ファクターXそのⅢ―自省と忖度、国民の力と靴を脱ぐ文化

ファクターXそのⅢ―自省と忖度、国民の力と靴を脱ぐ文化

①強制力(罰則)を伴わない自粛要請が出されると、すぐにコロナ感染拡大防止に自分は何をすべきかと自省し、周囲を忖度し適切な行動をとる。マスクの着用や適切な距離など、強制された訳でもなく、社会全体の利益を瞬時にして理解し対応する国民の力―これこそ日本最大のソフトパワー
②靴を脱いで部屋に入る文化もウィルスの侵入を防いでいるのでは。山中先生が語る、コロナウィルスのしぶとさは靴の底で生き残っている疫学的、専門的見地からの分析がこれから行われることになります。
永年かけて作り上げた、日本の風土と行政水準と日本人の文化も、ファクターXとして着目されるべきではないでしょうか。