私憤で戦う菅直人氏、公憤で戦う長島昭久氏

私憤で戦う菅直人氏、公憤で戦う長島昭久氏

菅直人氏の立候補の理由は「長島は俺が面倒見たのに、十分な挨拶もなしに許せない」これは私憤ですね。

長島昭久氏は語る「米国で学んで、共和党・民主党が競争、協力する政治を見て羨ましく思った。当初、保守二党論で民主党に入ったが、民主党がどんどん変質してゆき共産党と協力することになり、これではついて行けないと思った。日本国の平和と存立、国民の安全のためにリアリティのある安全保障政策をとる自民党で仕事をしたい」

立派な動議だ。政治の世界には合従連衝がつきものだ。公の志を優先して党派を変える。これを公憤という。

今回の選挙は私憤の菅直人候補者と公憤の長島昭久候補者の戦いだ。

菅直人さんは、社会市民連合から始まって転々、社会民主連合・社会党と統一会派・新党さきがけ・民主党・新進党・希望の党に行きかけたが、小池百合子さんの左派はダメとの拒否で、やむなく立憲民主党でしょう。小沢一郎さんと組んでいますが、若い時代の志を忘れたのですか。