国会にはイスラムの専門家は、ほとんどいない-衆議院補選東京15区の飯山あかり候補は、本格的なイスラム研究者だという

国会にはイスラムの専門家は、ほとんどいない-衆議院補選東京15区の飯山あかり候補は、本格的なイスラム研究者だという

東京15区では、自民党衆議院議員が二代続けて汚職と選挙違反で辞職したので、江東区民は反自民党感情が強いのは当然だ。だからと言って自民批判や金権体質などを攻撃しているばかりでは、心ある区民の支持を得られないと思う。

日本保守党は自民党を強烈に批判して立ち上がった政党だから、やむを得ない点もあるが、国会に不足しているのはイスラム教の理解者。アラビストなのだから飯山あかりさんの経歴と能力をアピールすることが大事なのでは?

統計によれば、キリスト教徒22億人。イスラム教徒16億人だ。ハマスのテロによって始まったイスラエルとパレスチナの紛争には、イスラムの理解が欠かせない。

さらに、中長期にみれば、日本とより関係の深いインドネシアは世界最大のイスラム国だ。砂漠(土漠)の国のイスラムと湿潤の国のイスラムでは色合いが異なると思うが、浅学の私にはイスラムの考えも十分理解できないし、中東とインドネシアのイスラムの違いまでは全くわからない。

だからこそ、イスラムの専門家を何人か国会に送る必要がある。