福島第一原子力発電所を視察して考えた。福島第一原発には吉田昌郎所長・指揮官がいて被害を最小に食い止めた。12km南の福島第二原発には増田尚宏所長の指揮官の下、空焚きを未然に防いだ。情の吉田、知の増田、二人の名指揮官がいて、M9という100年に一度の大震災を乗り越えたのだ

福島第一原子力発電所を視察して考えた。福島第一原発には吉田昌郎所長・指揮官がいて被害を最小に食い止めた。12km南の福島第二原発には増田尚宏所長の指揮官の下、空焚きを未然に防いだ。情の吉田、知の増田、二人の名指揮官がいて、M9という100年に一度の大震災を乗り越えたのだ

7/27に福島第一原発の被災と復興の現場を案内してくれた東電幹部は「私は当時、第二原発の広報部長をしていたんです」と自己紹介。多くを語らなかったが、M9という超巨大地震で第二も外部交流電源のほとんどが使えなくなり、冷却が不能になったのだ。その危機を乗り切ったことを思い出した。「そうそう、情の吉田、知の増田と言われましたね。第二までメルトダウンしたら、東京以北は人が住めなくなりましたね。危機一髪でした」

この二人の名指揮官の下に結集した大勢の東電社員・協力会社社員を中心に、関係行政機関や様々な人々の決死の活躍で日本は救われたのだと改めて胸が詰まった。一国民として、関係者の皆様に深い敬意と感謝を申し上げます。

福島の復興なくして、日本の復興なし。私たちに出来ることは、福島の原発事故を忘れない。美味しい農産物を食べる。そして、来年以降もさらに福島の魚介類を食べることです。