朝鮮半島非核化の必要経費は日韓に負担してもらい、米国は出さないとトランプ大統領ー日本は拉致問題がある

朝鮮半島非核化の必要経費は日韓に負担してもらい、米国は出さないとトランプ大統領ー日本は拉致問題がある

15日(金)に開かれた自民党政調外交部会で、外務省から米朝首脳会談とトランプ大統領と金正恩委員長の各々のコメントが発表となった。

朝鮮半島の非核化に両首脳が合意したのだが、注目すべきはトランプ大統領の「非核化の費用は日韓が負担し、米国は負担しない。」との発言だ。

〇トランプ流に言えば米国は圧倒的軍事力を持っているのだからいつでも核抑止力を行使できる。

〇朝鮮半島の非核化によって最大の利益を得るのは日本と韓国だ。非核化の費用を負担するのは当然だということなのだろう。

16日の日本テレビの番組で安倍総理は発言した。

〇朝鮮半島の非核化が確証されたのは成果でありトランプ大統領に感謝する。

〇非核化の費用は国際原子力機構(IAEA)の調査費用等のことだ。

〇日本は拉致問題が解決しない限り北朝鮮への経済援助は行わない。

〇日朝首脳会談を行う準備は始めたい。

北朝鮮をめぐって流動する東アジア情勢、北朝鮮に対して核抑止力を持たない我が国のパワーは経済力だ。