松下市長の考えですか? 9月15日号の市報に吉祥寺本町3丁目の市有地6筆を売却するとの記事。紀伊国屋の近くのこの土地は再開発事業を促進するための代替地だが、この土地を売るということは、これから街の再開発事業は一切やらないという意思表示ですか?

松下市長の考えですか? 9月15日号の市報に吉祥寺本町3丁目の市有地6筆を売却するとの記事。紀伊国屋の近くのこの土地は再開発事業を促進するための代替地だが、この土地を売るということは、これから街の再開発事業は一切やらないという意思表示ですか?

この土地は吉祥寺駅から8分、かつて中規模の会社の事業用地だったが会社が移転し手放すことになり、市が再開発事業を促進するための該当者の代替地、諸用地として購入した。現に数人の人が購入して住まわれている。元々売るために購入した土地だから、行政財産ではないので売却そのものは法的問題はない。

しかし売却してしまえば、地権者が代替地に住宅地を希望した場合、手元のカードが切れなくなるという、将来の行政上の問題がある。別な角度で見れば、武蔵野市は都市の再開発事業や道路事業等、街作りはやりませんと宣言しているようなものだ。
仮に6区画全部売却しても3億6千万円だ。今、武蔵野市に必要なのは金ではないはずだ。吉祥寺を中心にしたリニューアル再投資計画の調査、研究、立案ではないのか。街は計画的に必要な投資を続けなければ古くなり、他地区との競争に敗れる。

武蔵境は北口地区とJR中央線高架化が完了。南口に複合市民施設のプレイスも完成、コロナ前は一日5000人の利用者で賑わっていた。20年間続いた武蔵境の地区の都市計画が完成した今、次は吉祥寺地区の未来を考えるべき時機が来たのでは。
松下市長、目先の事だけではなく未来を見据えて深く考え準備する。それが市長の役割ですよ。