広島県呉市断水3270戸、愛媛県宇和島市4864戸ー26万3,000戸あった断水戸数が3週間で8,500戸に復旧

広島県呉市断水3270戸、愛媛県宇和島市4864戸ー26万3,000戸あった断水戸数が3週間で8,500戸に復旧

昨日7/30、自民党災害対策本部が開催され、出席。以下報告。

夏場だけに水道が出ないのか一番住民にはこたえる。水道復旧が急務だが、復旧のスピードは相当なだ。大部分の都市で復旧したが、最後まで残っているのが広島県呉市と愛媛県宇和島市だ。

呉市は土砂崩れによりポンプ場が損壊した。現地でポンプ場の復旧は困難。近辺に仮設ポンプ場の配管工事をすすめている。8/1より通水テストとの報告。

宇和島市は浄水場が土砂崩れで損壊した。二か所に仮設の浄水施設を整備するという大工事だ。用地確保、水利調整、整地が完了し、浄水設備の据え付け、配管工事を実施中。自衛隊が協力して導入する7基の浄水設備のうち最大のものが、7月26日に現地に到着したという。8月下旬までかかるのではと当初の見通しを8月上旬に大幅前倒し8月上旬に施設完成。通水との見通しとのこと。何よりだ。

長野県から鹿児島県まで全国の半分近い被災地、被災状況の中、3週間でここまで来たのは素晴らしいスピードだ。

鉄道の復旧が一番時間が掛かりそうだ。とりわけ山脈をぬうように走る、生活密着型の路線はいたるところで寸断されている。過疎地を通る鉄道に多い赤字路線が厳しい。