横浜市長選挙。林文子候補は勝ち目のないのを承知で立候補したのだろう。3期目、IR推進を政府の後押しで主導したが・・・

横浜市長選挙。林文子候補は勝ち目のないのを承知で立候補したのだろう。3期目、IR推進を政府の後押しで主導したが・・・

林文子候補は3期目で政府の方針に呼応してIR(カジノを含む統合型リゾート施設)誘致を表明して推進してきた。ところが、菅政権の有力閣僚の小此木前国家公安委員長がIR反対を表明して立候補。自民党の大半の市議・県議が推薦したとの報道。「いったい、私の主張はなんだったの?」の思いだろう。

小此木前衆議院議員は議員活動を通じて、私も十分面識があり、その剛直なお人柄と言動は信頼のおける人物だと敬服してきた。横浜でもコロナ禍の中で、IRどころではないとの空気が拡がったのだろう。今回の立候補の動機は、ご自身の生まれ育った横浜市の未来を考え、IR反対に梶を切ることが横浜市民と自民党のためになると一身を投げ打ったのではないかと推測する。