在日ミャンマー人の在留許可を延長。帰国すれば危険と隣り合わせ。実に良い決定だ

在日ミャンマー人の在留許可を延長。帰国すれば危険と隣り合わせ。実に良い決定だ

法務省出入国在留管理庁(旧入国管理局)がミャンマーの国内情勢に配慮して、ミャンマー人の在留許可を延長したとのニュース。日本の静かなる貢献だ。GOOD!

ミャンマー国軍のクーデターで国内が混乱。抗議活動の結果、軍が鎮圧。800人が犠牲になった。大事なことは、これ以上の犠牲者を出さないことだ。

東南アジア諸国連合(ASEAN)が1か月ほど前に総会を開き、参加国のベトナムも国軍代表が参加した。このような枠組みで、まず政権を握る国軍の実力行使を止めることが大事だ。クーデターの背景に中国の影響があるなどといわれるが、真偽のほどは定かではない。しかし、まず国民の犠牲者をこれ以上出さないよう沈静化するのが第一歩だ。

かつて日本はミャンマーの軍事政権下でも交渉のチャンネルを持っていて、今も影響力を有しているという。ASEAN諸国と連携して、硬軟おりまぜた支援を続けるべきだ。

クーデターや軍事政権は良いわけではない。民主化に向かうべきだが、まず第一歩として事態の鎮静化だ。

出入国在留管理庁の在留延長措置に拍手。