松下武蔵野市長の公私混同、3月1日号市報の一面コラムで原発批判の感想文を延々

松下武蔵野市長の公私混同、3月1日号市報の一面コラムで原発批判の感想文を延々

松下玲子市長は行政権限を与えられた市長と、政治家の政務を混同することで、市議会で度々厳しい批判を受けてきた。
3月1日号の市報の一面のコラムは10年前の東日本大震災と原発事故について書いている。
コラムの総てが原発事故と感想文、そして再生エネの導入が抽象的に触れられているのに過ぎない。幼稚な政治レポートだ。

都から供給を受けた水道水に放射能が検出されたとの記述がある。しかし公人の市長として発言するなら、当時具体的にどのような影響があったのか、それに対して市はどのように対応したのかを述べる必要がある。私も当時、武蔵野市の水道部に問い合わせをしたが、都水全体が汚染されたわけでなく、都が念のため取水して検査をしたら放射能が検出されたが極微量、利根川の表流水の影響との答えだった。
そもそも武蔵野市の水道水の源水は80%が300m地下の深井戸である。利根川や荒川の表流水を使っているのは23区が多いのだが、その後の具体的影響は聞かない。飲料水という生命の源をきちんとした調査もせずに不安を煽る。松下さん、貴方は現在武蔵野市の水道事業管理者なのですよ。無責任過ぎませんか。

原発の代替に再生エネの活用を述べているが、武蔵野市長としてどのような取り組みをしたのか具体的に述べなければ!  そもそも武蔵野市長は経産大臣でもエネルギー庁長官でもない。エネルギー政策の権限を与えられていないのだ。
このコラムを読んだ時、相当ひどい市長としての文章だなあと思っていましたが、今日タウン誌の記事を読んで合点がいきました。小さな記事で3月6日に武蔵野公会堂で反原発の集会があり、松下市長や菅直人氏が出席するとある。なあーんだ、この集会につなげる宣伝だったのかと納得した。松下市長、市政と直接関係ない貴方の主張なら、市報を使わずに個人の費用でやって下さい。
市議会議員が政務調査費を使って原発の是非のみを書いたら、公費の濫用で市民から返還請求が出されるでしょう。