鹿野医師ーコロナと戦うふじみの救急病院長が新しい救急病院を小平市に建設。昨日、地鎮祭が執り行われた

鹿野医師ーコロナと戦うふじみの救急病院長が新しい救急病院を小平市に建設。昨日、地鎮祭が執り行われた

コロナが流行しだした2年半前から、コロナを恐れず「今こそ、未知の感染症と戦うのが使命」と献身的に治療に乗り出したふじみの救急病院の鹿野晃先生が新しい挑戦を始めた。小平市に130床の救急病院を開設する。昨日秋晴れの中、地鎮祭が開催された。

医療機関の全体的配置は東京都が定めた二次医療圏ごとに計画的に整備される。小平・西東京・東久留米・清瀬等、この地域は北多摩北部医療圏として人口割合に比較して病床数が不足していた。都の整備計画に基づいて増床することになり、鹿野先生が手を挙げたのだ。

地鎮祭の挨拶で、鹿野先生は次のように抱負を語った。

「救急病院は、まず患者さんの応急措置。それが一段落すると検査。それから手術等の必要な措置というのが普通だ。救急は1分1秒が大事。私は、このこれらを一挙に出来るような病院にしたい。ハイブリッドERが目標です」

「患者さんに対してコンビニエンスな病院でありたい。救急の現場にいて救急医として体験したが、患者さんから深夜などに相談があるとこの程度の病状で夜中にと思いがちだ。しかし、軽い症状でも重い病気が隠されているかもわからない。患者さんには、自分が軽いか重いか理解できない。なんでも相談にのれる患者本位の治療を行いたい」

鹿野さんの新しい挑戦が始まる。開院、竣工は来年令和5年12月の予定。