麻生金融担当大臣に「貴方は年金を貰っているか」と古ぼけた立憲民主の質問ー麻生財閥の御曹司の麻生さんが生活費に困るわけがないでしょう

麻生金融担当大臣に「貴方は年金を貰っているか」と古ぼけた立憲民主の質問ー麻生財閥の御曹司の麻生さんが生活費に困るわけがないでしょう

65歳で退職して90歳まで生きるとすると、年金プラス2000万円の金融資産が必要と金融審議会が答申書を書いたが、麻生財務大臣兼金融担当大臣は政府見解と異なり、国民に誤解を与えると受理しないことにした。との報道。

喜んだ野党は「年金は100年大丈夫」との政府説明と違うと追及している。政府の説明は100年という表現も凄いが「マクロ経済スライドなどを導入した今の年金制度は100年大丈夫」という意味で「年金だけで生活して総て足りる」ということではない。モデルで考えれば、2000万円程度の金融資産を若い時から貯めて下さい。という意味だ。

そもそも国民の大多数は、年金だけで老後の生活が足りるとは考えていない。20年前に話題となった“きんさん・ぎんさん”100歳の双子姉妹が、テレビの出演料をどうするのかと聞かれた時「老後のために貯金します」と答えたことを思いだす。

それにしても立憲民主の質問はお粗末だ。麻生金融担当大臣は麻生財閥の一族だ。資産も十分あるに違いない。その麻生さんが年金を貰っているか否か知らないと答弁したことをテレビの前で得々と述べる。

「大臣は庶民感覚がないぞ」という絵柄だが、手垢のついた古ネタだ。

国民は麻生さんが麻生コンツエルンの一族だということを十分承知なのだ。誤解を恐れず言えば、財務大臣や金融担当大臣は庶民感覚がある小金に困る人では不適格だ。マクロ経済や金融政策は庶民の常識とはかけ離れた現象が起こる。それに適確に対応するためには、大金を運用した経験を持つ経世家が就任し責任を果たすべきなのだ。

立憲民主の感覚がこの程度なら、国民レベルの方が遥かに高い。