プーチン大統領に国際刑事裁判所が逮捕状を出した。戦争を起こしたからではなく、子どもを連れ去ったからだ

プーチン大統領に国際刑事裁判所が逮捕状を出した。戦争を起こしたからではなく、子どもを連れ去ったからだ

3/17に国際刑事裁判所が戦争犯罪の責任者として、ロシアのプーチン大統領に逮捕状を発出した。ウクライナの子どもたち1万6000人を拉致して、ロシアに連れ去ったことが理由だという。

戦争そのものが犯罪の対象でなく、戦争によって引き起こされた個々の非戦闘員虐殺や子どもを連れ去った行為が戦争犯罪だ。ロシアの言い分は、戦闘から子どもたちを安全な場所に移動させたのだと主張。

それにしても現代の日本人の平和感覚からすると、戦争そのものが戦争犯罪というふうに理解しがちだが・・・。世界では、戦争は自国の存立と国益のために行う必要な武力行使だという位置づけだ。

長く平和に慣れた日本人にとって厳しい現実が、目前に突き付けられている。