武蔵野市議会議員に当選された方々へー政策的違いはあるでしょうが、行政執行の不公正、不合理、不可解な処分については、市民代表として超党派で厳しいチェックをしてください

武蔵野市議会議員に当選された方々へー政策的違いはあるでしょうが、行政執行の不公正、不合理、不可解な処分については、市民代表として超党派で厳しいチェックをしてください

激戦を勝ち抜いて、見事に当選おめでとうございます。

5月1日から新任期が始まるので、新人の方は間もなく市議会議員としての活動が始まることでしょう。私も市議を2期務めましたが、市民の顔が直接見えて、市民との距離が近く、とてもやりがいがあったことを思い出しています。

市議会議員は各自が掲げた目標政策があるので、それぞれ力の入れる方向が異なってきます。しかし、共通していることは市長側への行政監督権の行使です。

武蔵野市議会基本条例では、前文で
「…市長と…市議会との二元代表制の下で運営されています。(中略)、それぞれ独立、対等な立場で、お互いに尊重し…」
「…市長等が執行する事務事業の監視及び評価…」
「…情報の公開、積極的な市民との対話、論点及び争点の明確化、意思決定の過程を明らかにすること…」
等の原則が宣明されています。

さらに第3条、第12条等で改めて「事務事業が適正に行われているかを監視し及び評価する」と記されています。

国会を中心とする議院内閣制と異なり、市長は住民から直接選挙で選ばれ、リコールでもない限り四年間の任期を全うします。大統領制の市長の権限は強大です。だからこそ、市議会の監視、評価が大切です。市政の運営が恣意的にならないよう、新しい市議会に期待しています。

市民常識から見て、不公正、不合理、不可解な行政処分があれば、超党派で厳しく行政監督権を発揮するようにお願いいたします。