中国 武漢市ではコロナの死者4,634人との公式発表だが、現地の医師はゼロが一つ足りないとコメント

中国 武漢市ではコロナの死者4,634人との公式発表だが、現地の医師はゼロが一つ足りないとコメント

中国の発表する数字に信憑性があるのかという疑問は、常につきまとっている。強力な情報統制国家だからである。

昨日6月27日の朝のテレビで、現地のレポートが報道された。モザイクのかかった映像で現地の医師が語る。

「現場の感覚では、死者の数はゼロが一つ足りない感じだ。病院に入院できずに亡くなったコロナ患者も大勢いる。死亡原因にコロナと書かず、即火葬と書くよう当局から指示された」と。

新型コロナ感染症の発生当時の武漢では、突貫工事で1,000床単位の仮設病棟を何棟か作っている画像が連日放映されていて、強烈な印象だった。確かに4,600人の死者では済まないのでは?

日本では専門家会議が記者会見して「本来、政府のへの助言機関のはずが政策決定機関のような印象を国民に与えた。役割分担を明確にすべきだ」と発言。その中で「無症状の人からも感染する」という情報について、「パニックになる」などとして政府が削除を求めたことや、「1年以上の長期戦」との文言が、政府の意向で削られたことなどを認めた。

今は新聞・テレビだけでなく、スマホ等でSNSでも自由に情報が行き来する時代だ。国民のほうが世界の情報を把握している。

中国のように情報を統制しようとすると、政治が信頼を失うことになる。