イベルメクチンの臨床研究を速度を上げて進めるため、北里大学に研究費を増額してほしいと二階幹事長に要望

イベルメクチンの臨床研究を速度を上げて進めるため、北里大学に研究費を増額してほしいと二階幹事長に要望

新型コロナ感染症の予防・治療薬としてイベルメクチンが有望という海外からの研究発表が相次いでいます。

イベルメクチンはノーベル医学・生理学賞受賞の大村智先生が40年前に発見・創薬した薬です。ウイルス由来の河川盲目症を防ぎ、アフリカで数億人の人が視覚を失うことを助けました。このことが人類に貢献したとしてノーベル賞を受賞されたのです。そのイベルメクチンが新型コロナウイルスにも効くとの海外の研究発表が相次ぎ注目されています。

大村智先生の所属する北里大学研究所では、これを臨床的に実証しようと治験を重ねていますが、資金が不足しています。政府は公的資金をすでに4億円投入してしていますが、治験を早期に完了するためには、さらに3億4000万円程度が必要になります。そこで昨日(5月19日)自民党の二階幹事長に面会してイベルメクチンの重要性について説明し、さらにお力添えをお願いしました。

イベルメクチンについての評価は、大いに効果があったという研究と有意の効果は認められなかったとの評価もあります。しかし、イベルメクチンは過去に数億人に40年間に渡って投与されてきましたが、副作用がないことが特徴です。この特徴を生かして、軽症者や自宅療養者に活用できないものだろうか?

大阪などで自宅療養のまま亡くなる方の話を聞くと心が痛みます。リスクがほとんどなく、効果があるなら積極的に取り組むべきではないでしょうか。新薬なら慎重の上に慎重であるべきですが、何しろ40年間に渡って数億人に投与してきた薬なのですから。

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