安倍元総理の国葬は、国会で議論したほうが良いのではと武蔵野市民ー国会は立法府です。国の儀式の執行は行政府の内閣の仕事です。そもそも儀式の在り方は、論議すべきことでしょうか

安倍元総理の国葬は、国会で議論したほうが良いのではと武蔵野市民ー国会は立法府です。国の儀式の執行は行政府の内閣の仕事です。そもそも儀式の在り方は、論議すべきことでしょうか

武蔵野市の中央図書館に行ったら、知り合いの男性から安倍さんの国葬について意見を聞かれたので、人のいない場所で小声で話した。

マスコミで各政党の意見が報道され、共産党のように国葬反対をいう政党がある。立憲民主は8月に参議院議員選挙後の議長選出等を行う臨時国会を一カ月程度行い、そこで国葬について議論しろ等という、相変わらず手続論を主張している。

これらの背景を受けての質問だが、私は次のように答えた。

① 国会は国権の最高機関であり、唯一の立法機関であります。国会は法律を定め、予算を決めますが、行政の執行機関ではありません。 
② 日本国憲法65条では、行政権は内閣に属すると定めているのですから、国の儀式の在り様は内閣が定め執行します。
③ 中曽根元総理の葬儀は、内閣と自民党の合同葬で行われ、費用の半額は国費で賄われています。
④ 安倍晋三元総理は合計8年余り、憲政史上で最も長期に渡り内閣総理大臣を務められた公人中の公人ですし、選挙中に凶弾に倒れるという国民主権を否定するような最後でもありましたので、民主主義の原点である国民主権を守るという意味もあり、「国葬儀」という形式を内閣が採用したということでしょう。
⑤ 安倍元総理は世界中がダイナミック構造変化している中で、日本の行方について大きく舵を切った方で、傑出した政治家だと尊敬しています。
⑥ 国葬儀は9月27日で調整しているようですが、私は一国民として葬列の端に並ぶつもりです。

と答えた。「そうか、土屋さんに聞いてよかった。さらに考えてみるよ」との言葉。