原子力白書に3.11以後の世界の原発の状況をわかりやすく書くべきだ―2週間前の自民党政調で

原子力白書に3.11以後の世界の原発の状況をわかりやすく書くべきだ―2週間前の自民党政調で

6月19日開催された自民党政務調査会内閣部会で原子力白書の原案が示され意見を求められた。

原子力白書本書は専門的で充実しているが広く国民に理解してもらうためには概要版の普及が大切だ。HPでも概要版を充実して欲しいとして私は次のように述べた。

➀世界のエネルギー事情の記述に3.11以降の世界各国の原子力発電の新設等記述すべきではないか。

②3.11時の放射能拡散の図とその後、年月とともに放射能の影響地域が減衰、減少されている図がある。この図は分かり易いので是非広く国民に知らせて欲しい。

③我が国は原発停止によりその不足分を火力発電で補っているが、主要国で火力発電の占める割合が極端に高い。このこともきちんと記述してほしい。

等々と述べて取りまとめは部会長一任となった。

今週永岡部会長より電話があり、土屋の発言を活かすように文章を修文したと連絡があった。原子力発電と福島事故について考え続けるのは国政に携わった者の責務である。