閣議決定された来年度予算総額は106兆円。予備費が5兆円だから残り101兆円税収57兆円。今年度第三次補正予算19兆円とあわせると120兆円の15カ月予算だ。

閣議決定された来年度予算総額は106兆円。予備費が5兆円だから残り101兆円税収57兆円。今年度第三次補正予算19兆円とあわせると120兆円の15カ月予算だ。

100年に一度のコロナ感染症と言われているのでやむを得ないが、国債残高が一挙に100兆円以上増加し900兆円後半、地方の公債費200兆円プラスすると1,100兆円を超える。

日本の国民総生産(GDP)は550兆円前後だからGDPの二年分の国債の残高だ。来年度の税収は57兆円と見込んだが果たしてそこまでゆくのか。小泉純一郎首相時代は50兆円前後、2008年8月のリーマンショック以降の数年間は税収は38兆円ー45兆円前後、安倍内閣になって本格的に景気回復して二度の消費税増税で5%⇒10%となりその効果もありこの数年税収も50兆円後半となり、ようやく今年から60兆円見込めるようになった。来年度予算の税収見積もりは57兆円と発表されたがコロナ次第で大きく変わる。

尚、各市の予算は40%が固定資産税関係だからそんなに大きく下振れするところは少ないが、法人住民税の割合が高い所は変動が大きくなるだろう。