チキンラーメンを発明した安藤百福さんが私財を投じて作った安藤スポーツ・食文化振興財団、青少年を対象に陸上競技、自然体験、食文化活動とユニーク

チキンラーメンを発明した安藤百福さんが私財を投じて作った安藤スポーツ・食文化振興財団、青少年を対象に陸上競技、自然体験、食文化活動とユニーク

チキンラーメン、カップラーメンは今や世界中の人が食べるワールドスナックだが、これを発明した安藤百福さんの財団がユニークだ。
食べることと自然と身体を動かすことが人間の原点と考えた安藤百福さんは、陸上競技が基本と小学生を対象に振興し、全国小学生クロスカントリーリレー研修大会を毎年主催、全国から小学5・6年生500人が参加する。
さらに長野県小諸市に1500坪の自然体験活動指導者養成センターをつくり、ロングトレール、ツリーハウスプロジェクト等、全国から集まる指導者44名を対象に行っている。
大阪池田市と横浜市に発明記念館をつくり食の大切さと発明に対する挑戦の志を持つよう、啓蒙事業を行っている。
安藤財団の基本財産は日清食品ホールディング(株)の株790万株と現金5億5千万だ。「『歩』育と食育ですね」との説明に安藤百福精神を実感した。