「過激なイスラムと穏健なイスラムの対立-ナイジェリアやイエメンの惨劇について英ファイナンシャルタイムズの記事。」

「過激なイスラムと穏健なイスラムの対立-ナイジェリアやイエメンの惨劇について英ファイナンシャルタイムズの記事。」

日経は1月14日付6面で英フィナンシャルタイムズの記事を転載して、重要な指摘をしている。

フランス・パリ事件と並行して「ナイジェリア北部で数百あるいは2000人もの人々がイスラム主義のボコハラムに虐殺された。」

「イエメンではパリ事件のおきた11日にテロリストの暴力で37人が死亡した」という。

「犠牲者が西洋人でなければ関心が低いような状況では、イスラム過激派の攻撃が世界的現象だということが見逃される」。

「多くの政治家はイスラムと欧米との文明の衝突というが・・・穏健なイスラムと過激なイスラム対立であることだ」。

「欧米の指導者が言葉と行動によって過激派の挑戦がグローバルな問題であることを示すことだ」。

国際面の目立たない記事だが本質を示唆している。