武蔵野市は保育園の補助金を3000万円も詐取されたのにも関わらず、市議会に5カ月もきちんと報告していない。市報にも一行もない
本年1/25東京新聞・1/26読売新聞と連日、民間保育園が補助金を過大請求した事件が取り上げられた。小金井市に本社をおく㈱コスモズが経営するコスモ保育園の建設だ。武蔵野市には武蔵境コスモ保育園が該当する。
この報道を受けて小金井市は直ちに㈱コスモズから報告を求めて、2月中旬に市議会に報告をした。ところが、武蔵野市は2月末から市議会定例会が開催されているにも関わらず、だんまりを続け、市議会の予算委員会が終わった3/24にA4版1枚の報告書を出したという。
4/10に当時の土屋美恵子議長の指示で文教委員会懇談会が開催され、ようやく概略が市議会に伝わったが、あくまでも懇談会で会議録はない。さらに、4/16から始まった武蔵野市議会議員選挙があり中断したという。
市報には一行も書いてないので、市民は保育園建設で不正請求があったことを知らない。小金井市と比較すると、武蔵野市の隠そうとする姿勢が際立っている。
武蔵野市の職員の名誉のために付言すると、情報公開請求による市の面談記録によると、㈱コスモズの代表と対応した課長、担当課長、係長は各々きちんと発言し、事実を把握し、真実に迫ろうと努力している。このような公文書を積極的に市議会に公表して、さらに市報等で「補助金の過大請求事件があり、現在調査中」ぐらいの報告はすべきではないか。
松下市長、市は被害者なのですよ。なぜ、かばっているのですか?