令和元年の戦没者追悼式、戦後74年の歳月が流れ、歴史の中に位置づけられつつあるように思える

令和元年の戦没者追悼式、戦後74年の歳月が流れ、歴史の中に位置づけられつつあるように思える

8月15日、恒例の政府主催の戦没者追悼式が武道館で開催された。新天皇陛下がお言葉を述べられたが、陛下は戦後生まれで青春時代を高度経済成長期にお過ごしになられた方だ。お立場上、皇太子殿下時代から、深く日本の歩んだ道を学んでこられたと拝察するが、戦前生まれの上皇陛下とは又戦争の受け止められ方も異なるのではなかろうか。

ご遺族として参列された方々も直接、戦争を体験された方が少なくなってきた。歴史を感じる。
靖国神社にお参りして、千鳥ヶ淵戦没者墓苑に向かう。途中、インド大使館の前では大勢のインド人が集まって、イベントに参加していた。千鳥ヶ淵墓苑では11時頃、安倍総理や菅官房長官が参拝されるとの事で、警備の準備も始まっていた。帰途につくと街中は閑散としていて、人々は旧盆を中心に故郷や旅行に出掛けたのか静かで、台風が近づいているのでニュースは台風情報が溢れていく。
かくして戦後74年の夏も過ぎてゆく。