリアランスの対象では

中国のロゴマークの入った資料を内閣府の規制改革の有識者会議に提出した自然エネルギー財団-経済安全保障セキュリティ・クリアランスの対象では

公益財団法人「自然エネルギー財団」が再生可能エネルギー分野の規制改革をめぐる内閣府の専門家会議に、中国の国営企業のロゴマークの入った資料を提出した問題を受けて報告書提出。「中国の利益のために活動したという指摘は、全く根拠がない」とのこと。(4/9付け読売新聞記事)

記事よれば、問題の資料を提出した同財団の大林ミカ事業局長の中国渡航歴は11回だという。中国は長い歴史を持つ国だから、これはと思う人物は、徹底して接待する。接待されれば、悪い感情を持つ人はいない。ファンになり、やがて中国の情報を評価するようになる。中国の大人の外交だ。「胸襟を開いて話しましょう」が曲者だ。

自然エネルギー財団の報告書は中国政府・企業から補助金等を一切貰っていないとのことだが、中国国営企業入りのロゴマーク入りのペーパーを政府の規制改革会議に提出するなど、無意識のうちに“ドップリ”だ。

河野太郎大臣、脇が甘すぎませんか?この団体は出禁ですね。先週、国会で経済安全保障セキュリティ・クリアランス法が、自民・公明・維新・国民民主・立憲等の賛成多数で衆議院で可決。経済安全保障セキュリティ・クリアランスしっかりやらねば。