小美濃市長、線状降水帯が武蔵野市周辺に停滞し120mm/hで1日300mmの大雨が降ったら、どこで洪水が発生しますか?吉祥寺は大丈夫ですか?
一昨日9/1は関東大震災の発災日。10万人の犠牲者の死を無駄にしないで、後世に活かすために「防災の日」となっています。
以来、地震に対する備えは徐々に整ってきています。9/1号の武蔵野市報に小美濃市長のコラムを読んでも、家具の転倒防止や携帯トイレ、感震ブレーカーに災害時トイレトラック等の記述があり着実に進んでいます。
一方、線状降水帯が滞留して120mm/hで1日300mmというのは、最近になって認識された新しいタイプの水害です。
富山・石川・福井等は河川の氾濫ですが、今までも台風による被害はありました。しかし、線状降水帯の滞留による被害は事情が異なります。台風のように予想できない上、台風以上の大雨をもたらします。富山・石川・福井の被災地の一日も早い復旧を祈ります。
武蔵野市は氾濫する河川もなく、崩落する山もありません。洪水対策には比較的恵まれた台地ですが、120mm/hとか、24時間で300mmとかの豪雨になると、下水道やそれに連なる河川が呑みきれなくなって逆流し、内水水害を起こす可能性があります。
かつて、下水道が普及していない昭和30年代には大量に降った雨が北町の一角に長時間滞り、井の頭池のボートを使って住民を救助した歴史もあります。現在は下水道が普及し、一時的に溜まった雨水を速やかに呑み込み、河川に排出します。さらに途中女子大通りには下水道幹線が敷設されていて、また女子大通りに面した小公園「東町1丁目そよ風緑地」の地下には8500トンの一時貯留槽も埋設されています。
雨による水害の安全性は高まりましたが、しかし120mm/hとか、24時間連続雨量300mmは経験したことがありません。河川が呑み込めなくなって逆流して、マンホールからの内水の氾濫は大丈夫でしょうか?とりわけ吉祥寺の中心商店街は地下に駐車場や電源を配置しています。水没の危険はないでしょうか?
武蔵野市の浸水ハザードマップ(令和8年7月)は東京都のシュミレーションを引用しています。想定は総雨量690mm、時間最大雨量153mmと相当激しい雨が降る想定です。境地区の自然河川の仙川(センガワ)流域や吉祥寺北町1丁目等を筆頭に、相当広い面積にわたって浸水する予想です。
この浸水ハザードマップは、ほとんど市民に知られていないので、市報等を全面に使って、定期的にPRすべきだと思う。