中曽根康弘元総理は国鉄、電電公社、専売公社を民営化してJR、NTT、日本たばこ産業を誕生。同時に総理の公選を主張されておられた

中曽根康弘元総理は国鉄、電電公社、専売公社を民営化してJR、NTT、日本たばこ産業を誕生。同時に総理の公選を主張されておられた

中曽根康弘総理が就任されたのは昭和57年秋ですが、東芝の土光会長と二人三脚で行政改革を進めました。行革三昧と言っていたのを昨日のように思い出します。私は中曽根総理誕生の半年後に武蔵野市長となり、市職員の4,000万円の高額退職金是正を始め地方行革に取り組みました。中曽根総理は当時の30兆円の税金を投入していた国鉄を民営化して、国に税金を納めてもらうようにすると主張してしまいましたが、30年経過して見事実現しました。さらに20代で青雲塾を立上げ、口癖は総理公選でした。各省の壁を取り払うのは総理を直接国民が選挙で選ぶのが一番と主張していました。今日の官邸主導見ると、中曽根首相の悲願がひとつの形として実ったと言えます。戦後の政治に大きな足跡を残された中曽根元総理のご貢献を偲び心からご冥福をお祈りいたします。先週10月17日、内閣・自民党合同葬。