プーチン氏しかウクライナ戦争を止めることが出来ないとすれば、ロシアの侵略を決して認めない反撃の実績を作りつつ、「引き分け」との印象をどのようにロシア国民とプーチン氏に持ってもらうか ー核攻撃阻止が至上命題だ

プーチン氏しかウクライナ戦争を止めることが出来ないとすれば、ロシアの侵略を決して認めない反撃の実績を作りつつ、「引き分け」との印象をどのようにロシア国民とプーチン氏に持ってもらうか ー核攻撃阻止が至上命題だ

ウクライナをNATOが全面支援を続け、ウクライナ国民が愛国心に燃えて戦い続ける限り、ロシア軍は通常兵器では勝てないことがハッキリしてきた。兵士の士気は低く、IT技術には決定的に遅れ、補給もままならない。

プーチン氏が当初目標にした祖国ロシアの栄光の勝利は望めないとしたら、どういう停戦があるのか。

マリウポリのアゾフスターリ製鉄所地下に避難していた非戦闘員の子ども・女性等の市民は国連の仲介で10日ほど前に全員救出された。プーチン氏も自制をもって対応した。

プーチン氏は日本の北方領土返還について、柔道の「引き分け(二島返還)」を日本語で語った。ここにヒントがある。グテーレス国連事務総長の行司役の出番だ。