松下市長、良心的職員の声をなぜ聞かないのですか?「吉祥寺駐輪場売却で随意契約は出来ません。土地の交換も出来ません」と職員が意見。今夜、市民報告会

松下市長、良心的職員の声をなぜ聞かないのですか?「吉祥寺駐輪場売却で随意契約は出来ません。土地の交換も出来ません」と職員が意見。今夜、市民報告会

令和3年9月、吉祥寺駅1分の市の駐輪場を隣地所有者の㈱レーサムに売却し、駅から3分の㈱レーサム所有の土地を交換のようにして市が購入するための庁内プロジェクトチームの検討会が始まった。吉祥寺駅前の超一等地を売却するなど非常識な取引は、市制75周年で初めてのことだ。そのプロジェクトチームは関係する部・課長によって翌年3月まで5回の検討会が行われた。

その中で、良識ある職員が主張した。
「随意契約で特定の事業者に売却は出来ません。競争入札が必要です」
「事業者の土地との交換は出来ません。二つ土地は価格が違い過ぎます。二つの土地は各々別個の契約になります」
堂々と、法と正論を主張した市職員がいたことは救いだ。

そこで市長等が考え出した理屈は、㈱レーサムが駅から300m離れた土地を市に売ってくれたら、駅から1分の市の土地を“代替地”として売却する“交換的手法”だ。ここには詭弁と大きな問題点がある。
① 代替地は公共事業を促進するため、あらかじめ市が確保していた土地を提供するのだが、今回は公共事業ではないので“代替地”ではない。
② 都市計画法等の公法ではなく民法の任意の契約による取引なので、これを“交換的手法”と称し“代替地のような”ふりをして随意契約で売却した“脱法的手法”の行政処分なのだ。

結局、部・課長のプロジェクトチームで良心的職員が法に基づく正論を発したのに、市長等は脱法行為で隣地所有者㈱レーサムに優先的に随意契約で売却したのだ。最初から隣地所有者に売却することを目的とした取引としか考えられない。不合理・不自然・不可解な取引だ。

公人としての松下市長の資質が問われている。

今夜、市民報告会。
武蔵野公会堂 ホール(吉祥寺駅南口徒歩2分)
夜6時30分