日本人の生涯医療費2600万円、医療保険の生涯給付費2200万円

日本人の生涯医療費2600万円、医療保険の生涯給付費2200万円

人生100年時代を迎えて自民党政務調査会で公的医療保険制度の論議が始まっている。
昭和22~24年生まれの段階の世代が75歳を迎える事を念頭に改革を進めるためだ。11月6日、9日の両日、厚労省から出された基礎的な資料を見ていたら、生涯医療費の推計が出てきた。
日本人一人あたりの生涯でかかると考えられる医療費の平均は2600万円となっている。医療保険給付で賄われる部分は2200万円となっている。残り400万円が自己負担ということになる。人生100年なら年4万円だ。

何時でも何処でも誰もが保険証一枚でお医者さんにかかることが出来る国民皆保険制度の有り難さを数字で実感した。