嵐の時は静かに歩けー憲法勉強会を始める

嵐の時は静かに歩けー憲法勉強会を始める

嵐の時はうろたえてはならない。来るべき日に備えて落ち着いて勉強しよう。

安倍総理の辞意表明の中、ポストコロナの日本を見据えて武蔵野市議会議員等と数人と日本国憲法の勉強会を始めた。教本は昨年10月に刊行された岩波文庫の「日本国憲法」だ。長谷部恭男氏解説のこの本には以下7つの文書が収録されている。

①日本国憲法

②大日本帝国憲法

③パリ不戦条約

④ポツダム宣言

⑤降伏文書

⑥日本国との平和条約(サンフランシスコ条約)

⑦日米安全保障条約

現在の日本国のあり方を決めた重要な文書が一通り網羅されている。文庫という手軽に読める形式がありがたい。これをベースに自民党が野党時代に作った憲法改正法案と、衆議院憲法審査会事務局に世界主要国の憲法の中に軍事がどう位置ずけられているでしょうか、何か資料はございますかとお願いした。さらに国立国会図書館から取り寄せてあった最高裁昭和34年12月16日大法廷判決。(憲法は我が国が主権国として有する固有の自衛権を何ら否定してはいないと、明快に判示した唯一の最高裁判決)を参考文献としたい。