世界中から法曹人が5000人も集まるオリンピック級の国際会議、コングレス―法務省はもっと力を入れてPRすべきだ

世界中から法曹人が5000人も集まるオリンピック級の国際会議、コングレス―法務省はもっと力を入れてPRすべきだ

2020年4月20日(月)~27日、京都国際会議場で第14回国連犯罪防止刑事司法会議が開催される。日本開催は50年ぶりとのことだ。
この会議は5年に一度開かれ、世界中から法学者、裁判官、検事、弁護士等が参加。前回はカタールのドーハで開催され149ヶ国から4000人が参加した。日本では5000人を超える参加者が見込まれる。

議題は①犯罪防止戦略、②刑事司法システムの課題、③法の支配の促進、④テロや新興の犯罪形態の防止と、国際協力及び技術支援等だ。とりわけ近年頻発するネット犯罪や途上国の汚職、暴力、人権侵害などが話し合われるという。自民党本部で法務省大臣官房、国際課長他、担当者から概要をヒアリングして次のように提案した。
①日本のソフトパワーである法の支配の貫徹を全世界に知らせる絶好の機会なので、法務省を中心にオール日本で取り組んだらどうか
②国際的経済活動を続ける経団連などにも協力を要請したら
③国民は全くといってよい程知らない。マスコミにも情報提供して重大さをアピールするべきだ
④京都がメイン会場だが、東京でも法の支配と人権大会など開催して、関東周辺のロースクールにも協力してもらって関心を高めたらどうか
⑤自民党で議連ができるとのこと。大いに活用して国民的盛り上がりをつくって下さいと申し上げた