津波てんでんこ というが、消防団の人々には街の人たちを誘導していて、てんでんことはとても言えない。260名が犠牲になった

津波てんでんこ というが、消防団の人々には街の人たちを誘導していて、てんでんことはとても言えない。260名が犠牲になった

東日本大震災で公務に従事する人たちが、多勢犠牲となりました。市区町村の職員をはじめ警察・消防・自衛隊、避難を呼びかけ続けて流された職員もいます。

殉職した一番多い職種は、非常勤の地方公務員の消防団員です。住民を避難させるために誘導をしているうちに住民と共に津波に飲み込まれた消防団員が260名にあがります。

津波が来たら、てんでんバラバラに逃げよという教えか「津波てんでんこ」と言いますが、消防団員にとっては住民の方々を置いて逃げるわけには行かなかった。犠牲になられた住民の方々と消防団の方々に心からご冥福をお祈りします。