読売と朝日を読み比べると、国会論戦を忠実に報じる読売と焦点採録として一部しか報じない朝日の対比がはっきり

読売と朝日を読み比べると、国会論戦を忠実に報じる読売と焦点採録として一部しか報じない朝日の対比がはっきり

2月1日付の読売新聞と朝日新聞に前日の1/31に行われた衆参の予算委員会の集中審議が掲載されている。

読売は詳録として与野党質問者の顔写真入りで全面を使って報道している。

朝日は焦点採録として4頁に12字3段のみで、しかも紙面の右半分しか使っていない一方で、同紙面右上に12字5段組で「新型肺炎緊急事態改憲の実験台」、左に12字5段組で「首相答弁取り繕いでは」との記事。

読売は全面を使って国会予算委員会の論議の事実を掲載したが、朝日は十分の一以下の記事で報道し、自社の見解や評価を紙面半分近く記述している。

国権の最高機関である国会の花形の予算委員会の論議を重視する読売、軽視して安倍政権への評価・悪口(?)を優先する朝日の対比がくっきりと出た。

20代からの読者の一人として、誠に寂しい思いで読んだ。

また読売には、中国国内の共産党幹部の怠慢と処分が7面国際欄に載っていて、中国内部の混乱がうかがえる。