「雨の全国戦没者追悼式・靖国神社・千鳥ヶ淵墓苑」

「雨の全国戦没者追悼式・靖国神社・千鳥ヶ淵墓苑」

72回目の終戦記念日がめぐってきた。例年は猛暑なのだが、今年は小雨の中挙行。

11時から靖国神社に参拝した。雨のせいか普段より落ち着いた感じ。境内は参拝客で一杯だ。自民・民進・維新・日本のこころ等、超党派の議員が参拝した。

 

政府主催の全国戦没者追悼式は、天皇・皇后両陛下ご臨席の下、例年通り厳かに執り行われた。天皇陛下のお言葉の中に「過去を顧み、深い反省と共に」のお言葉があった。

 

安倍総理は、現実の政治を担っている立場からの追悼だが「戦争を憎しみ、平和を重んじる国として」という一節があった。言葉のアヤだが「戦争を憎む」という表現の中に、北朝鮮ミサイル問題を抱えて、打つ手が限られていると安倍総理の心中を垣間見た思いだ。

 

国立千鳥ヶ淵墓苑は、日本が独立した直後の昭和28年に建設され、海外の戦場で倒れた戦士と軍属や戦没者で身元の分からない「無名戦没者」が葬られている。年々収集するご遺骨が少なくなってきたが、一昨年、超党派の議員立法で「遺骨収集促進法」が制定されて以来、厚生労働省社会援護局の担当課の人員と予算も倍増した。

 

昨年は海外で2000柱以上を収集、墓苑に収めることが出来た。無宗教で祭壇には安倍総理の一対の花と関係各団体の花が供られていた。拝礼

2017靖国神社   2017全国戦没者追悼式

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